秋色のお花たち 

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結(むす)ビスト、大石明美です。

そろそろアパートメントの玄関に、ハロウィーンの飾りをつけようと思っています。
こちらでは、飾ってあるお宅に子どもたちが訪問するという不文律があり、久しぶりのアメリカでのハロウィーン、お菓子も準備しなくっちゃ。
ハロウィーン、感謝祭、ホリデーとアメリカらしい楽しいシーズンの到来です。

アパートメントで撮影したお花。
秋を感じてくださいね。

コスモス、レモンバジル、グラスルビー(ルビーグラス)、ジニア
コスモス スカビオサ レモンバジル グラスルビー(ルビーグラス)

こちらはbluma farmというアラメダ郡の花農家さんのお花。バジルの香り、ルビーグラスの美しさ。コスモスの発色の良さ。スカビオサの茎のしっかりとした感じ。絶妙なジニアの色。時折注文をいれています。

Bi RIteの束売り。を組んでみました。美しいマム。矢車草。

Bi Rite Marketの花。
束売りのマム(菊)と矢車草。を家で組んで花瓶に。
Bi Rite、かなりの確率で矢車草が店頭にあります。
このマムは美しい色で思わず手に取りました。

Draeger’sの切り花。
百合咲きのチューリップ、ニゲラ、粟です。花瓶にばさっと。

美しいオレンジ色のチューリップ。
元気を出そうとビタミンカラーにニゲラの青。(パキッとした色の合わせ)
Drager’sの切り花を。ここではニゲラ好きがスタッフにいる模様。
この百合咲きのチューリップは花も長持ちで、おすすめです。

朝晩涼しくなってきたサンフランシスコベイエリア。
おうちのお花たちでした。

Farmers Market めぐり (初夏) 後編

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結(むす)ビスト、大石明美です。

後編です。
季節ごとにお伝えしたいと思っています。

ファーマーズマーケットのお花のこと。
新鮮です。季節の花、それも農園にざっくり植えてあるものを切っていることもありますし、花卉農家さんが出店していることもあります。

サンセット地区のマーケット。この日は切り花はガーデンローズとバンクシャー。ふだんは鉢植えと多肉植物がメインのお店です。
ダリアとひまわり。短く切り戻しながら2週間近く元気でした。この枝は道路で剪定している方からもらってきたユーカリの一種。

枝ものや葉っぱがあればもっと助かるのですが、グリーンはマーケットの八百屋さんのハーブ(ミント、ローズマリー、オレガノなど)で丈が長いのがあれば、買うようにしています。
人気のお店は早く店じまいしてしまうので、出会ったら逃さずに。
ハーブ類は農家さんも力をいれていますが、なかなか長さがいいのがないのです。
これからの時期、向日葵とダリアはふんだんにあります。
そしてもうコスモスとジニアが出回り始めました。コスモスはこちらでは初夏から出荷されるので、楽しみです。

これはフェリービルのファーマーズマーケット。
あじさいが置いてあったのはここのお店だけでした。農家さんで、庭のアジサイ。一番先に購入し、頭が重くてぐらぐらするので、大きなショッピングバッグを買いました。この外側の皮の手つきのバッグは、内袋にひもがついていて、大きなものでもしっかりホールド。
この日はピンクのデルフィニウム(あじさいと一緒に売っていたので)とラベンダーも。
ラベンダーも一束がたくさん。ラベンダーだけで結んでドライにしています。

ファーマーズマーケットで買い物するときは、エコバッグを多めに持っていきます。袋はもらえませんし、アメリカの袋(paper or plastic? のplastic bag)
は破けます。間違いなく。(笑)

アジサイとデルフィニウム、ラベンダーを早々に買ったときは、普段使いの袋では持ち切れず、大きくてしっかりしていて、上が紐で縛れるバスケットバッグを買いました。
日常の買い物でもエコバッグは必携です。(紙袋代が取られますので)
日本でも人気のあるTrader Joe’s のエコバッグは1ドルしないものもありますし、色々なスーパーではご当地柄もありますので、お土産にもおすすめです。

