『パン×花…シトロンパーティー♪』1

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさんむけに、わかりやすく丁寧にお教えする
花と暮らしの結ビスト、大石明美です。

柑橘系の甘いパンやケーキに目がないわたし。
夏の花のすてきなコンポジションを教えていただける同時イベント。とくれば、出かけるしかないでしょう。

いざ芦屋へ。
Y-igrek-Fleuriste の松田吉央先生。
Coquelicot  の日合陽子先生

吉央先生のブログで、時々日合先生のパンとケーキのお写真を拝見し、習ってみたいいなぁ、美味しいパン食べたいなぁ(むしろ食べてみたい)と思っていたので、時々行われる合同ワークショップ、えいっと申し込みました。

つやつや美しいレモン。

食にもこだわる吉央先生。無農薬のNZマイヤーレモンで、装飾して参加者の方々をお出迎え。
ここかしこにシトロン。

そしてドレスコードはレモン色。シトロンカラーをどこかに身に着けること。

わたしはネイル、ワンピース、そしてストールに大きなシトロンカラーのコサージュで。

レモンツリー☆

新大阪に降り立った瞬間、暑い・・・と思いストールははずしてしまいました。その日の最高気温の予想は38度。大阪のお!っとくる暑さは久しぶりです。
芦屋は風が通るのでそれほどでもなく(暑いですけど)、歩いて会場のcolleさんに。

まずは吉央先生から花材の説明から。
そして、日合先生のデモンストレーションと説明を。
トロピカルな『トロピックベーグル』

簡単そうに見えて、水分量の多い配合なので、でも美しい手の動き。

ベーグルは作ったことがなく、レシピを読んでみると作りやすい分量。
水分量が多いので、こねるのにちょっとこつ(というか慣れ)が必要ですが、一次発酵、二次発酵ともにそれほど時間はかからないので、チャレンジしてみたいパンです。

トロピックベーグル

 

 

成形も、見ていると簡単そう。しかし、そうはいかないパンの面白さ(落とし穴・・・)。

ベーグル好きな家族なので、家で焼けたら喜んでくれる顔が目に浮かんで、ここは思い切って夏休中に作ってみようと思っています。

もう一種類は、ケーク・シトロン (cake au citron)
日合先生の説明を見て、分離しても恐れずに混ぜるというのに納得。

レモンがたくさん入るので、どうしても分離してしまいがちです。でも大丈夫。(パウンドケーキはよくいろいろと作るので、イメージがつかめました)

発酵&焼いている間に、吉央先生の番です。

(続く)

夏だから夏のお花を楽しみましょう (その2)

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさんむけに、わかりやすく丁寧にお教えする
花と暮らしの結ビスト、大石明美です。

7月のラフィネレフレールのシャンペトルブーケは、グラミネとフォイヤージュを惜しげもなく使ったシャンペトルブーケでした。

一年前も、一昨年も、この時期のシャンペトルブーケの潔さと美しさ、それから生命力の強さに、いつかは自分でもこの組み合わせで組んでみたいと思っていたブーケです。

かわいらしいです。もっと実が大きくなると、洋服に汁がつくと取れなくなります。

 

この花材の出来上がりをきちんとイメージできていましたか?との問いに、わたしは答えることができませんでした。
漠然としたイメージのまま作り始め、鏡を見てみても「悪い」けれど、どうしたらよいのか。最初からもう一度。幸恵先生のご指導のもと、もう一度作りました。

フォイヤージュとグラミネ

花材は一年に1度しか出会わないものもあります。だからこそ季節を大事に、その都度忘れずに練習しなくては。

珍しく壁を背景に。

 

このブーケ。生命力にあふれていて、大好きです。

 

 

Yumi Saito Paris Diploma Lesson 7月

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさんむけに、わかりやすく丁寧にお教えする
花と暮らしの結ビスト、大石明美です。

7月のYSPDレッスンのレポートになります。
6月をアップしたのがつい先日なのかと思うくらい、この1か月はあっという間に過ぎていきました。

パリ在住フローリストの斎藤由美先生のメソッドとともに、花と向き合う心構えから、そして由美先生の伝えたいことを、すべて教えてくださるRaffine-Les Fleursの金山幸恵先生。
アシスタントは、毎回そっと寄り添ってくれるMaison Lou parisの守屋百合香先生です。

貪欲に食いついていかねばと、思います。
ディプロマレッスンが始まったころと比べて、焦りと見えてきたもの。
でも、一貫して変わらないのは幸恵先生の愛のあるお気持ち。

