冬の大雪金沢旅行 風景編

もうすこし金沢旅行のお話とお写真を。

記録的な寒波に襲われた北陸地方。
金沢の方も、富山の方もみなさん一様に「数十年ぶり」だと語られていました。

雪かきをしても、どんどん積もってくる雪。
金沢では「雪すかし」というそうです。

一夜明けて、晴天の金沢市 中心部 雪の華と青い空。

昨日の荒れ模様はすっかり収まり、木の枝には雪がついて、まるで白い花のよう。
すばらしい青空です。

角度をかえて。@旧制第四高等学校記念公園にて
旧制第四高等学校 記念公園から文化交流館を。

兼六園まで歩こうと思いましたが、歩道が大変危険な状態。
まだ入ったことのない四高文化交流館に目的地を変更。
旧制高等学校好きの血が騒ぎます。そしてレンガ造りの建物も、実に萌えポイント。

雪を踏みしめ中に入ってみましょう。

anima016と当時の勉強机。照明と。

やっと登場の私のアニマ。
四高の校風は『超然』。何事も動じない、自立の精神である。
by wikipedia

建物は現在記念文化交流館として、四高の校風、生徒の思い出や、歴史の品など、じっくり見ていたい展示物ばかり。
(テレビで寮歌祭の放送があると、祖父とみていた私です。二高の寮歌は歌えます・・・蛇足)

アニマ。当時の全体図の模型と
トスカーナ生まれのアニマ。雪に埋まりつつ。
雪と木々。右側が建物です。

午後は、白山比め神社に行くことにしました。
白山信仰の大本。加賀一之宮。
大変歴史のある神社。
そして調べてみると、加賀一向一揆の影響がここにも及んでいることがわかりました。
加賀の歴史は、一向一揆と、前田藩の治世は押さえておかなくてはいけないのです。

どんと焼きの準備中。雪をブルドーザーですかしながらの作業です。
石灯籠もしっかり雪に埋まっています

狛犬のヘアスタイルは

リーゼント狛犬

リーゼント。

 

重要文化財になっている社殿。新しいしめ縄が清々しいです
石積み、苔、シダ ここにも萌えが!

今回の旅行は、花(花々、雪の花、食の華)を思う存分楽しむことができました。

またたくさんの発見をしに、再来したいと思っています。

お会いできた皆様にも感謝を込めて。

冬の大雪金沢旅行 食べ物編

記録的な積雪となった金沢。

雪にも負けずに、
冬の美味しいものを堪能してきました。
まず初日の晩御飯。
はす家さん(香林坊店)へ。はす家さんは以前駅前店におじゃましたことがありますが、新鮮なお刺身と加賀野菜を使ったお料理、そして伝統的な加賀料理がとてもおいしいお店です。

宿泊先からなるべく地下街を通りぬけて片町へ。
アーケードがあるところは雪の影響は感じませんが、一歩細い路地を入ると、そこはスキー場のゲレンデ状態。
ところどころはアイスバーン、新雪と油断ができません。

はす家さん お通し ナスの長崎煮って何かしら。(下の黒いものです)美味しかったです
今日のお刺身6種盛り

魚を食べさせていたら機嫌が良いと言われる私。
お刺身は、たこ、エビ、サーモン、寒ブリ、鯖(ちょっと〆)、いか。

治部煮。かかせません。生麩もとろけるおいしさ 加賀レンコンも力強い味。
加賀レンコンと山芋の揚げ出し

金沢ならではのお野菜のお料理も。
とても滋養のある、丁寧に作ってある野菜の味がたまりません。

加能カニは半身で。
カニ酢とレモンもついてきましたが、そのままで十分。

加能蟹 証明の青い輪島港タグつきです。かにみそ味噌も。思わず無言

蟹を目の前にして会話が弾まなくなる私たち。
はい、蟹はどうしても無言で楽しんでしまいます。

お隣の方が、白子の石焼きを頼んでいるのを見て、尿酸値が、コレストロールが、などということを一瞬忘れました。

天ぷらはおなじみ。なべもお馴染みですが、石焼き??