今現在わたしのおすすめは、Mollie Stone’s(オーガニックスーパー)のご当地エコバッグ。Bi-Rite Market のエコバッグ。
それからお高いのですが、フェリービルディングの中央にあるグローサリーのバスケット。上の3枚の写真の中のアジサイをいれてあるバッグです。軽くて内袋付き。取っては革になります。
ナパバレーのOakville Grocery のジュード素材のマチつきバッグ。(小さめです)トレードマークのうさぎの絵柄がかわいらしいのです。

あじさい。デルフィニウム、ラベンダーのブーケ 借景ではありますが、エントランスの赤紅葉がちょうど見える位置。

このブーケは、大人カワイイピンクのブーケに。
捧げるとしたら・・・希望をこめての高橋一生さんに。彼からこういうブーケもらったらキュンとするような(こじつけなんですけど)気がします。ブシュロンのイメージキャラクターを務めた高橋一生さんに、小箱とともに。

フェリービルディング。マーケットが開催されていなくても、ビル内でのお買い物もばっちり。チーズケーキのお店や、チョコレートの専門店。パン屋さん。それから茸の専門店。(マイタケやエリンギもありますが、トランペット茸なども)お肉屋さん。食料品店。お土産物屋さんもたくさん。

  • サウサリート生まれのヒースセラミックス
  • ブルーボトルコーヒー
  • Sur la Table (キッチン用品専門店)
  • The Gardner(雑貨)
    が有名ですが、見て回るだけでとっても楽しく元気になります。

この中にはいくつか有名なレストランやダイナーもあります。
オイスターを食べたいなら、立食になりますが何種類かそこで選んで生だったり焼いたりしてくれるお店も。
座って、食べたいなら
Hog island Oyster Company。開店とともに大行列。ピークの時間を外してもそれでも並んでいます。

この日の生牡蠣は、6種類から。おすすめのものを2種類。なんとなく気分でCA産の牡蛎を選びましたが、WA州、OR州、MA州、NY州など各地から。なじみのblue pointもありました。でもせっかくなのでまずは近いものから。
窓側やテラスからならこんな風景が広がります。

どうでしょうか?行きたくなってきませんか?

今日はルバーブとブラックプラムのコンポートを作ってみました。
オーガニックのストロベリーを使ったケーキも習ってきました。

ルバーブ、プラムのコンポート。色がきれいで、透かしてみてはうっとりしています。(笑)
サンマテオのBaking Arts。オーガニックのイチゴをふんだんに使った日本のショートケーキに近いものを。

パリ 自己研修旅 part8 ( 由美先生レッスン)

今回で、一応目的のお花のレッスンは最後。
パリに来て、もう一回レッスンをお願いしたいと斎藤由美先生に申し込みをしました。
ご多忙なところを受けてくださってありがとうございました。

この日のローズバッド 窓に映りこむ街並みも美しく。名残りのオデオン広場。

お願いしたレッスンは、普段から教える機会の多いであろう基本のブーケロン。
一発でぴたっと決めるスパイラル。
見られて美しいしぐさなど、由美先生から学びつつも、自分が出来なければ意味がありません。

今日のお花は、白のシャクヤク。小判草。そしてフランボワジエ。

これは×。はい。もう×・・・。
まず私が、組んでみます。ごまかせない花材。シンプルで美しいから余計に。
一緒にレッスンを受けていたちーちゃんこと澤田千晴さん。金山幸恵先生の大阪でのアシスタントをされています。芍薬30本のシャンペトル!