紫陽花とヤマゴボウ、ベリーのブーケドマリエ

今回のこのブーケドマリエは、難易度がとても高い花材でした。それぞれ大好きな花材。
気が付くと暴れているヤマゴボウ。

ひまわりとベリー。爽やかなコンポジション

こちらは、「全体を見て」と作らなくてはいけませんでした。もっと引いて、回しながら。
色づきはじめたブラックベリーと、青々とした野ばらの実がかわいらしいです。

チーゼルがかわいい。エレムルスのニュアンスのある色とグリーンが大好きなブーケになりました。

 

シャンペトルブーケは、チーゼル(とげとげのある)とエレムルス。そしてシモツケ、ルテウス、スモークツリーです。
一度見本を見せていただき、そのかわいらしさ、上品さに、胸がキュンとなりました。

そして、時間を決めて組み始め、2度目に組んだ時に「そこはぐっと低く」「その調子」と。

ふんわりと。高低差をつけたブーケです

はじめて扱うチーゼルの棘の痛さも忘れるくらい、適材適所を考えながら作ったシャンペトルブーケ。

アグレアーブル (心地よい、温かいなど、気持ちの良い)な私らしいブーケという評価に、「私らしさを出したブーケ」をもっと上手に作りたい。
と、目標ができました。

特に、ブーケドマリエにも私らしさが出せるように、練習を重ねていきたいたいと思います。

ブーケドマリエ7月 (光と影)

残すところあと1回のディプロマレッスン。
体調管理もしっかりして、一言も聞き逃さないように、そして納得のいく作品が作れるますように。

ありがとうございました。

野摘みブーケの美しさ

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさんむけに、わかりやすく丁寧にお教えする
花と暮らしの結ビスト、大石明美です。

ずっとずっとレッスンに参加してみたかったL’amour en cageを主宰されている外川りょう子先生のワークショップに行くことができました。

ニゲラ ベルガモット 粟 タラスピ グリーンスケール チョコレートコスモス 利休草 ブラックベリー

体験レッスンでも、と連絡してみたら、せっかくだから野摘みブーケに挑戦してみてはいかがですか?とのご提案に、すっかり乗り気の私。
場所は大好きな神楽坂です。
どんなお花が用意されているのか、楽しみに。
初めてお会いする外川りょう子先生は、かわいらしく、柔らかな空気を身にまとった女性でした。

りょう子先生は、Yumi  Saito Paris Diploma の一期生です。ですので姉妹弟子になりますが、お会いするのは初めてでした。

野摘みブーケは、ワンサイドに流し、自然に束ねていく。初めて作るナチュラルなクラッチタイプのブーケです。
大好きなニゲラやベルガモット、それから今年初めてのチョコレートコスモス。もちろんグリーンも存在感。そしてかかせないスパイスです。

6月ですから、やっぱりベリーも入ります。

言われた通りに作っていき、最後に広がりすぎた部分と抜けた背面のアドバイスを受けて、手直しして出来上がりです。

このブーケはかごに乗せて撮影するのが一番かわいらしいとのこと。

自然光の下で撮影してみました。

色づいた粟やブラックベリーがかわいい。と、いうよりもすべてかわいすぎます。
どの角度からでも絵になる☆

このイベントでは、ほかにもセンスの良いお店が出店していました。
そのなかのnatural naoさんのお洋服から一目ぼれ。
りょう子先生と色違いのリネンのジレを購入しました。
このジレ軽くて、とても出番がありそうです。

広がり、つながる縁に乾杯。

yumi saito paris diploma 6月レッスン

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさんむけに、わかりやすく丁寧にお教えする
花と暮らしの結ビスト、大石明美です。

私が昨年から受講しているYumi Saito Paris Diplomaの6月レッスンのレポートです。

パリ在住フローリストの斎藤由美先生のメソッドを、余すところなく教えてくださるRaffine-Les Fleursの金山幸恵先生。
グループレッスンとは違う緊張感と、ユーモアと愛情あふれるレッスンに、山ほど学びと気づきがあります。

今月はあじさい。そしてフランボアジエが主役
あじさいはコンポジションとシャンペトルに。フランボアジエはコンポジション、ブーケドマリエに使いました。

下の写真がコンポジション

逆光で。繊細さを

 

全体を。
あじさい グリーンミスト ブルーベリー ドウダン

 

 

 

 

