新春のしめ飾り

今週からはお正月モードではなく、普段の生活に戻らないと、と思いながら、玄関のお飾りを外しました。

今年はしめ飾り(丸)にいろいろつけていき、チラ見せでライムの飾り切りもついています。

玄関には12月に作ったスワッグを戻しました。もう少ししたら、ワイルドフラワーで作ったスワッグにまた何か足してみようかと思います。

お正月飾り2017

パリスタイルブーケの出会い

私は、お花は好きでしたが、自分でやるということには全く興味がなく、
最初のスタートはクリスマスリースを自分で作りたいな、と思ったのが初めての経験です。
小さなころから花や盆栽好きな家族と暮らしていて、(花はいつも身近にありました。
祖母もお花の先生で・・・、となるとなんとなくやりたくない気持ちも半分出てきてしまい、
好きでもお花屋さんに買いに行くぐらいだったのです。

夫の仕事の関係でアメリカに住んでいた時は、
お花はブーケでも安く、もっと身近になり、
スーパーの買い物のついでに、しゃれたお花を買い求めることが当たり前に。

お花の先生って、生け花のお免状を持っていて、きちんと習って、という方がほとんどです。
バブル時代(後期)、わたしもフラワーアレンジの教室に参加したことがあったのですが、今より気軽ではなくきれいに出来ずに、めげてしまって(お花がかわいそう・・・)、
ほんの数回だけで終わってしまいました。

そんな私が、クリスマスリースを作り(それまでは毎年オーダーで枝ものなどを指定して頼んでいた)、
英国式のアレンジをqueens flowerの須藤千恵先生の教室で習いはじめて、

・・・ええ、最初は下手でへこみましたとも。
でも、へこたれずに通い続け、今ではお花友達もできました。
また、リース作りなども自分で材料を持ち込んで作ったりしています。

若いときからしゃれたおはなやさんめぐり(は、趣味で)をしていて、
ある日南青山のアイロニーに出会ってしまい、オーナーの谷口さんの束ねる花に一目ぼれ。
その時、お店に置いてあった斎藤由美先生の本を買い求め、
こんな花束を組んでみたいと思ったのです。

ブーケを組むというのは、スパイラルテクニックという(茎が傷まないように)テクニックが必要になりますが、
そういうことも全く出来なかったので、ラフィネ・レ・フレールの金山幸恵先生をボストン時代からの親友に紹介してもらって、ベーシックからこつこつと習うことにしました。

でも、出来なくって、努力した(と自分でも思います)、家でもお花を買い求め、自分でブーケを飾ってお花の写真を撮影することも増えました。

現在、YSPD(Yumi Saito Paris Diploma)の二期生です。

このコースを受けるにあたって、昨年のヴァンソン・レサール氏(パリでローズバッドを経営し、フルーリストとしても枝ものの魔術師と言われる)のレッスンを大阪まで受けに行ったことが決め手となりました。

本当は、まだ早いのではないか、そんな気持ちがありました。

でも習おうと思った時でないと、次にそういうチャンスはめぐってこない、そう感じ、ディプロマを受けることに決めました。

同期生のみなさま、一期生の先輩方はお花の先生やアトリエをすでに持たれているかたばかり。その中で研鑽しています。

私は「できなくってもよい」、でもやっぱり「好き」になるようなレッスンをしたいと思っています。だって、私ができなくてもお花が好きだったからです。

大阪から家に持ち帰って、ヘンリーディーンの花瓶に入れました。 シャンペトルブーケ
すばらしい色のアジサイ そして枝もの(姫水木など)。楽しく笑って束ねましょうと。(鼻歌交じりに♪)
ヴァンソンのデモンストレーション @インターコンチネンタル大阪

ブーケやアレンジメント、季節感のある暮らし、一緒にしてみませんか?写真のこつ(スマートフォン、一眼レフなど)などもお伝えしたいと思います。

新春の支度 part2

毎年、欠かさず参加しているお正月花アレンジのレッスン。顔見知りの方とも、年末の挨拶をすることができすので、それも楽しみにしています。

昨夜は、日程をあわせてお馴染みの方たちと、と思っていましたが、さすがお正月レッスン!夕刻からでもたくさんの方が参加していました。

このアレンジは、一般的なものですが、自分ではどうにも今一つ納得がいかずに、最後にスパイラル(ラッキー)バンブーを、最初に入れようとしていた場所に入れて、まとまりがつきました。

葉ボタンの位置も少し右に寄っていたのですが、花材が足りず真ん中がスカスカ・・・。
位置を戻したり、角度を変えたりしての作品です。

集中力を持って、松の位置を決めたり、おおまかな配置を頭の中で考えるのですが、昨日は気分が落ち着かず、そういうところが出てしまったかなと。
手直ししてなんとか挽回かな・・・と思います。

