5月の風に吹かれて。 (雑記)

先日のスワッグレッスンの時に家に飾っていた花は、あじさいとしゃくやくでした。
好きな花はたくさんありすぎてその中から一つ選ぶことはできませんが、5月、6月にかけてのこの2つの花は間違いなくシーズン2トップです。
SFの市場でもこの2つの花の扱いは他の花に比べて特別で、薄紙に巻かれて販売しているピオニー。あじさいはいつもレジの手前にもたくさん並んでいます。
(この時期ならではのスズランも好きだし、ガーデンローズも・・・と増えてしまいますけど)

 

あじさいは輸入のもの。しゃくやくは白と悩んでこちらを

Heath Ceramicsのピッチャーに入れて飾っていましたが、写真の背景ボードにもなるかべかけを購入したので、その上に置いて撮影を。
気に入ったので他の色や模様も買ってこようと思っています。

 

バラ(ガーデンローズ)とラナンキュラス、ミントのブーケ

ガーデンローズの時期になりました。ウォーキングをしていると見かける庭先のばらが見事です。

夫の会社の方が釣りに出かけて、rockfishが大漁だというのでたくさんわけてもらいました。ロックフィッシュはメバルのことです。
おさしみ、昆布締め、煮魚。あらはあら汁に。と大変うれしいおかずになりました。私も釣りがしたくなりました。(釣り船ツアー、参加しようかな。よいお値段だけあって、すべてお任せでお魚も船上である程度処理してくれるとのこと。これだけ活きのよい魚、本当にありがとうございます。お魚好きなのでうれしいです)

メバルです。フィレ部分も含めて8匹ほどお言葉にあまえていただきました。お返しにメンバーになっているワイナリーのワインを。(ソーヴィニヨンブランとジンファンデールの二本)

 

パリ 自己研修旅 part8 ( 由美先生レッスン)

今回で、一応目的のお花のレッスンは最後。
パリに来て、もう一回レッスンをお願いしたいと斎藤由美先生に申し込みをしました。
ご多忙なところを受けてくださってありがとうございました。

この日のローズバッド 窓に映りこむ街並みも美しく。名残りのオデオン広場。

お願いしたレッスンは、普段から教える機会の多いであろう基本のブーケロン。
一発でぴたっと決めるスパイラル。
見られて美しいしぐさなど、由美先生から学びつつも、自分が出来なければ意味がありません。

今日のお花は、白のシャクヤク。小判草。そしてフランボワジエ。

これは×。はい。もう×・・・。
まず私が、組んでみます。ごまかせない花材。シンプルで美しいから余計に。
一緒にレッスンを受けていたちーちゃんこと澤田千晴さん。金山幸恵先生の大阪でのアシスタントをされています。芍薬30本のシャンペトル!

この日は、はじめまして。のちーちゃんこと澤田千晴さん。
raffinee les fleurs、金山幸恵先生の大阪アトリエのアシスタントをされています。
ラフィネの大阪アトリエで行われた感謝祭の翌日のフライトでパリ入り。
グアックス社の花瓶を使ってのレッスンを行っています。
今更新されたブログを見ていたら、美味しそう!!なお料理が。
ちーちゃんのお料理のお写真も、お花と同じくらい好きです。
そしてご本人にもお会いしていないうちから、とても会いたくて、初対面で告白をしては引かれてしまう思い、黙っておりました。

そんな千晴さんはわたしの隣でしゃくやく30本に枝少々、そしてフランボワジエ少々のシャンペトル。
わたしのブーケロンも内心ひょえーっと思いながら(だって、シンプルだから。失敗できないし、まさかブーケロンもできないの!?のあけみにはなりたくない。いや、なってしまうかも。)、束ねました。
このシャンペトルの難易度の高さはもう、隣で見ていてもドキドキ。