この日は、はじめまして。のちーちゃんこと澤田千晴さん。
raffinee les fleurs、金山幸恵先生の大阪アトリエのアシスタントをされています。
ラフィネの大阪アトリエで行われた感謝祭の翌日のフライトでパリ入り。
グアックス社の花瓶を使ってのレッスンを行っています。
今更新されたブログを見ていたら、美味しそう!!なお料理が。
ちーちゃんのお料理のお写真も、お花と同じくらい好きです。
そしてご本人にもお会いしていないうちから、とても会いたくて、初対面で告白をしては引かれてしまう思い、黙っておりました。

そんな千晴さんはわたしの隣でしゃくやく30本に枝少々、そしてフランボワジエ少々のシャンペトル。
わたしのブーケロンも内心ひょえーっと思いながら(だって、シンプルだから。失敗できないし、まさかブーケロンもできないの!?のあけみにはなりたくない。いや、なってしまうかも。)、束ねました。
このシャンペトルの難易度の高さはもう、隣で見ていてもドキドキ。

私が束ねた後、由美先生が見本を。
それはマジックのようにピタッと、美しく、そして花への気配りから、美しく魅せるこだわりまで。

もう何度もレッスンをおかわりしたくなる。
でも、一度アメリカに帰らねば。そんな気持ちで束ねたわたしのブーケロン。

シャクヤクのブーケロン。器はグアックス社のもの。

恒例の撮影に外に。とても良い天気で、気持ちが良い青空。そしてもうすぐ夕暮れ時のオデオン広場。

千晴さんのシャンペトルと。窓にうつるパリの建物。
自転車に乗っけて。絵になります。

由美先生、レッスンをありがとうございました。
千晴さん、ご一緒できて楽しかったです。またお会いできますように。(なにわのParis、幸恵先生のアトリエでお会いできますように)

この日は日差しが強くて、お化粧もしてない状態。でも、由美先生のあけみを撮影したら世界一。はここでも証明。
シャンペトル。壁の質感も含め、美しい写真が撮れました。
同じ構図で。ブーケロンだとこうなります。

このパリ花研修旅。
由美先生のご好意で、見て感じて、歩いて、実際に触れて、花の楽しさを見つめなおす時間になりました。
やっぱり花は美しく、だからこそきちんと向き合って。その魅力を伝えたい。
パリは刺激的で、まだまだ歩いてみたい。

もっと深く。
もっと潔く。
そして、もっと伝えたい。

違う季節も見てみたい。

パリへは直行便であればそれほど時間はかからないこともわかりました。
無駄遣いをせず、必ず忘れないうちにパリへ。

次回は番外編。あけみパリで帽子をセミオーダーしてみた。と美術館やちょっとした話題を。でおしまいです。

 

 

パリ 自己研修旅 part2

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結(むす)ビスト、大石明美です。

今回は、『枝物の魔術師』ともいわれる、パリ市六区にあるオデオン劇場前にRosebud を構える、ヴァンソンレサール氏のレッスンから。

わたしが初めてヴァンソン氏のレッスンを受けたのは2016年の6月8日。
大阪のインターコンチネンタルホテルでのことでした。

アジサイ(フランス語でオルトンシア)のブーケ シャンペトル。

この時は緊張のあまり圧倒されてしまい、通訳の斎藤由美先生とヴァンソン(と親しみをこめて「氏」を省きます)と話すことも動揺し、カチカチの笑顔でスリーショットが残っています。

昨年の秋は、同じく大阪でデモンストレーションを拝見に行きました。
いつも気さくで、すてきなムッシュ。

ドキドキしながらローズバッドへ向かいます。

地下鉄オデオン駅、マビリオン駅からほど近いオデオン劇場。
こちらがローズバッド。
少し早めにリュクサンブール公園を散策。

今回の花材は、ローズドジャルダン。(庭咲きのバラ。ガーデンローズ)と、ピヴォワンヌ(シャクヤク。ピオニー)、それとフランボワジエ(フランボワーズ)です。

ヴァンソンのデモからスタート。その後
まずは、「鬼ネトワイエ」by由美先生。そして準備ができてから束ね始めます。
ネトワイエとは、ブーケを束ねる前の下処理のこと。(葉を落としたり、余分な部分を切り分けたりすることです)

さてネトワイエ(下処理)スタート
時々チェックをしてくれる優しいヴァンソン。私のシザーケースにも注目

実は私はあまり自分の写真が好きではないのですが、由美先生。「あけみを撮らせたら日本一/いえ世界一」とおっしゃるくらいお上手で。
FBに掲載しても、ものすごい反響でした。
プロフィール写真をこのパリの滞在でどれだけ量産してくださったか。

