福島へ 温泉とお花の旅 part2

わたしが大好きな福島の温泉。

磐梯熱海温泉は、郡山市にあります。

最寄りの駅は郡山になります。
福島市からは、30分ぐらいで到着。
おばちゃんのおすすめの宿、オーベルジュ鈴鐘

全室離れの作り。

入り口。青磁というお部屋です。
玄関を入るとスタイリッシュなドアを開けて
暖炉のある広いリビングへ

内湯も温泉ですし、アメニティグッズもフェラガモのもの。
ウエルカムドリンクは挽きたてのコーヒーとお菓子はマカロンとチョコレート。

窓から眺める雪景色
メインベッドルーム
中庭からの空。冬の空です。

このほかに和室にはおふとんが準備され、贅沢な空間でスターチャンネルの映画を見ながらよもやま話。
ボディガードとハドソン川の奇跡と未知との遭遇を見ていました。

お食事は本当にすべて美味しかったです。
旬のもの、土地のもの、新しいチャレンジに満ちたもの、温かいものは温かく、冷たいものは冷たく。
お酒もいろいろとそろっています。
会津坂下町の飛露喜があったので、すかさず頼む私。
飛露喜はまぼろしのお酒とも言われたこともあるとてもおいしい日本酒です。

下の写真は朝ごはんのものです。晩御飯のときは、集中したかったので、カメラで撮影しませんでした。

朝ごはん
湯豆腐とお味噌汁も。

炊き立てのご飯。
暖かい湯豆腐。
滋養のある力のあるお野菜。

お風呂は、露天風呂と内風呂の2つ。
どちらも深く、しっかり肩までつかることができます。
露天風呂は、かけ湯をして雪を見ながらの雪見風呂。
こちらの源泉は熱かったはず!と思っていましたが、外気の寒さで長々と楽しんで。
内風呂は、贅沢に朝湯を。小原庄助さんの気持ちを味わいます。(民謡の会津磐梯山を歌ったりして)

幼いときからずっと大事な人。
温かい気持ちと、わたしはわたしでいいと教えてくれた人。

娘気分を味わいました。

福島には3月もクラス会で参ります。
もしレッスンできたらお花もっていきますね☆

 

 

 

 

冬の大雪金沢旅行 風景編

もうすこし金沢旅行のお話とお写真を。

記録的な寒波に襲われた北陸地方。
金沢の方も、富山の方もみなさん一様に「数十年ぶり」だと語られていました。

雪かきをしても、どんどん積もってくる雪。
金沢では「雪すかし」というそうです。

一夜明けて、晴天の金沢市 中心部 雪の華と青い空。

昨日の荒れ模様はすっかり収まり、木の枝には雪がついて、まるで白い花のよう。
すばらしい青空です。

角度をかえて。@旧制第四高等学校記念公園にて
旧制第四高等学校 記念公園から文化交流館を。

兼六園まで歩こうと思いましたが、歩道が大変危険な状態。
まだ入ったことのない四高文化交流館に目的地を変更。
旧制高等学校好きの血が騒ぎます。そしてレンガ造りの建物も、実に萌えポイント。

雪を踏みしめ中に入ってみましょう。

anima016と当時の勉強机。照明と。

やっと登場の私のアニマ。
四高の校風は『超然』。何事も動じない、自立の精神である。
by wikipedia

建物は現在記念文化交流館として、四高の校風、生徒の思い出や、歴史の品など、じっくり見ていたい展示物ばかり。
(テレビで寮歌祭の放送があると、祖父とみていた私です。二高の寮歌は歌えます・・・蛇足)

アニマ。当時の全体図の模型と
トスカーナ生まれのアニマ。雪に埋まりつつ。
雪と木々。右側が建物です。

午後は、白山比め神社に行くことにしました。
白山信仰の大本。加賀一之宮。
大変歴史のある神社。
そして調べてみると、加賀一向一揆の影響がここにも及んでいることがわかりました。
加賀の歴史は、一向一揆と、前田藩の治世は押さえておかなくてはいけないのです。

どんと焼きの準備中。雪をブルドーザーですかしながらの作業です。
石灯籠もしっかり雪に埋まっています

狛犬のヘアスタイルは

リーゼント狛犬

リーゼント。

 

重要文化財になっている社殿。新しいしめ縄が清々しいです
石積み、苔、シダ ここにも萌えが!