黒ほうずきと宿根スイートピーの先端、フランボアジエの葉脈と先端が美しい。

シャンペトルブーケ。こちらはあじさいが5本という豪華版
本数は今まで作った中では一番少ない、
ところが、全体を俯瞰して見ることができずに、束ねることだけで精いっぱい。
頭が重い花材の扱い方をおさらいです。

グランブーケといってもいいくらいの大きなシャンペトルブーケ。

すべてはスパイラル。
花材によって不安定にならないようにしなくては。

爽やかな色合いと、深いあじさいの色がうっとうしい梅雨の気分を軽やかにさせてくれます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、ブーケドマリエ。
イブピアジェと黄色い実が付いたフランボアジエ。それから大ぶりのスカビオサ。
先端の美しさ、フランボアジエの葉がふわりとバラにかかると、パリの風。
香りがすばらしく、実はかわいらしく。葉はみずみずしい。

イブピアジェの香り。フランボアジエ。そしてスカビオサ。
ブーケドマリエ。先端です。
フランボアジエの実の影が、いとおしい

 

ブーケドマリエを束ねること。とっても好きになりました。
でも、一呼吸おいて、丁寧に。
すべての花材は生きています。

幸恵先生、今月も素晴らしいレッスンをありがとうございました。守屋百合香先生のナイスサポートにも感謝です。

一緒の曜日に学んでいたさちえちゃんが、一年のパリ花留学へ旅立ちます。
グループレッスンのときから一貫してぶれずに夢を実現させるさちえちゃんに乾杯。
たくさん楽しんで、学んで、素晴らしい滞在になることを祈っています。

Parisでの再会を約束して。

ディプロマレッスンも残すところわずかとなりました。
好きな気持ちを忘れずに。いつ、どんなときでも謙虚に。

最後までお読みいただきありがとうございました。

お問い合わせはこちらまで。

 

 

 

 

空へ 透明感のあるブーケ

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい
お花はじめてさん向けに分かりやすく丁寧にお教えする
花と暮らしの結ビスト、大石明美です。

うっとうしい梅雨の季節。
そんな季節だから、爽やかでどの枝、実も主人公になるブーケを。
スモークツリーの微妙な色合いと、まだ熟していないブルーベリー、そして生き生きとした姫水木。
ニュアンスのあるアジサイと、グリーンミストも隠れています。

あじさい、スモークツリー グリーンミスト 姫水木 ブルーベリー

もう一つは甘い大人の、でもかわいらしい透明感のあるブーケ。

女子力上がります。

ピンク集めました☆

梅雨の季節ならではの瑞々しいブーケを束ねましょう。

Yumi Saito Paris Diploma 5月レッスン

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさんむけに、わかりやすく丁寧にお教えする
花と暮らしの結ビスト、大石明美です。

私が昨年から受講している、Yumi  Saito Paris Diploma の5月レッスン。忘れないように、アップいたします。

5月は季節の花、芍薬をふんだんに使った3つの作品。
芍薬はつぼみの状態と、満開の状態での大きさの差が花の中でも1番ではないかと思います。

今月は、頭と行動が明確に繋がる意識があり、どこか俯瞰している状態でした。

最初に、コンポジション(アレンジメント)
咲いたときのことをイメージして8本のシャクヤクが、どれも重なることにないように気を付けて配置します。
美しいピンクの森を。伸びやかさは、リョウブで。
最後まで気を抜かず、タイツリソウを。

芍薬、リョウブ ビバーナム タイツリソウ

2つめは、芍薬(白雪姫)、クレマチス、ビバーナム、フサスグリを使ったブーケドマリエ。

ブーケドマリエは、苦手意識があるのですが、今回は形を幸恵先生にご指導受けたときに、きちんと頭の中で整理ができました。
そして、手元で直すことができ、その点は良かったと思います。

下の部分は、「一本、一本、枝を見る。花材を見て、どこにどれを配置するのが一番きれいなのかを、見極めることを、もっと意識するように。

クレマチスとシャクヤク(白雪姫)の密やかな会話。(のような物語)

3つ目はバイカウツギ10本、芍薬(華燭の典)、ビバーナム、スカビオサを使ったシャンペトルブーケ。まず、バイカウツギを切り分けるときに、自然な枝の向き、曲がった美しさを活かす。とはいえ、短く使うものも忘れずに。

ビバーナムの葉は間引きすぎない程度に間引く。

芍薬は高低差と透け感を出しながら。下処理は丁寧に。
スカビオサとの高さに気を付けること。

組み始めて、スパイラルの角度をもっとつけて!との言葉に、ハッとしました。
伸びやかなバイカウツギに、隠れるようにシャクヤクが入り、ビバーナムがおいかける。バイカウツギは、曲がった枝も美しく。まっすぐな枝は思い切って短く。スカビオサは軽やかに。