出来上がったブーケはこちら。思いのまま、どんどんスタイル。入るべき位置は花が自然と教えてくれる。

花の楽しさの原点回帰。

幸福の椅子と言われる椅子。もしうっかり座って壊したら大変。なででお花をおいて撮影です。

このブーケは、翌日以降も楽しんで。そして香りとつぼみが開いてきたら、また表情がかわるからね。と。

2日後、もう一度束ねなおして撮影したのがこちらです。

束ねなおして。ボルゴのサーヴィエットを敷いて、スーツケースを隠せば良かったです。古い窓枠から、外がちょっと見えます。

次は、右岸エリアビジット(由美先生の案内)、そしてランジス花市場と続きます。

街歩き、散策 フラワーマーケットへ。

こちらに到着してからはじめての週末を迎えました。

クパチーノ アップルビジターセンター
外観

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結(むす)ビスト、大石明美です

昨日の天気は、こちらにしては暴風雨(といっても、それほどではないのですが)。気温は18度ぐらいのすごしやすい(アメリカ人には肌寒い)日が続いています。

San Francisco Whole Sale Flower Market へでかけてみました。
今日土曜日は、10時から一般の人でも買い物ができるようになっています。

駐車場は高いので、さっと買うのがポイント。両側に広がっていますが、右側のほうが資材、鉢物やさんなど。左側は生花、枝多しの印象です
三叉みたいな束。枯れ枝みたいなのもあります。

ざっと見てみてると、胡蝶蘭が安いと思います。(スーパーでも安い)
小さめのでも十分見栄えがします。
枝は、桜、アメリカヒメミズキ、雲竜柳、竹、ヤマモモなどとても豊富でした。
ユーカリは数えてみたら7種類ぐらいあります。

ピンクション バンクシャーなど。
ミニファレノ 15ドルぐらい。

写真は基本的に買出人が買う時間には禁止です。(バッジ申請者でも、朝は写真は禁止)
わたしのようにバッジがない場合、申請をしないと朝からの買い出しはできないのです。
ただ一定の時間がすぎると(10時過ぎぐらいから)、バッジがなくても入ることができます。写真も少しならOK
今日は10時過ぎからのオープンデーに合わせてのぞいてきました。

ユーカリポポラスの束 となりにあった細いユーカリが、香りもよくて買いたかったのですが、ものすごい束で、今回はやめておきました。
資材屋さん。リボン、ラッピングペーパ なども揃いますが、ジュートで作られたブーケ入れがおしゃれでした。

花は、大輪のスカビオサ、レーウフラワー(紫寄り)、ヒメミズキ、ラナンキュラスを買いました。
ラフィアを買うことが出来たので、束ねてみたのがこちらです。

束ねてみました。

気になったのは恐ろしい太さの、お化けのようなデルフィニューム、マグノリアの枝、八重桜でした。
買うには勇気がいる大きさで、またこんどじっくりと遊びに行きます。

帰りにはCraftsman & Wolves に寄り(ここはサンフランシスコで最もクールなスイーツを作るパティシエと空間があります。SFに行くと必ず寄りたくなるお店)、早めの昼ごはんとお茶を。

レモンカードデニッシュと奥は、チェダーチーズ&ブラックペッパー。上にはレモンのマカロン
Valencia 通りのマンホールの蓋。スカル、よく使われます。
  木の幹にはさんで。

家探しをしながら、街を探索しています。
来週はどんな出会いが待っているかな。

 

 

 

3月です!