白子の石焼き どんどん火がはいってくるので、お好みで。(はふはふしながらいただきました)でもちょっと焦げたところもまた美味しい。

このあと、STAR CLASSに行きました。
降り続く雪。

雪の夜 ただ一人美しい風景を眺めていました。

翌日は打って変わった晴天。まぶしいくらいの青い空と白い雪がとても清々しい日。

二泊するなら、日航ホテルの朝食をチョイスするところです。
お麩のフレンチトーストが印象的で、とてもおいしいメニューが盛りだくさん。

しかし、お昼にお寿司を予約していたので、朝食食べすぎ注意。
毎回おじゃまする金沢市外のMさんへ。(小さいお店ですので、お名前はお知らせいただいたらお伝えいたします。要予約)
このお店は、アトリエコジーの野崎三四子先生に教えていただいたお店です。

いか
ほうぼう
あじ

丁寧な仕事ぶりと誠実なお人柄のご夫婦。
いつもほろっと口の中でほどけるすし飯と、細かい気配りがされたすしネタに、次は何かな!?のドキドキも加わります。

時期の寒ブリ
中トロ
熱々茶わん蒸し (ここで白子入りか一応悩みました)

寒ブリと中トロは、どちらも選べないぐらい。

万寿貝 (ところによっては白貝というそうです)
万寿貝のひも ひもきゅう 万寿貝は北陸の呼び方だそうです。わたしははじめていただきました。香りも強く、貝の甘みもある美味しい貝です。
エビ。ガスエビ。

貝は土地によって初対面のものもあります。
東京湾ではふつうに食べることができる青柳(バカ貝)は、足が早いためにあまり遠方では出てきません。
それと同じように万寿貝は、わたしもはじめて食べました。
二枚貝をむいているのを見て、ホッキ貝?ミル貝ではなさそうだ・・・と興味津々。

うに。甘くておいしい。のりはいりません!!
うなぎ 白焼きで。関西風ですが、少し蒸しているので、柔らかいです。白焼き好きなので大満足
鉄火巻き

いつも思うのです。
うには絶対軍艦にしないでそのままで食べたほうが美味しいと。
でも、鮮度の問題があってなかなか美味しいうにに出会えるとは、限りません。

おなかがいっぱいなのに、最後にもう一貫だけ・・・
寒ブリかうにか、中トロか。

うににしました。

またの来訪を約束して。
ご縁に感謝です。

風景編へと続きます。

 

冬の大雪金沢旅行 お花編

カニ食べに行こう!♪

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結(むす)ビスト、大石明美です。

毎年晩秋から冬に、お魚を目的に日本海側に旅行に行くのが恒例です。

今回は「香箱がに(ズワイガニのメス)」の時期を外してしまったのが悔やまれますが、加能がにとお寿司をいただきに金沢へ。

大雪の情報から、完全防寒。靴も滑らないゴムのスノーブーツで。

なんと一晩で40cmの積雪。ついたこの日もあられやぼた雪、などで深々としている夜。

早朝の羽田-小松便。出発前に「天候次第で引き返す」という条件付きでありましたが、羽田空港へ。すると小松便が欠航!
ひとまず朝粥定食を食べて、次の便がどうなるのか確かめることに。

もうすでに13時までの便が欠航ということで、急きょ東京駅から「北陸新幹線」の「かがやき」で金沢入り。

こういうときにモバイルsuicaが役に立ちました。
羽田で空席チェック。そしてシート予約です、

さてはじめての北陸新幹線。、
揺れません、
静かです。
ところが糸魚川をすぎたあたりで、車内がざわざわとしはじめ、目が覚めて車窓から外を見ると
なんと一面銀世界。それも雪が降り続いて、1メートル以上は積もっていたように見えました。

金沢では、アトリエコジーの野崎三四子先生のところで、ボワットレッスンを。
というのは、昨秋ヴァンソンレサール氏のレッスンで、ボワット(ボックス)も行ったとディプロマ同期生のみなさんに伺い、ぜひ習ってみたいと想っていました。
そうしたら、金沢の三四子先生がローズバッドの箱もお求めになったと伺って、レッスンを快く引き受けてくださいました。