バイカウツギ シャクヤク(華燭の典)ビバーナム スカビオサ
3日過ぎて満開に近づきました

毎回これだけの花材を準備し、パーフェクトなレッスンをしてくださる金山幸恵先生、ナイスアシストの守屋百合香先生に、心からの感謝と、ことばにしたら「ありがとうございました」と。

同期の皆様、あと残り3回ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

斎藤由美先生、幸恵先生、パリスタイルに出会えて人生が美しくなりました。ありがとうございます。

 

 

 

 

シャクヤクのブーケラフィネ 

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結ビスト 大石明美です。

蒸し暑い日が続いていますね。大好きな、そして存在感のある芍薬のシーズンがやってきました。

Raffine – les fleurs-を主宰されていて、わたしの先生でもある尊敬する金山幸恵先生のグループレッスンに参加してきました。

シャクヤク クロユリ ビバーナム フランボアジエ

今回、わたしが選択したのはブーケラフィネ。

贅沢な花材を惜しみなく使い、ネトワイエを丁寧にして組み始めます。

花の向き、先端の美しさ、素材のバランス、すべてにおいて丁寧に最後まで手を抜かないこと。それはどの作品にも通用する当然のことです。

芍薬15本(ユニバースター)、そしてフランボアジエ、このブーケのために用意されたクロユリ、そしてビバーナム。

作り終わってチェックしてもらおうと待っていたときに、花の向き直せる?と先生から尋ねられ、「はい」と答えて何か所か直してみました。
どの向きに入れるのか正解なのかわからなくなり、待ちの姿勢で。

一本ずつ丁寧に説明を受けて、位置の修正をしていただきました。

家に帰ってきて、あの待っていた間に、わたしは「自分で気が付いて直せるところがあった」ことに合点がいきました。だからしばらく、何も言われなかったのだと。甘えがありました。

スパイラルをきれいに戻しながら、手直しする。
花の向きを直すのには、まずあるべきところに「はめる」。そうすれば持つのも楽になる。

グループレッスンで一緒になる方は、とてもすてきな方ばかり。
どの方も優しく、お花に対しても真摯で、みなさん、私の作品にも必ず一言ほめることを忘れないのです。

習いだして、補助輪が取れない自転車(ブーケ)練習中の時代、何度もくじけそうになったけれど、幸恵先生とアシスタントの先生、そしてグループレッスンで出会う方のおかげで、いまのわたしがいます。

少し暗めに。なんてかっこいい!

ありがとうございます。末永くご指導くださいませ。

 

初夏の大人カワイイブーケ 

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結ビスト 大石明美です。

花の組み合わせでメインはピンクだけれど甘すぎず、色の層の微妙な違いで、大人カワイイブーケができ上りました。

枝ものはこの時期欠かせないリョウブ。クレマチスのホワイトジュエルの白と、大きすぎないダリア、リシアンサスのひらひらが、なんとも軽やかです。

ピンクだけれど甘すぎず、そして軽やかに。

もう一つは、夫の実家がある静岡でのブーケ。去年の秋にプリザーブドフラワーの展覧会に出品させていただきました。
rella-blueの天野先生のところに、時々お邪魔するのですが、その時の作品集のリーフレットを取りに行きました。

せっかくなので、お願いしてブーケを束ねてきました☆
大好きな花ばかり。そして増田バラ園さんのイブカルマの香りにうっとりです。

増田バラ園さんのイブカルマ。ニゲラが爽やかです。
レラブルー 作品展2016

 

グリーン使いのトライアンギュラー

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結ビスト 大石明美です。

木曜日都合がつくときには、英国式のフラワーアレンジメントの教室に伺います。

パリスタイルと英国式(british style)は様式も作り方も違います。
お花の使い方や葉物、枝もののあしらい方も違います。

お花に触れる時間を少しでも持つことと、違いに気づくことで、得られるものも多々あります。

船橋の駅前のQUEENS FLOWER

主宰の須藤先生とも長いお付き合いになりました。
お花屋さん兼お教室。木曜日の夜にご一緒する方たちとは、一緒に約束してお出かけする仲です。

行けるときは、仕事帰りに寄っています。
そして最近はあまりきっちりとした形のアレンジメントを作っていなかったので、今晩は作ってきました。不等辺三角形。

とにかくスッキリ。青とグリーンの対比&アンスリューム

花友達というのは、大事にしたいと思います。