私が束ねた後、由美先生が見本を。
それはマジックのようにピタッと、美しく、そして花への気配りから、美しく魅せるこだわりまで。

もう何度もレッスンをおかわりしたくなる。
でも、一度アメリカに帰らねば。そんな気持ちで束ねたわたしのブーケロン。

シャクヤクのブーケロン。器はグアックス社のもの。

恒例の撮影に外に。とても良い天気で、気持ちが良い青空。そしてもうすぐ夕暮れ時のオデオン広場。

千晴さんのシャンペトルと。窓にうつるパリの建物。
自転車に乗っけて。絵になります。

由美先生、レッスンをありがとうございました。
千晴さん、ご一緒できて楽しかったです。またお会いできますように。(なにわのParis、幸恵先生のアトリエでお会いできますように)

この日は日差しが強くて、お化粧もしてない状態。でも、由美先生のあけみを撮影したら世界一。はここでも証明。
シャンペトル。壁の質感も含め、美しい写真が撮れました。
同じ構図で。ブーケロンだとこうなります。

このパリ花研修旅。
由美先生のご好意で、見て感じて、歩いて、実際に触れて、花の楽しさを見つめなおす時間になりました。
やっぱり花は美しく、だからこそきちんと向き合って。その魅力を伝えたい。
パリは刺激的で、まだまだ歩いてみたい。

もっと深く。
もっと潔く。
そして、もっと伝えたい。

違う季節も見てみたい。

パリへは直行便であればそれほど時間はかからないこともわかりました。
無駄遣いをせず、必ず忘れないうちにパリへ。

次回は番外編。あけみパリで帽子をセミオーダーしてみた。と美術館やちょっとした話題を。でおしまいです。

 

 

Cal Train に乗ってSFダウンタウンまで。

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結(むす)ビスト、大石明美です。

サンフランシスコの街中にある、フラワーマーケットまでカルトレイン(サンフランシスコ ー サンノゼ間を走る非電化の通勤列車)で行ってきました。

あっさりとしたプラットフォーム。駅舎もあるところとないところがあります。
SF駅についたら、貸し自電車の案内板と地図が。 自転車便利だと思います。ノブヒルは上がれないですけど・・・

カルトレインは、朝晩は座れないこともあります。
サンフランシスコとサンノゼ間のシリコンバレーを結んでいることもあって、上下線ともに混んでいます。(といっても、昼は30分に一本!というローカル線並)
私はClipper という磁気のカードを買っていたので、乗る前にホームにある棒にかざし、降りるときもかざして降りるだけでした。
きっぷはもちろん自販機で買えますが、この買い方が非常に難しく、しかもおつりがクオーター硬貨でじゃらじゃら出てくるので、最初からClipperを購入し、チャージしながら使うことにしました。(地下鉄BARTもこれ一枚でOK)

フラワーマーケットまでは、地図でみると2ブロックと少し。
歩けない距離ではありません。
ところどころ再開発の工事中で、人が歩いていない場所もあります。
昼間に実際歩いてみないとわからないことも多いので、歩いてみあした。

仲卸さんがわたしにおすすめしてきたひまわり。(は普通のサンリッチ)わたしはこちらが気になりました。

すっかり初夏の花が並んでいるなか、母の日需要の「カーネーション」「しゃくやく」「あじさい」も。
ひまわりは、先週ぐらいからスーパーでも安く売られています。暖かい土地なので、出回るのが早い。
組合の事務所に用事があるついでに、シャクヤクと、もう時期もおしまいなラナンキュラス、フリチラリア、そして銅葉のアカシアを。
スイートピーも時期が終わりなので、実もひげもくるくるついているのが出ていました。

間違いなく咲くシャクヤクを選んで(笑)買って帰ってきたら、もう咲いてきました。コーラルチャームかな?

ビバーナムとあわせたら、ライラックと合わせたら、といろいろ考えたのですが、水が下がりやすい花材ばかりだと、バケツが借りられないホテルだとちょっと大変かと思い断念。(バケツ買ってこなくては)

フリチラリア☆
2つ並べて。

帰りはまた駅へ戻り、ホテルの最寄りの駅からUberを利用して戻ってきました。
Uber についてはまたお伝えしたいと思います。
とても便利でgoogle本社があるシリコンバレーから発展した、乗り合いも選べるタクシーよりも安い乗車システムです。最近、日本でも相乗りができるタクシーの実験をしていますね。

豪華なブーケ このラナンキュラスのワックスは赤茶に近く、珍しい色です。