先生の生徒さんで富山から新幹線でいらした@largo20123さん(instagramのアカウント)ともご一緒できました。

ヴァンソンレサール氏のボワットレッスン アトリエコジーにて
雪のベランダで。

ボワット、茎を斜めにさしていくのがポイント。
そしてなによりもお花を優しく扱うこと。
ボックスフラワーを作ったことがある方は、「こんなに入るのですね!」と驚かれますが、
小さなボックスに、ラディッシュ(スプレーバラ)と多肉ちゃんとエアプランツ、そしてスイートピーの物語が出来上がりました。

ボワットレッスン 雪の金沢で。

フローラルナイフの使い方と、アクアフォームの切り方のこつも教わりました。

早速復習しています。
ナイフは花用に限らずなんでもそうなのですが、左右どちらの手を使ってよいのかいまだに悩みますので、解決できてよかったです。

そのあと、野崎三四子先生のご自宅から霰や粉雪が舞う中、アイロニーの認定校レッスンに参加してきました。
先生の生徒さんもその認定校レッスンが「習い初め」ということで、多くのみなさんが参加されていました。

またYSPDの同期生で金沢でアイロニーの認定校にもなったAllure de fleursの山下真代さんとも感動の再会。
一緒にお写真を撮りたかったのですが、人数が多くて探しきれなくて残念です。

金沢はアイロニーの谷口さん出張レッスンが、いち早く埋まって、なんと2日間の予定で行われました。
谷口さん、福田さん(芦屋店から)は、四駆のハイエースであのものすごい雪の中鯖江経由で、時間までに到着!
翌日の新聞で福井は積雪70cm。
運転お疲れさまでした。

 

パンジーとスイートピー(ラベンダー)、シレネ(グリーンベル)、ペパーミント、コロニラヴァリエガータ、の春爛漫ブーケ

会場のKUMU(新しいホテルです)は熱気につつまれていました。
谷口先生のデモンストレーションを見てからネトワイエ(下処理)をされている素材ごとの束から選び、並べて束ね始めました。

パンジーはこの時期大好きな花材です。年々好き指数があがっています。

でも、葉っぱをネトワイエするときに折れてしまわないように、丁寧に。
でもこれだけ丈が長いパンジーをそろえるのは、今年は特に大変だったことと思います。
日本全国ツアーで、4500本パンジーを仕入れたということです。

どの子もかわいらしく、谷口先生からOKをもらって結束とラッピングを。

会場の外は雪が降りやまず大変なことになってきました。
集合写真を撮影して、ご挨拶もそこそこにホテルまで歩いて向かいます。

宿泊したホテルから、夜に撮影したものです。とにかく融水の水と、シャーベット状になった雪と、アイスバーンになったところと、新雪が積もったところで、カオス状態の歩道。会場のホテルもこの通り沿いにありましたが、帰り道は傘を杖代わりに。

会場のホテルまで迎えに来てくれた夫と合流して、歩いてホテルへ向かいました。
ふだんならたいしたことない距離なのに、雪が降り続くなか、転ばないように歩くのは(特に夫)大変だったろうと思います。

雪の夜 ただ一人美しい風景を眺めていました。

夜はみなさん虜になるSTAR CLASSのさゆりさんの極上マッサージを受けてきました。
終わってすぐ、ああタイムスリップして最初からもう一度お願いしたいと感想をもらして。
大雪の、しかも夜に本当に心のこもった施術をありがとうございました。

さて、食べ物編に続きたいと思います。

 

A Happy New Year 2018

新春のお慶びを申し上げます。

我が家は例年通り静岡での年越しとなりました。
静岡の両親、わたしの父親、伯母たちの少しずつ老いてゆく姿に接していると、今年ももっともっと顔を出してあげようと思います。

コンポジションスペシャル。お正月レッスン。アニマquelと。

静岡では、le bosquetの真由美先生からお正月のコンポジションスペシャルを教わりました。
南天と梅、松、胡蝶蘭。スイートピーに赤のパロット咲きのチューリップ。
とても上品な組合せ。