今回の旅行は、花(花々、雪の花、食の華)を思う存分楽しむことができました。

またたくさんの発見をしに、再来したいと思っています。

お会いできた皆様にも感謝を込めて。

冬の大雪金沢旅行 食べ物編

記録的な積雪となった金沢。

雪にも負けずに、
冬の美味しいものを堪能してきました。
まず初日の晩御飯。
はす家さん(香林坊店)へ。はす家さんは以前駅前店におじゃましたことがありますが、新鮮なお刺身と加賀野菜を使ったお料理、そして伝統的な加賀料理がとてもおいしいお店です。

宿泊先からなるべく地下街を通りぬけて片町へ。
アーケードがあるところは雪の影響は感じませんが、一歩細い路地を入ると、そこはスキー場のゲレンデ状態。
ところどころはアイスバーン、新雪と油断ができません。

はす家さん お通し ナスの長崎煮って何かしら。(下の黒いものです)美味しかったです
今日のお刺身6種盛り

魚を食べさせていたら機嫌が良いと言われる私。
お刺身は、たこ、エビ、サーモン、寒ブリ、鯖(ちょっと〆)、いか。

治部煮。かかせません。生麩もとろけるおいしさ 加賀レンコンも力強い味。
加賀レンコンと山芋の揚げ出し

金沢ならではのお野菜のお料理も。
とても滋養のある、丁寧に作ってある野菜の味がたまりません。

加能カニは半身で。
カニ酢とレモンもついてきましたが、そのままで十分。

加能蟹 証明の青い輪島港タグつきです。かにみそ味噌も。思わず無言

蟹を目の前にして会話が弾まなくなる私たち。
はい、蟹はどうしても無言で楽しんでしまいます。

お隣の方が、白子の石焼きを頼んでいるのを見て、尿酸値が、コレストロールが、などということを一瞬忘れました。

天ぷらはおなじみ。なべもお馴染みですが、石焼き??

白子の石焼き どんどん火がはいってくるので、お好みで。(はふはふしながらいただきました)でもちょっと焦げたところもまた美味しい。

このあと、STAR CLASSに行きました。
降り続く雪。

雪の夜 ただ一人美しい風景を眺めていました。

翌日は打って変わった晴天。まぶしいくらいの青い空と白い雪がとても清々しい日。

二泊するなら、日航ホテルの朝食をチョイスするところです。
お麩のフレンチトーストが印象的で、とてもおいしいメニューが盛りだくさん。

しかし、お昼にお寿司を予約していたので、朝食食べすぎ注意。
毎回おじゃまする金沢市外のMさんへ。(小さいお店ですので、お名前はお知らせいただいたらお伝えいたします。要予約)
このお店は、アトリエコジーの野崎三四子先生に教えていただいたお店です。

いか
ほうぼう
あじ

丁寧な仕事ぶりと誠実なお人柄のご夫婦。
いつもほろっと口の中でほどけるすし飯と、細かい気配りがされたすしネタに、次は何かな!?のドキドキも加わります。

時期の寒ブリ
中トロ
熱々茶わん蒸し (ここで白子入りか一応悩みました)

寒ブリと中トロは、どちらも選べないぐらい。

万寿貝 (ところによっては白貝というそうです)
万寿貝のひも ひもきゅう 万寿貝は北陸の呼び方だそうです。わたしははじめていただきました。香りも強く、貝の甘みもある美味しい貝です。
エビ。ガスエビ。

貝は土地によって初対面のものもあります。
東京湾ではふつうに食べることができる青柳(バカ貝)は、足が早いためにあまり遠方では出てきません。
それと同じように万寿貝は、わたしもはじめて食べました。
二枚貝をむいているのを見て、ホッキ貝?ミル貝ではなさそうだ・・・と興味津々。