お正月のアレンジは、もちろん新しいモダンなものも好きですが、こういうTHE お正月 というアレンジは作ることができると便利です。

千恵先生、ありがとうございました。pc280024

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Christmas arrangement (British style)

これはイギリス式のクリスマスアレンジになります。
たくさんのグリーンで枠を作ってから、おはなをいれていく、均等にバラが入り、テーブルの目線で足元が見えないように、きちんと下まで美しく埋めていく。

バラは9本。シンプルに、銀の松ぼっくりと赤はリンゴを入れています。
とにかく細くスタイリッシュに。
そして高さはそれほど高くなく。
日本のテーブルに置くわけですから、ある程度小さくなくてはいけませんが、あまり小さいと貧相になります。
そこは、気を付けてバランスを考えて作らなくてはいけません。

青色のエリンジュームと紫のモカラが華やかさをプラスしています。 あくまでもテーブルアレンジ。お料理をひきたてるための作品です。

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table arrangement British style

bouquet raffine

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今年最後の幸恵先生のグループレッスン。

思い切って初めての bouquet raffineにチャレンジ。

これは、毎月のディプロマと違って、2本一組、花の向きや、高低差などよりも、より良い花材をコンパクトに美しく魅せるという贅沢なブーケです。
赤のラナンキュラス20本、アネモネ10本。グリーンはミントと女松という組み合わせ。
この松というのが斬新で、幸恵先生がパリでヴァンソンの花の組み合わせを見たときに、サパン(モミの木)と同じように松を使っていて、とてもかっこよかったということでした。

ネトワイエ(下処理)は思い切って先端のみ。ユーカリのポポラスは実だけ。など、洗練されたブーケを作るワクワク感。

思い切って作り始めたら、幸恵先生の久しぶりのええやん!と真由美先生のちゃんとスパイラルができている。
の応援のことばに涙が出そうになり、無心で作ったブーケです。途中であまりに美しく、楽しくてニコニコ笑ってしまいました。

このブーケを作って、年内のレッスンを締められたことはわたしにとってとても大きな出来事でした。

楽しい顔をして、花と接する。そんな基本のことを思い出させてくれた素晴らしい時間をありがとうございました。

Christmas candle arrangement

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定番の赤とグリーン。ポインセチアはちょっと変わり咲きのもの。グロリオサは普段より真っ赤です。 季節感のあるアレンジで、長持ちするお花が多いと、ちょっと得した気分。(お部屋に置いて、暖かいと開いてしまって、という心配があまりない) 黒っぽいバラ、カーネーション、ポインセチア、実物、アイビーなどなど、ほかの季節にも違うお花で応用ができそうです。

ブーケドマリエ

ブーケドマリエ、苦戦していますが、大好きな「ローズドノエル:クリスマスローズ」が使われていて、とてもアンニュイな感じが、冬のパリっぽいです。

今日は天気が良かったので外で。そしてこの花材を見たときに、ビバーナムが出てくるのね、と。(これからしばらくお世話になると思います)

こちらのブーケはお花の種類と組み合わせで、難易度がかなり違います。自信をもって教えられたらと思っています。

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OLYMPUS DIGITAL CAMERA カラー クリスマスローズ サパン(モミの木) ビバーナム

クリスマスのリース&スワッグ 

ワイヤーに絡めていくタイプです。

下の写真はスワッグといって、コニファーの枝を形よく縛っていきます。リースよりも作るのが簡単ですので、初心者さんにはおすすめ。

こちらのスワッグは飾りを中のほうにつけているので、チラ見せだったり、横からでないと金色の木の実が見えません。

上は厚みがあるリースで、エアプランツも入っています。ということは、時々(一日1度)霧を吹いてあげたほうが良いリース。

土台はワイヤーの土台なので、最初ぐいぐいと枝をさしこんでいくのにびっくりすると思いますが、とても豪華なリースになっています。

今年は、このほかにも、ユーカリとパフィオ(蘭)、ユーカリとプリザーブドフラワーのあじさい&家で乾かしたドライフラワー、ヒノキと柊、薩摩杉をメインにしたもの、ローズマリーを土台にして、ユーカリとワイルドフラワーのバンクシャーを使って、リューカデンドロンを飾ったものなど、11月ぐらいから作っていました。

ナチュラルに束ねたスワッグ。ちらっと見える実物がかわいい

プレゼントにベーシックなものだけ作り、あとはお好きに☆ というリースも作りました。

ホリデーシーズンだけでなく、いろいろな時期に、シーズンの花材や枝を使って作ることができます。興味があるかたは、ご連絡くださいね。

 

冬のコンポジション 

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YSPD、12月の冬のコンポジションです。10本のラナンキュラスと12本の真っ白なスイートピーが、冬の森にいざないます。