コンポジションスペシャルを並べて。みんな違ってみんなすてき☆
和室に。南天と一緒に。

静岡の家には、セイヨウヒイラギが植えてあります。今年もたくさん実がなっています。
「こんなにヒイラギに実がついている!」と近所でも評判のヒイラギです。

とうとう樹齢22年になったセイヨウヒイラギ もっと元気に育ちますように。

今年の目標は
家族を支え
英語力 & 語学力
お花力
お料理力
お菓子力
文章力
優雅なマダム力
短気は損気。じっくり取り組む力(持久力)
ダイエット (健康)

たくさん並べてみましたが、今よりも少しでもレベルアップできるように、日々きちんと生活しなくては。(まずはここから)
基本的な生活をきちんとする。ということです。
マダム力とじっくり取り組む力。
これもふだんの心がけ。

お正月の花 マムとアネモネで豪華版(自宅)ピッチャーはヴィンテージのガラスです。

そして、念願のパリ花修行にも行きます。
Parisには何度もおとずれたことがあるのに、パリスタイルのお花を学ぶようになってからは、なぜか渡仏していませんでした。
今年は余裕を持った日程で、楽しんで学んできたいと思います。

お正月のテーブル花 マムと胡蝶蘭でシンプルに。
2018年に乾杯。今年もよろしくお願いいたします。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

Have a wonderful holiday!

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結(むす)ビスト、大石明美です。

Merry Christmas!
当たり前の毎日を、大事に。大切に過ごそう。
クリスマスを家族で過ごせることに、感謝を。
皆様もすばらしい時間をおすごしください。

table arrangement : green and white / @Jardin du I’llony Tokyo
テリーヌ Il Legame のレシピで。
塩豚を熟成させておいて、白ワインと果物で。

数日前から少しずつ準備をしておくと、焦らずにすみます。我が家で毎年作るもの、その年によって加わるもの、いろいろありますが、

里芋とフォンティーナ・ヴァッレ・ダオスタのグラタン
テリーヌをスガハラガラスのプレートに。人参のピュレと。
恒例のローストチキン。詰め物は我が家の場合中華おこわに、レバーや砂肝などをワインでフランベしたものなど。

ローストチキンは、毎年焼くのに使っている「オーブンバッグ」(七面鳥を焼くための袋なのですが、これがとても便利でしっとり焼けるのです)。
今年はうっかり買い求め忘れたので、オーブンとにらめっこしながら焼きました。

父には半分のボリュームで、鶏肉をつなぎあわせて詰めたものをテリーヌとケーキとともにお届け。

ナパバレーに旅行に出かけたときに、ワイナリーで買い求めた赤のスパークリング
Satsukiのスーパーショート。 毎年恒例。

ワインは、珍しく赤のスパークリング。
Beringerというナパでは大きいワイナリー。こちらのツアーに参加して、面白そう♪と購入した一本です。
香りが良く、バランスもとても取れた華のあるスパークリングでした。

Candle arrangement 2017

Jardin du I’llonyの恒例のアレンジレッスン。
今年は白とグリーンでした。
このアレンジを、少しずつお正月バージョンに変えていくのが、楽しいのです。

明日はクリスマス。
楽しく、笑顔でいられますように。

 

民衆の敵 篠原涼子さんと高橋一生さんにささげるブーケ

あっという間に、クリスマスが目前。
今年は例年よりも寒いので、お花が持ちますね。

なんか大きいブーケを束ねてみたくなって、葉ボタンも家にあることを思い出して作ってみました。

民衆の敵 月9ドラマ
篠原涼子さんと高橋一生さんにささげるブーケ

民衆の敵 ブーケ1

捧げるシリーズもひそかに人気。

今回は私にしては珍しく色とりどり。
アネモネの赤と紫は高橋一生さん (どうしても使いたい。色気のあるアネモネ。)
今回のアネモネは小輪で、赤と八重の紫です。

ラナンキュラスの大人カワイイオレンジのモロッコは、篠原涼子さん

とここまで決めて。

グレビリアいい感じ。ギンコウバイとユーカリも香りがあります。色味を少し暖かめに。

大輪の大人っぽいアプリコット色のバラは石田ゆり子さんかな。
かわいらしくて、華があって、でも品もある。そんな色です。

存在感がある強いハボタン。余貴美子さん

ナチュラルフラワー(ベージュピンク)

