Farmers Market めぐり (初夏) 前編

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結(むす)ビスト、大石明美です。

6月18日の朝、大阪市北部を震源とした地震で被害に遭われた皆様に心からお見舞い申し上げます。
どうか早く収束しますように。
All my sympathies and pray for Osaka. Everything be well. I hope quick recovery soon.

サンフランシスコというと、食の街。
オーガニックのもの。カリフォルニアキュイジーヌ、ブルーボトルコーヒーのような3rd wave coffee.
毎週いたるところで、Farmers Marketが開かれています。
私の住んでいる街のダウンタウンでも、日曜日に開催されます。
ベイエリアでは、サニーベールやパロアルトなどサンノゼ寄りのマーケットが規模も大きく有名かもしれません。

卵。個数を言って入れてもらいます。放し飼い(cage free),
エサはオーガニックのもの。Soy freeという表示もあります。もちろん産みたて。しかし生卵でいただけないのが残念。(サルモネラ菌のこともあり、生食卵は自己責任)
オーガニックのストロベリー。今が旬です。スーパーで買えない!!だって甘いんだもん。

この時期おすすめなのが、果物。
そしてアスパラガスなどの旬の野菜です。

以前住んでいたマサチューセッツ州で購入したイチゴ。
あまりにもすっぱくて。ちゃんと農場直営のところで買ったのに。ということがあり、ベリー類はクランベリーしか信じていなかった私。(マサチューセッツ州はクランベリーの産地。全米1位です)
カリフォルニアは美味しいよ。って聞いてはいたものの半信半疑。
スーパーでおずおずと手に取り、美味しいかも。と。
でもマーケットのものも完熟で、はずれがなく本当に甘かったです。
気になるお値段は3パックで10ドルから15ドル。

アメリカでは見かけないと持っていた蟠桃。(平たい桃)Donuts Peach Ferry Buildingのマーケットで見つけて試食。即ゲット。桃にはうるさい私も大満足。

そしてこの桃。
パリで見かけて、アメリカでは見たことないと思っていたらありました。
今がちょうど時期でスーパーにもあります。
日本では蟠桃と呼ばれる桃で。孫悟空も食べたとか。
剥きやすく食べやすい。手で簡単に割れますし、とても甘く瑞々しい桃。
是非見つけたら買ってみて下さいね。

サンフランシスコ市内でも各地で開かれているマーケット。一番観光客の方にもおなじみなのがFerry Buildingのファーマーズマーケットです。

火曜日、木曜日、土曜日。
土曜日が一番にぎわいますが、火曜日、木曜日もビルの正面側ではお馴染みのお店も出ています。
わたしのおすすめなのが、蜂蜜やさんと、搾りたてのジュースやさん。それから日本のお野菜もあります。(白菜はおなじみですが、カブやダイコンも)

土曜日だと、糀屋さんが出店していて、オーガニックのお味噌や塩こうじも買えます。
白みそはよく見たらsoy freeになっていて、何のお味噌か見てみたら、Chic Beans。ひよこ豆のお味噌でした。
試飲のお味噌汁に思わず大人買い。このお味噌はミッション地区のレインボーグローサリーで扱っているとのこと。
老舗の有名なスーパーです。
オーガニックのスーパーで、大規模展開はしていません。ここに置いてあるというだけで信頼が出来るというお店です。

あとは面白いところでは毛皮やさん。(ウサギ、牛、豚や鹿の皮。メイン州の田舎のグロサリーにもつるしてありました・・・思い出します。)加工はお好きに。というのが。裏をつけて、自分で作るかなってちょっと思いました。
それからソーセージやチーズのお店も、美味しいんです。

San Francisco Ferry Building
Bart & muni metro Embarcaderoから徒歩5分。

お花も新鮮で安いです。
庭で咲いているのを切ってきた。そのワイルドさと何があるのかわからないのがワクワクします。

次回は花をメインに。紹介します。

これはレッドプラムとルバーブのコンポートを作ろうと思っているところ。プラムが甘いので、お砂糖は控えめに。白ワインで煮ます♪

 

 

Napa Valleyへドライブ

サンフランシスコ・ベイエリア、地中海性気候なので過ごしやすいと言われています。でも、サンフランシスコ市内は夏でも18℃ぐらいですになることが多いので、羽織るものは暖かいものを持っていらっしゃることを推奨します。

Napa Yountville の庭のバラ
Napa valley ビオラもかわいい

 

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結(むす)ビスト、大石明美です。

夫と会社の同僚のご夫妻とナパバレーへドライブ。
私たちは個人旅行で訪れて以来2度めになります。
事前に何ヶ所か予約を入れようにもなぜか入らず。
それもそのはず、メンバーイベント(ワイナリーのメンバーに登録した人だけが試飲できる)を行っているワイナリーが多かったことが、突撃訪問してわかった次第。
それでもいくつか回ることが出来ました。

ブションベーカリーのレモンタルト

まず、早めのお昼ご飯に、YountvilleのBouchon Bakeryへ。
ブションのビストロも予約はなかなか取れず、前回もなんとかディナーを予約できた人気店。
そちらのパンとケーキのお店。
行列必至なのですが、ブションのレモンタルト、何回食べても美味しいです。
上の部分はメレンゲでかるく炙ってあり、しっかり甘酸っぱいレモンクリームとタルト生地と。しあわせ。

Yountvilleはここ数年でホテルも増えたので、フレンチランドリー(ブションと同系列。こちらが本家)やビストロで飲んでも、歩いて帰れるところに泊まれそう。(前回は、セントヘレナに泊まってタクシーを使ったのです)
uberでもいいかもしれません。

opus one 予約は一週間前で。
一面に広がるぶどう畑

天気は少し肌寒く、そして日が出てくると上着を脱いでもいいぐらい。歩くのにはちょうど良い気候で、ピクニックができるワイナリーは大繁盛でした。

ナパの外れ。この前の山火事が飛び火して、ところどころ焦げています。ソノマからだと距離はあるのに、乾燥しているので火の粉が風にあおられて飛んできたそうです。

今回はメンバーイベントにもかかわらず、マダムがどうぞ、と言ってくれたPejuという家族経営のワイナリーでロゼ。それから赤を。
早速メンバーに登録してきました。

それから、大規模なところと、日本企業のオーナーが持っているという山間にあるワイナリー。中をのぞかせていただきました。
こちらは要予約で試飲はできなかったのですが、100ドルのコースでブションのサンドイッチがつくちょっとしたランチコースになっています。
次回以降のお楽しみです。
今回はmukuというデザートワインを購入しました。わざわざ収穫を遅らせて、糖度を上げて作ったワインだそうです。(アイスワインの手法とは違うと説明の方の話でした。寒暖の差が激しくなる晩秋だからこそのワインだそうです)

ほとんど流通していない。お得意様と直営のお店でしか飲めないというワインたち。ワイナリーで求めることも出来ます。
静謐なワイナリーでした。完全予約。人数限定・山を登っていったところにあります。

人を魅了してやまないナパ・バレー。ワイナリーや道端の花やぶどうの畑を楽しみながら、美味しい空気をたくさん吸い込んで。

家も本契約が終わって、ようやくホテル住まいからも解放される・・・と同時に、航空便と船便の箱の山と戦う英気を養わねば、です。

青い空、白い雲。ナパバレー
ローズマリーも見事でしたが、山間の谷に広がるぶどう畑。標高も高いので、寒暖の差が良いワインの葡萄の収穫につながるそう。