うに。甘くておいしい。のりはいりません!!
うなぎ 白焼きで。関西風ですが、少し蒸しているので、柔らかいです。白焼き好きなので大満足
鉄火巻き

いつも思うのです。
うには絶対軍艦にしないでそのままで食べたほうが美味しいと。
でも、鮮度の問題があってなかなか美味しいうにに出会えるとは、限りません。

おなかがいっぱいなのに、最後にもう一貫だけ・・・
寒ブリかうにか、中トロか。

うににしました。

またの来訪を約束して。
ご縁に感謝です。

風景編へと続きます。

 

冬の大雪金沢旅行 お花編

カニ食べに行こう!♪

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結(むす)ビスト、大石明美です。

毎年晩秋から冬に、お魚を目的に日本海側に旅行に行くのが恒例です。

今回は「香箱がに(ズワイガニのメス)」の時期を外してしまったのが悔やまれますが、加能がにとお寿司をいただきに金沢へ。

大雪の情報から、完全防寒。靴も滑らないゴムのスノーブーツで。

なんと一晩で40cmの積雪。ついたこの日もあられやぼた雪、などで深々としている夜。

早朝の羽田-小松便。出発前に「天候次第で引き返す」という条件付きでありましたが、羽田空港へ。すると小松便が欠航!
ひとまず朝粥定食を食べて、次の便がどうなるのか確かめることに。

もうすでに13時までの便が欠航ということで、急きょ東京駅から「北陸新幹線」の「かがやき」で金沢入り。

こういうときにモバイルsuicaが役に立ちました。
羽田で空席チェック。そしてシート予約です、

さてはじめての北陸新幹線。、
揺れません、
静かです。
ところが糸魚川をすぎたあたりで、車内がざわざわとしはじめ、目が覚めて車窓から外を見ると
なんと一面銀世界。それも雪が降り続いて、1メートル以上は積もっていたように見えました。

金沢では、アトリエコジーの野崎三四子先生のところで、ボワットレッスンを。
というのは、昨秋ヴァンソンレサール氏のレッスンで、ボワット(ボックス)も行ったとディプロマ同期生のみなさんに伺い、ぜひ習ってみたいと想っていました。
そうしたら、金沢の三四子先生がローズバッドの箱もお求めになったと伺って、レッスンを快く引き受けてくださいました。

先生の生徒さんで富山から新幹線でいらした@largo20123さん(instagramのアカウント)ともご一緒できました。

ヴァンソンレサール氏のボワットレッスン アトリエコジーにて
雪のベランダで。

ボワット、茎を斜めにさしていくのがポイント。
そしてなによりもお花を優しく扱うこと。
ボックスフラワーを作ったことがある方は、「こんなに入るのですね!」と驚かれますが、
小さなボックスに、ラディッシュ(スプレーバラ)と多肉ちゃんとエアプランツ、そしてスイートピーの物語が出来上がりました。

ボワットレッスン 雪の金沢で。

フローラルナイフの使い方と、アクアフォームの切り方のこつも教わりました。

早速復習しています。
ナイフは花用に限らずなんでもそうなのですが、左右どちらの手を使ってよいのかいまだに悩みますので、解決できてよかったです。

そのあと、野崎三四子先生のご自宅から霰や粉雪が舞う中、アイロニーの認定校レッスンに参加してきました。
先生の生徒さんもその認定校レッスンが「習い初め」ということで、多くのみなさんが参加されていました。

またYSPDの同期生で金沢でアイロニーの認定校にもなったAllure de fleursの山下真代さんとも感動の再会。
一緒にお写真を撮りたかったのですが、人数が多くて探しきれなくて残念です。

金沢はアイロニーの谷口さん出張レッスンが、いち早く埋まって、なんと2日間の予定で行われました。
谷口さん、福田さん(芦屋店から)は、四駆のハイエースであのものすごい雪の中鯖江経由で、時間までに到着!
翌日の新聞で福井は積雪70cm。
運転お疲れさまでした。

 