ふらふら茎が弱いけれど、伸びてくるチューリップ。(新人議員のみなさま)

葉っぱはグレビリア 強いし主張してきて元気。 古田新太さん

結実している実とこれからの、でも強い実のビバーナムティヌス。

潔く本数と色をしぼって。
潔くネトワイエして。
ということを今回はしていません。でも下葉は取り除いています。切り捨てられるという意味では山ほど落としていますが、
少々うるさい感じなのは、いろいろな色が混ざって(たくさんの意見があるよ、と)いるからです。

ドラマは来週月曜日で最終回。
展開が見えません。

誰のための政治なのか。
みんな正義だとわたしは思っていて、そして主張している。
声をあげなくてはだめなんだ。そう思います。

黒沢久子ちゃんの脚本。次回作品も楽しみです。

手もと。きちんときれいにスパイラル。それにしても大ぶりです。

師走、花とともに。 

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結(むす)ビスト、大石明美です。

12月も気が付けば半ば。
師走の名の通り、気ぜわしい毎日を送っております。

ナンタケットバスケットと木工の展覧会のお祝いに。

上の作品はわたしのナンタケットバスケットの師でもある縄田珠代先生の〜「出会い」二人展のお知らせ〜 へのお祝いに贈ったものです。
木工とナンタケットバスケット。
あまりお花ばかり目立ってしまっては、と思い、この時期の良い香りのグリーンアイスとヒムロスギ。
それからファレノプシス、幸福が訪れますように、とヤドリギを。

伺う約束をした日に、父親の通院の付き添いと重なってしまって、時間がとれなかったのが残念でなりません。

staubのテリーヌ型 クリスマスのディナーで活躍させます。
お花のプレゼント 差し入れのお礼に。(花言葉は純潔)

テリーヌの型を新たに購入しました。
これで、今年のクリスマスとお正月のオードブルは決まりです。

お花の依頼とキャンドルを受け取りに、jardin du I’llonyの南青山店へ。
繁忙期のお花屋さん。寒い中のお仕事と思い、差し入れを持って伺いました。
お礼に純白のラナンキュラスをいただきいました。
アイロニーの皆様、ありがとうございます。
お花のプレゼント、本当に幸せになります。わたしも、そういったお手伝いが出来るように心がけていきたいと思います。

毎月欠かさずレッスンにいらしてくださるT様。
ブーケをきっちり束ねたいとのご希望でした。
ブーケロンは久しぶり。なるべく茎が固く、形を作りやすいお花を。

ご用意したのは大輪のアプリコット色の大輪のバラ。
それから複色咲きのスイートピー。
グラミネとユーカリ。それからギンコウバイです。

ネトワイエから迷わずに、スムーズにはじめられたので、わたしは見守るのみ。
何度か受け取って、茎の位置を直し、花の高さを変えたぐらいです。

スパイラルも美しく。ガラスのシンプルな花瓶に入れて撮影タイム。

今日は天気も良く、自然光で写真が撮影出来ました。
スズメウリと一緒に。軽やかな、気分の浮き立つブーケです。

バラの色とスイートピーをつなぐ、ユーカリの葉の色。
ユーカリでなければ、銀葉のダスティミラーでも似合うと思います。

デザートにこの間イルレガーメの岡嶋美香先生に習ったサヴァラン(ババ)を。

ババ (サバラン) シロップwたっぷりしみこませてl。金柑のシロップ煮と一緒に。
露出を変えて。暗めで。

T様ありがとうございました。
またいらしてくださいね。春の花を束ねましょう。

大好きな洋椿。何本も楽しませてくれます。マンションのこの時期の一押しです。

 