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結(むす)ビスト、大石明美です。

3月です。
きれいなお花で癒されませんか?
ということで、撮りためていたお写真と、レッスン作品をご紹介します。

Le bosquet 真由美先生レッスンのミモザのブーケロン

こちらは、静岡のLe bosquet2月の真由美先生のミモザのブーケロン。
ポピーとミモザ、そして小道具が素敵。

チョコレートタルト。
焼き上がりました。レッスンのあとのお茶菓子に。

チョコレートタルトを焼こう!と決めたのが朝でした。
レッスンは午後。カットしたら、美しく切るのが難しくて、味はとてもおいしいと(自画自賛)思います。でもちょっと砕けてしまったりして。

チューリップとルピナス、コデマリのコンポジション
上から撮影してみました、
色が美しくうっとり。

八重咲きのチューリップと、この時期のニュアンスのあるルピナス。そしてコデマリ。一足先に春がきたような、そんなコンポジション。
T様ありがとうございました。

角度をいろいろかえて。本当にきれいな作品です

2月は、今後自分でできることは何か、とりとめとなくメモのように文章を保存しておくように心がけ。

青系の色素のお花は、自然界では少ないそうです。大好きなアネモネを使ったブーケ

青、紫のグラデーションんおブーケ。八重咲きのアネモネがひっそり、でもいろいろなところに、

もうすぐ春ですね。
恋をしてみませんか。

口ずさむ昭和の懐メロ。
来週からまた寒くなるそうです。
季節の変わり目、皆様もどうぞご自愛なさってくださいね。
毎年花粉症デビューなのか!?とドキドキしています。

冬の大雪金沢旅行 お花編

カニ食べに行こう!♪

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結(むす)ビスト、大石明美です。

毎年晩秋から冬に、お魚を目的に日本海側に旅行に行くのが恒例です。

今回は「香箱がに(ズワイガニのメス)」の時期を外してしまったのが悔やまれますが、加能がにとお寿司をいただきに金沢へ。

大雪の情報から、完全防寒。靴も滑らないゴムのスノーブーツで。

なんと一晩で40cmの積雪。ついたこの日もあられやぼた雪、などで深々としている夜。

早朝の羽田-小松便。出発前に「天候次第で引き返す」という条件付きでありましたが、羽田空港へ。すると小松便が欠航!
ひとまず朝粥定食を食べて、次の便がどうなるのか確かめることに。

もうすでに13時までの便が欠航ということで、急きょ東京駅から「北陸新幹線」の「かがやき」で金沢入り。

こういうときにモバイルsuicaが役に立ちました。
羽田で空席チェック。そしてシート予約です、

さてはじめての北陸新幹線。、
揺れません、
静かです。
ところが糸魚川をすぎたあたりで、車内がざわざわとしはじめ、目が覚めて車窓から外を見ると
なんと一面銀世界。それも雪が降り続いて、1メートル以上は積もっていたように見えました。

金沢では、アトリエコジーの野崎三四子先生のところで、ボワットレッスンを。
というのは、昨秋ヴァンソンレサール氏のレッスンで、ボワット(ボックス)も行ったとディプロマ同期生のみなさんに伺い、ぜひ習ってみたいと想っていました。
そうしたら、金沢の三四子先生がローズバッドの箱もお求めになったと伺って、レッスンを快く引き受けてくださいました。

先生の生徒さんで富山から新幹線でいらした@largo20123さん(instagramのアカウント)ともご一緒できました。

ヴァンソンレサール氏のボワットレッスン アトリエコジーにて
雪のベランダで。

ボワット、茎を斜めにさしていくのがポイント。
そしてなによりもお花を優しく扱うこと。
ボックスフラワーを作ったことがある方は、「こんなに入るのですね!」と驚かれますが、
小さなボックスに、ラディッシュ(スプレーバラ)と多肉ちゃんとエアプランツ、そしてスイートピーの物語が出来上がりました。

ボワットレッスン 雪の金沢で。

フローラルナイフの使い方と、アクアフォームの切り方のこつも教わりました。

早速復習しています。
ナイフは花用に限らずなんでもそうなのですが、左右どちらの手を使ってよいのかいまだに悩みますので、解決できてよかったです。

そのあと、野崎三四子先生のご自宅から霰や粉雪が舞う中、アイロニーの認定校レッスンに参加してきました。
先生の生徒さんもその認定校レッスンが「習い初め」ということで、多くのみなさんが参加されていました。