パンジーとスイートピー(ラベンダー)、シレネ(グリーンベル)、ペパーミント、コロニラヴァリエガータ、の春爛漫ブーケ

会場のKUMU(新しいホテルです)は熱気につつまれていました。
谷口先生のデモンストレーションを見てからネトワイエ(下処理)をされている素材ごとの束から選び、並べて束ね始めました。

パンジーはこの時期大好きな花材です。年々好き指数があがっています。

でも、葉っぱをネトワイエするときに折れてしまわないように、丁寧に。
でもこれだけ丈が長いパンジーをそろえるのは、今年は特に大変だったことと思います。
日本全国ツアーで、4500本パンジーを仕入れたということです。

どの子もかわいらしく、谷口先生からOKをもらって結束とラッピングを。

会場の外は雪が降りやまず大変なことになってきました。
集合写真を撮影して、ご挨拶もそこそこにホテルまで歩いて向かいます。

宿泊したホテルから、夜に撮影したものです。とにかく融水の水と、シャーベット状になった雪と、アイスバーンになったところと、新雪が積もったところで、カオス状態の歩道。会場のホテルもこの通り沿いにありましたが、帰り道は傘を杖代わりに。

会場のホテルまで迎えに来てくれた夫と合流して、歩いてホテルへ向かいました。
ふだんならたいしたことない距離なのに、雪が降り続くなか、転ばないように歩くのは(特に夫)大変だったろうと思います。

雪の夜 ただ一人美しい風景を眺めていました。

夜はみなさん虜になるSTAR CLASSのさゆりさんの極上マッサージを受けてきました。
終わってすぐ、ああタイムスリップして最初からもう一度お願いしたいと感想をもらして。
大雪の、しかも夜に本当に心のこもった施術をありがとうございました。

さて、食べ物編に続きたいと思います。

 

明日香村へ

今回の旅の目的は、斎藤由美先生から直接ディプロマを受け取ること。ヴァンソン・レサール氏のデモンストレーションを目に焼き付けること。

それともう一つ大事な目的がありました。

7月に明日香村の栢森(かやのもり)の奥明日香さららさんで、明日香村の花材を使ってのボックスフラワーのワークショップを開かせていただいたのですが、そのお礼に伺うということです。

古墳と神社、史跡もセット。(というのは、古代史好きな私の血が騒ぐのです)

明日香村の奥。靄がかかって、渓流が流れる。それはそれは優しい空気が漂う場所です。

なんと!ラッキーなことに近鉄の特急青のシンフォニーに乗りました。
高級感とノスタルジックな座席

青のシンフォニーは一日二往復、近鉄阿倍野(天王寺)と吉野まで運行されています。
ふつうの特急料金プラス210円(橿原神宮まで)で乗ることができて、お得。
3両編成で、2両目は軽食とお土産が購入できるショップです。

実質2両しかないので、春のお花見、秋の紅葉のときは座席がとても取れないという話でした。

さららのおとうさん(坂本さんのご主人)のご好意で、橿原神宮までお迎え付き。ありがとうございました。

お土産とお菓子を吟味中
さららの文化祭の写真をアーティストの栗原亜也子さんが装丁した手作りアルバム
楽しい思い出がたくさん。
アルバムに収められた明日香村の花材を使ったボックスフラワーの写真

このアルバムの表紙は、栗原亜也子さんが桜の枝で染めたストールを表紙に使い、撮影した写真を自分で装丁した美しい表紙です。
和綴じになっているのも、趣があってばっちり。

さて楽しみな「さらら御膳」。
大好きな和の食。その土地で作られたものを丁寧に。
今回ダイコン餅(中央部)おかわりしたくなりました。
我慢我慢。おいしいデザートもあるのですから。

さらら御膳。体にいいもの。優しいもの。自然の恵みたくさんのお料理
古代米のご飯(もちもち!)とゴーヤの佃煮
豆乳の葛よせ とろっとふわっと、体にじんわり。

からだにじんわり沁みる、心づくしの味です。

ヤーコンの天ぷら。サツマイモ、しいたけ。素材の味
ふわふわのジンジャーのシフォン。それから新作のほろほろ(クッキー)