おもてなし料理教室 IL Legameへ。

街はクリスマスのイルミネーション。
なんだか心が浮き立つシーズンになりました。

毎回楽しみにしているIL Legame (イル・レガーメ)の岡嶋美香先生のおもてなし教室に参加してきました。
今回はイタリアン。

紫を基調にしたシックで品のあるセッティング

完璧なテーブルコーディネート。
いつも、ここから気分が高揚します。

紫と銀、オレンジと金。
紫と金。プレートの模様もノエルです。
キャンドルも効果的に。オレンジのレンズ豆のうえにはくるみ。

手打ちのラビオリは、パスタマシンでできるだけ薄く延ばします。そして、チーズの詰め物を。

フォンティーナチーズを詰めたアニョロッテイ・デル・プリン
カブのピューレを詰めたアミューズ

メニューはクリスマスだけではなく、お正月にも活躍間違いなし。
わたしのフルサイズのテリーヌ型を、美香先生が使っていたハーフサイズのストウブのテリーヌ型に。一緒に参加した友達3人で購入決定。
>購入しました (密林の在庫がきっちり3つ減っています)

鶏とポルチーニ茸のテリーヌ
セコンドピアット:アニョロッティ・デル・プリン

メインは余力を残して、でもおしゃれに。そして華があるお料理。

このスープをリゾットに転用してみたいな、とクリスマス前に試作してみてから、やってみます。

デザートはシロップをたくさん浸み込ませたババ(ザバラン)。
あっさりとしているけれど、大人の味。そして金柑がフルーティ。

まずは金柑を入手します。作るのが楽しみ☆ つやつやのババです。
もう一つのデザートはお手製のシュトーレン。しっとりと。

紹介していただいたこのお料理をクリスマスに家族に作るのが、楽しみでなりません。
美香先生のお料理の虜(とりこ)の私。
笑顔になるお料理を教えてくださってありがとうございました。

テリーヌ型は数日あとにとどきますっ。フォンティーナチーズ、代用のチーズが思いつきません。こちらも入手しなくては。

アヴァンセレッスンへ

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結(むす)ビスト、大石明美です。

YSPD-Avance  レッスンに、Raffine les Fleures 東京アトリエに。
気が付いたら外苑の銀杏もとてもきれいだったのに、落葉しはじめていて、冬の訪れを感じさせます。

今回はcomposition。(コンポジション:アレンジメントのことです。)
久しぶりの大きいパニエ、オアシスセッティング、焦る私。
やっぱり家で事前にセットだけは予習しないといけません。

シーズン初のチューリップ。西洋南天、グリーンアイス、スカビオサ、ダスティミラー
アップです。西洋南天の葉が良いのと、夜のレッスンは撮影すると影が映るのもいい感じ。

幸恵先生にお会いするだけでうれしくて、元気がもらえます。
アシスタントの百合香先生がいるだけで、ほっと落ち着く私。

今回のコンポジションは、冬の訪れも感じさせ、でも晩秋らしく。チューリップの使い方にも気を配りますが、まずは西洋南天をオアシスに。

光と影 森の中。

コンポジション、私は好きです。
でも、何度も作っていくちに、物語を感じさせて、風が通るように。そして光があれば影がある。
ということに、とても深い意味があることがわかるようになってから、かなり一本一本の意味を考えるようになりました。

由美先生のスタイルは本当に奥深く、そして哲学的でもあります。だからこそ美しく、魅力的。
大事に大事に、学び進んでいかなくてはと思います。

露出をいじって、暗めにしてみました。白が映えます。

作っていく途中でダスティミラーを加えました。
ダスティミラーはそれだけで存在感があります。幸恵先生に教えていただき、そして的確で具体的な説明を。
ディプロマレッスンのときよりも、自分でも気持ちに余裕が出てきました。
やはり遠くから全体をきっちり見ること。一本一本適材適所がある。空いている場所をみつける。