またYSPDの同期生で金沢でアイロニーの認定校にもなったAllure de fleursの山下真代さんとも感動の再会。
一緒にお写真を撮りたかったのですが、人数が多くて探しきれなくて残念です。

金沢はアイロニーの谷口さん出張レッスンが、いち早く埋まって、なんと2日間の予定で行われました。
谷口さん、福田さん(芦屋店から)は、四駆のハイエースであのものすごい雪の中鯖江経由で、時間までに到着!
翌日の新聞で福井は積雪70cm。
運転お疲れさまでした。

 

パンジーとスイートピー(ラベンダー)、シレネ(グリーンベル)、ペパーミント、コロニラヴァリエガータ、の春爛漫ブーケ

会場のKUMU(新しいホテルです)は熱気につつまれていました。
谷口先生のデモンストレーションを見てからネトワイエ(下処理)をされている素材ごとの束から選び、並べて束ね始めました。

パンジーはこの時期大好きな花材です。年々好き指数があがっています。

でも、葉っぱをネトワイエするときに折れてしまわないように、丁寧に。
でもこれだけ丈が長いパンジーをそろえるのは、今年は特に大変だったことと思います。
日本全国ツアーで、4500本パンジーを仕入れたということです。

どの子もかわいらしく、谷口先生からOKをもらって結束とラッピングを。

会場の外は雪が降りやまず大変なことになってきました。
集合写真を撮影して、ご挨拶もそこそこにホテルまで歩いて向かいます。

宿泊したホテルから、夜に撮影したものです。とにかく融水の水と、シャーベット状になった雪と、アイスバーンになったところと、新雪が積もったところで、カオス状態の歩道。会場のホテルもこの通り沿いにありましたが、帰り道は傘を杖代わりに。

会場のホテルまで迎えに来てくれた夫と合流して、歩いてホテルへ向かいました。
ふだんならたいしたことない距離なのに、雪が降り続くなか、転ばないように歩くのは(特に夫)大変だったろうと思います。

雪の夜 ただ一人美しい風景を眺めていました。

夜はみなさん虜になるSTAR CLASSのさゆりさんの極上マッサージを受けてきました。
終わってすぐ、ああタイムスリップして最初からもう一度お願いしたいと感想をもらして。
大雪の、しかも夜に本当に心のこもった施術をありがとうございました。

さて、食べ物編に続きたいと思います。

 

民衆の敵 篠原涼子さんと高橋一生さんにささげるブーケ

あっという間に、クリスマスが目前。
今年は例年よりも寒いので、お花が持ちますね。

なんか大きいブーケを束ねてみたくなって、葉ボタンも家にあることを思い出して作ってみました。

民衆の敵 月9ドラマ
篠原涼子さんと高橋一生さんにささげるブーケ

民衆の敵 ブーケ1

捧げるシリーズもひそかに人気。

今回は私にしては珍しく色とりどり。
アネモネの赤と紫は高橋一生さん (どうしても使いたい。色気のあるアネモネ。)
今回のアネモネは小輪で、赤と八重の紫です。

ラナンキュラスの大人カワイイオレンジのモロッコは、篠原涼子さん

とここまで決めて。

グレビリアいい感じ。ギンコウバイとユーカリも香りがあります。色味を少し暖かめに。

大輪の大人っぽいアプリコット色のバラは石田ゆり子さんかな。
かわいらしくて、華があって、でも品もある。そんな色です。

存在感がある強いハボタン。余貴美子さん

ナチュラルフラワー(ベージュピンク)

ふらふら茎が弱いけれど、伸びてくるチューリップ。(新人議員のみなさま)

葉っぱはグレビリア 強いし主張してきて元気。 古田新太さん

結実している実とこれからの、でも強い実のビバーナムティヌス。

潔く本数と色をしぼって。
潔くネトワイエして。
ということを今回はしていません。でも下葉は取り除いています。切り捨てられるという意味では山ほど落としていますが、
少々うるさい感じなのは、いろいろな色が混ざって(たくさんの意見があるよ、と)いるからです。