私からのお礼は、もやにつつまれた栢森のブーケ。
周りを歩いて、ドライになりかかったほおずきの実や、紅葉したハゼの葉。野の花。細かい葉っぱが夏にはついていた枝。白い種がドライになっている枝や、たでの花
道路際に自生しているセダムの実も。

栢森のブーケ アニマ016と。

そして夏に買いそびれた、栗原亜也子さんの明日香の水と土を使った額入りのポストカード。

博子さんのさをり織りのストール。

お嬢さんの千恵さんが思い出の布で作ったテディベア。
きちんと写真に撮影して紹介しますね。

 

窓際のanima016 明日香に連れて行きました。

帰りは橿原神宮へ。

橿原神宮 畝傍山を背に。森の中を森林浴して歩きます。。

次回の明日香訪問は何をしようかな。
そして、気になる円墳と方墳をチェックして。

またさららへ。

あなたも行きたくなりませんか?大和路。

 

 

花尽くしのあとは、粉もので。

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結(むす)ビスト、大石明美です。

花尽くし。
raffine les fleuresでのレッスンの後、歩いて鉄板焼きとお好み焼きのお店に行くことになりました。
ホテルの方に紹介していただいた「五連」さん。

ソースとマヨネーズと青のりを組み合わせした人は偉いと思います。
お好み焼きやネギ焼きは、絶対大阪のほうが美味しい。

鉄板焼き お豆腐のポン酢焼き。お豆腐がふわふわ~(^▽^)/
サツマイモのバター焼き。ほくほくで甘いです
とん平 という薄焼き卵で巻いた豚肉

お昼に美味しいランチをいただいたのに、粉もので〆る。カロリーは気にしないことに。

NHK大阪放送センター(BK)の近くなので、店内には朝の連続テレビのポスターがいろいろと。
ごちそうさんから4年! あさがきたから3年・・・。
マッサンのポスターには、主役のお二人の直筆サインがありました。
一番あたらしいわろてんかのポスターも。

ネギ焼き。 五連。(おもちとチーズとネギ。それからすじいり)

そして禁断の餅とチーズの組み合わせ。ネギもたっぷり。
とろーりとろけたお餅とチーズがふわふわな生地にからんで、ネギも調味料のようになじんでいます。

彦摩呂さんの食レポのようになっていますが、ブーケを持って、活気あふれるお店で、長い一日の話を夫にしている私。

お好み焼き 粉ものは正義です。

最後のネギ焼き、もうちょっと食べたいから、と頼んでみたらだんだんおなかがいっぱいに。

でも生地が軽いので、食べてしまいました。
ネギは、私は「白い長ネギ」を「ねぎ買ってきて」と言われたら買いますが、静岡育ちの夫は「青ネギ」を買う。と昔もめたことがあります。
青いねぎは「万能ねぎ」© じゃないの?と。

そのあと、九条ネギのおいしさを知り、青ネギももちろん使いますし、今ではそれほどネギに垣根がないのかな?
こんど誰かに聞いてみましょう。ネギ買ってきて。っていわれたらどの種類か。

いいなぁ、大阪。

北沢、上原、駒場散歩の日

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結(むす)ビスト、大石明美です。

やっと秋らしい爽やかな日が続くようになってきた、そんな秋晴れの日。
お友達に誘われて、和菓子の教室に参加することにしました。
楽卓の主宰の松田聡子さんが、伊藤郁(かおる)先生を招いての季節の和菓子3種類。

伊藤先生は和菓子職人として、虎屋の東京と京都で後進の指導にもあたられました。
定年退職後に和菓子の魅力を伝える「和菓子の先生」として活躍されています。

和菓子は、紅葉(練り切り)、山栗(茶巾絞り)、11月の炉開きにと、この時期ならではの亥の子餅。

亥の子餅。作ったものをお濃茶とともに。
茶巾絞りの栗。練り切り餡の紅葉

伝統の技をみせていただきました。

先生の見本です。左手前が菊(二種類)同じ菊でも表情が違う美しさ

帰り際に、茶巾絞りでもう一つ「美しい」「羽を閉じて休んでいる白鳥」を。

羽をたたんで休む白鳥 (美しい。ただただ美しい)