そうして出来上がるコンポジション。

お話し中の花たち。何の密談かな?
斜めから。八重の白のチューリップがかわいらしい。

今年一年、大変お世話になりました。人生を変えるような素晴らしいレッスンを毎回ありがとうございます。
来年もよろしくお願いいたします。

静岡でのスペシャルレッスン&パーティタイム

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結(むす)ビスト、大石明美です。

静岡市に夫の実家があります。
いろいろと顔をださなくてはいけないことも増えてきました。

この時期のChristmas Holly 毎年見事です。

でも暮れと新年は、2本の西洋ヒイラギが真っ赤な実をたくさんつけるのでひそかに自慢しています。

暮れになるともっと真っ赤になります。日陰はまだ少しオレンジがかっていました。
2本のセイヨウヒイラギ、競うようにたわわに赤い実をつけています。

le bosquet 真由美先生のクリスマスレッスン。
YSPD同期のエレゴンゆうこさんとご一緒に伺いました。
エレゴンというのはフランス語でエレガント。その通りマダムでエレガントな作風のゆうこさん。小田原でお花を教えていらっしゃいます。

手土産をどうしようかしら?と思って思いついたクランベリーソースを浸み込ませたフルーツケーキ。
家用と合わせて3台焼いて、一番きれいなものを。

thanksgivingに欠かせないクランベリーソース。フレッシュなものが手に入ったので、ソースにして。上に。グレイジングはあえてしないで。すっぱさと甘さを。

と思っていたのに、一番大事な手土産と、アニマ016を忘れてしまいました。
マダムゆうこさん、アニマをお持ちなのです。

急いでクッキーを焼くことに。

homemade cookies 5種類あります。一番のヒットは上の粉砂糖をまぶしてあるショコラクリームとオレンジ風味のもの。

自宅と夫の実家にはキッチンエイドがあるので、お菓子作りがはかどります。
クッキーは、左からドライフルーツのロッククッキー、下はそれとピーナッツバターとピーナッツ(半立種という国産のものです)入り。右がザラメとコーヒー風味。それからピーナッツごろごろタイプ。一番上が、チョコレートムースに粉をぎりぎり加えて、粉砂糖をまぶして焼いたもので、オレンジの皮をすりおろしました。

さて、真由美先生のクリスマスリースのレッスンは、もみの枝と、グリーンアイスをふんだんに使ったリースです。

グリーンアイスと野バラの実が。絵になります。
私より少し早めにいらしたゆうこさん。ゴージャスなスワッグを作られていました。

あまりワイヤーを使いたくないからというリース、ぐっと力をいれてリース台に止めていきます。
真由美先生の的確なご指導のもと、豪華なリースが出来上がりました。

グリーンアイスがぐるっと。モミの枝で止めていきます。
ヘデラベリーとブラックブッシュも。
オーナメントは真由美先生手作りのドライのユーカリとシンプルなリボン

ゆうこさんのanimaも加わっての撮影大会。

わたしのanima、quelも連れてくるはずで・・・。また次回。
リースを並べてみました。

レッスン後はスペシャルなパーティタイムが待っていました。

さぁ、パーティの始まりです。こだわりのある真由美先生らしいしつらえで。

無事にクリスマスレッスンを終えたことに乾杯と、美味しいお料理を。
静岡のいちご。甘いです。トマト、アメーラトマトも甘いです。
ハヤトウリとカキのサラダはおしゃれな味。
私も作りますね。

真由美先生、準備も大変だったかと思いますが、心のこもったおもてなしをありがとうございました。

エレゴンゆうこさんの小田原のいくらでも食べられてしまう水羊羹。つるっと、するっと。時々伊勢丹@新宿でも買えるのですが、やっぱり作りたては美味しいです。
ごちそうさまでした。またご一緒できますように。

さっそく静岡の自宅に持ち帰り、母の「リースがほしかったの」という一言で、

静岡の内玄関に飾りました。

リースの層には幸せがつまっているから、ふわふわにつくるといいですよ。真由美先生の温かい言葉。

はい、幸せがいっぱい詰まったリースができました。

ちなみに翌日ごんぎつねが、セイヨウヒイラギの枝を置いて去ったのは何かのいたずらです。