ドラマは来週月曜日で最終回。
展開が見えません。

誰のための政治なのか。
みんな正義だとわたしは思っていて、そして主張している。
声をあげなくてはだめなんだ。そう思います。

黒沢久子ちゃんの脚本。次回作品も楽しみです。

手もと。きちんときれいにスパイラル。それにしても大ぶりです。

jardin du I’llony x STUDIO PHOTOGENIQUE のコラボレッスン

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結ビスト、大石明美です。

名古屋と東京で活躍されている、STUDIO PHOTOGENIQUEを主宰されているChika Kojima 先生とアイロニーとのコラボレッスンを受けて参りました。

申し込みをする時間にPCでスタンバイ。ところが、3分足らずでお席が埋まってしまう人気のレッスン。(アイロニーのミニブーケ付きのお土産付きです!)
キャンセル待ちの結果、受けられることになりました。
実に「わかりやすく」「実践的な」レッスンで、シャッターを押す度に、自分の写真が様々な表情を持つことに気づかされました。

こちらがレクチャーが終わってすぐの撮影。

単焦点のレンズを持ってはいましたが、どうも今一つ使いこなせない気がして、出番がなかったのです。
が!、これからは単焦点のレンズも持ち歩くことにします。

とにかく何枚も撮影すること。これは写真が趣味である夫にも言われていることだったのですが、あまり実感がわかずに撮影していたこともしばしば。

露出、F値、モード、シチュエーションを少しずつかえていき、
雰囲気の全く違う写真が撮影できました。

いろいろな機能を使わないともったいない!(色補正はしていません)
明るめです。季節感のあるすてきなスタイリング。

 

 

 

 

 

 

 

 

この中で私の一番!は正直決められないくらい、たくさんの美しい花と小さな風景を写真に収めてきました。

中間ぐらいかな? ダリアと紅葉ヒペリカム、そしてこの小物たちが素敵です
暗めですが、絵画のような写真になりました
明るめです。寄ってみました。
マム、そしてリンゴ。暗め
which do you like …?  明るめ。

Chika先生、アイロニーのスタッフの皆様、そしてご一緒してくださった参加者の皆様、本当にありがとうございました。
習ったことを実践して、忘れないように。カメラ女子としてカメラを持ち歩きます。

sample作成の時に、習ったことを復習してみました。

workshopでは、参加者の方々の作品を美しく撮影したいと思っております。

 

 

コスモスのブーケロン

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結ビスト、大石明美です。

秋風も吹いてきたかと思うと、まだまだ夏のような蒸し暑さも感じる、安定しない気候の今年です。

秋の花を束ねてみたいというリクエストにお応えして、コスモスを使ったブーケロンを束ねていただきました。
お二人ともお花を束ねるのは初めてとは思えない、かわいらしく季節感のあるブーケになりました。

コスモス(ベルサイユ)チョウジソウ ワレモコウ ヒペリカム ケイトウ

コスモスはとても繊細。私も気を付けて渡していくようにしています。
チョウジソウと紅葉したヒペリカムが、コスモスのくるっとした葉と対比していて、ニュアンスのあるブーケです。

夜のレッスンでした。少し傾けて写真を撮影しています。
うつむくコスモスがかわいらしい

お二人でいらっしゃってくださって、二人とも同じ花材ですが、束ねる方によって雰囲気が変わります。

かわいらしく。 エレガントに。 とても楽しい時間をありがとうございました。

M様、I様またお待ちしていますね。
ありがとうございました。

コスモスのアップがかわいらしくて。秋です。

9/18の今日は一粒万倍日。
とても幸運なこの日。この日をわざわざ選んで

わたしの師でもある斎藤由美先生のブログの「パリで花仕事」の中で、2期生の同期とともに紹介していただきました。
また、9/17には私の作品も、同期のみなさんのすてきな作品とともに掲載されています。
とても驚きましたが、うれしかったです、

由美先生のブログもぜひチェックしてくださいね。