そのあと、代々木上原、駒場界隈を歩きました。
この界隈は昔からよく知っている地域です。
最近東北沢駅近くは再開発されていて、昔の面影は全くありませんが、東大の生産技術研究所を抜け、ヴィンテージの家具屋さんや、カフェをのぞきながら。
(おしゃれなカフェも行くたびに増えているような気がします)

クッキーの西光亭(かわいいリスの絵の箱で有名)にも久しぶりに寄りました。
かわいいっ! 付箋紙買えばよかったかな、とか本店限定の箱に入ったクッキーを買いたくなるのを我慢我慢。

そして開店当時から知っている和花を多く扱う花の木屋さんに、
お友達も大喜びでした。

私はお花のレッスンを。お友達とはここでお別れ。私おすすめの日本民藝館へ行ったそうです。

一足早いノエルの色使い。そして今季初のシャクヤクを使ったテーブルアレンジ。

シャクヤク、バラ、グリーンアイス、ユーカリ。ヒオウギの実

11月10日に開催するワークショップは満席になりました。
ありがとうございます。楽しんでいただけるように、笑顔でお待ちしております。

☆クリスマスの リース(6000円)、Mallowスワッグ(6000円)、ミニツリー(5000円)のオーダーを受け付けます。
詳細を近日中にお知らせいたします。

トスカーナの誘惑、そしてアニマとの出会い Ciao!

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結(むす)ビスト、大石明美です。

我が家にトスカーナ在住の彫刻家。
Hanako Kumazawa (熊澤華子)さんの作品、anima(アニマ)がやってきました。
アニマとはイタリア語で「魂」

出会いは、倉敷市のファームたかおさんの奥村亜由美さんのface bookの書き込みでした。
アニマは華子さんの想像上の生き物。100体を目指して作って日々作っていらっしゃいます。
世界中にアニマを。そしてハッシュタグでアニマがどこにいるのかわかるようになっています。

大好きなイタリアのトスカーナ地方。
豊潤で美しいトスカーナ地方にたたずむアニマたち。
その写真を見たときに、美しく生命感があるアニマを手に入れる機会があれば、と思っていました。

8月に斎藤由美先生と、パリ花留学中で元ローズバッドの研修生の澤田千晴さんが、華子さんのアトリエを訪問されたときの写真も拝見しました。

とてもかわいらしく一体一体に表情があり、魅力的です。

このたび、パリにやってきたアニマたちのなかから「この子!」と思うアニマを。
守屋百合香さんが、パリからわざわざ連れてきてくれました。

スキャッチャータ焼き上がりを待つanima016

このanima016の角の部分は、ナラの葉と実。

華子さんからの紹介文をそのまま掲載します。

『自然界からの贈り物、恵みの象徴として使った植物は、ナラの葉と実(どんぐり)です。オーク、イタリア語でクエルチャ(Quercia)は気高い象徴で、貴族の紋章に使われることも多くキリスト教にも家族家系とか、繁栄を意味します。』

名前はanima016  Quel と名付けました。

早速アニマのためにブドウ入りのフォカッチャ(スキャチャータ)を焼きました。
スキャッチャータは、秋のこの時期だけの楽しみ。
トスカーナのローカルなフォカッチャです。
スチューベンが出回るこの時期に焼きたくなります。

焼きあがったよ!一緒に食べようね。

『アニマが明美さんにとって寄り添う存在になりますように。』
華子さんからのメッセージ。

確かに受け取りました。

この子といろいろな時間を一緒にすごして、たくさんの経験を共有したいと思います。

11/10のワークショップは埋まっている回もありますが、お気軽にお問い合わせくださいませ。

ならまちのリンコントロさん

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさんむけに、わかりやすく丁寧にお教えする
花と暮らしの結ビスト、大石明美です。

明日香村でのワークショップのため、前日入りした私たち。(夫にお手伝いをお願いしました)
奈良県の市町村の位置を事前に確かめつつも、今一つ距離感がつかめず、荷物もたくさん持っていきましたので、奈良駅近くにホテルを取りました。

奈良でお花とお料理を教えていて、またいろいろな企画を開催しているお友達におすすめのお店をいくつか教えてもらって、その中から行ってみたい!と思ったリンコントロさん。
彼女が時々お料理のレッスンの講師にも依頼しているシェフの西岡さん。紹介されていたお料理がどれも美味しいに違いないと思い、初めての来訪となりました。

その前にさららさん心づくしの黒米入りのちらし寿司や豆乳の葛よせ、ブルーベリーのゼリーを堪能して、奈良市へ戻ります。

アミューズ2品め。
鱧と奈良の地やさいのフリット
酸味と甘み、それから二つの素材の組み合わせが、お口の中でとろけます。

素材、ソース、盛り付けの美しさ。
なによりも次は何が出てくるのかな?のワクワク感。

生ハムととうもろこしの甘み、そして力強さ。

野菜は、こんなに甘いものだということを再確認。甘く、生命力にあふれ、ムース仕立ての部分と、スープの部分とのマリアージュ

冷たいパスタは夏にぴったり。
トリュフ☆ そしてウナギ☆

サマートリュフの香りが広がる手打ちパスタ。
このパスタは以前イルレガーメの美香先生に習ったものです。うなぎをこうするとイタリアン?となる驚きとソースの濃厚さ、香り。たまりません。

ジビエのリクエストを事前に。

ジビエ料理が「売り」の西岡シェフ。ジビエのシーズンでないけれど、特別に入手してくれました。オスの鹿のグリル。 それから中央は仔猪のヘレ肉。(なぜ関西はヘレなのか・・・)

仔猪、オスの鹿ともに、それぞれのおいしさがあります。

五感を集中させて、ありがたくいただきました。

ライチとパッションフルーツ。スープ仕立て

 

デザートも冷たく。そしてパリパリ。とろりの楽しさ。ライチのスープ、パッションフルーツのムース、カカオ。

明日香村から直接お店へ行きましたので、車だったのが残念。とても良いワインをそろえているので、ワインも楽しみたかったです。

奈良、行ってみたくなりませんか?

リンコントロさんは人気のお店なので事前に必ず予約していくことをお勧めします。

ブーケを持って、水無月の街へ

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさんむけに、わかりやすく丁寧にお教えする
花と暮らしの結ビスト、大石明美です。

毎年6月はあじさいの写真を撮影しにどこかへ出かけます。
今年は、多摩川台公園(多摩川湿地植物園)のあじさいを撮影してきました。

恒例の♡のあじさい探し
二色になっていたり、紫とピンクが美しい

ここは東急多摩川線、多摩川駅からすぐのところにあります。斜面はアジサイ山のよう。スロープを上がっていくと、たくさんの種類のあじさいが咲き誇っていました。

やっぱりガクアジサイ、いろいろな形があって目をひきます

ガクアジサイ、ヤマアジサイ、日本紫陽花、アナベル、それから最近の西洋紫陽花(花弁が厚く、色が深いもの)、ヤマアジサイも、より原種に近いものもあるので、見逃せません。

湿生地エリアには、ギボウシ、ハス、ガマ、フトイなども。なんだか得した気分。

ガクアジサイ、青。(グリーン、白などもあります)
なんとラッキーなことにハスも。

 

そして、駅前の多摩川浅間神社は、冬の澄んだ晴れた日、本当に美しい富士山が見えるおすすめスポットです。

 

夏越しの大祓の支度がおわって、わたしも茅の輪くぐりをしてきました。

夏越しの大祓
あじさい ふさすぐり アリウム(ギガンジューム)マトリカリア’(イエロー)複色のSPバラ コロニラヴァリエガータ アストランチア

蓮の花はやはり特別な花です。美しく、儚く、そして神聖な。

 

題名のブーケは、一緒に出掛けてくれた友人へのプレゼント。鮮やかなピンクのあじさいと、瑞々しいフサスグリのブーケです。