Raffine les fleurs での春の花を楽しむ集中レッスン

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結(むす)ビスト、大石明美です。

別名千駄ヶ谷のParis。ラフィネ・レ・フレール。ブラッシュアップ、もっともっと上手になりたい。
金山幸恵先生の集中レッスンを、久しぶりに受けて参りました。

私の大好きな新宿御苑は、梅の花が咲いていました

新宿御苑 白梅

3つのブーケロン(丸いブーケ)を作ります。

今日は好きなように束ねてみてね。と。
最初のブーケはアネモネ、スカビオサ、ユーカリ、雪柳。
手元廻りを気にするあまり、とてもつまらないブーケができ上りました。
わたしの弱点である「スパイラル」
それを意識しすぎて、スパイラルはほぼ完ぺき。でもこのブーケって表情がない。
そう思い始めたら、先生にチェックしていただくとき挙動不審になってしまったのであります。

二つ目は、大好きなバイモユリ、スイートピー、コデマリ、ビバーナム。
コデマリの動き、バイモユリとスイートピーのバランス。
ビバーナムのぐらぐらするところをどうするか。
途中までは良かったのですが、だんだん手元にしか集中できず、全体を見ることができませんでした。

1枚目が家で束ねなおしたもの。2枚目は持ち帰ったばかりのものです。

家で束ねなおしました。バイモユリも目立たせたい。でも、コデマリの動きも魅せる。
スイートピーの向き、細かいところがいけません。あと、空気が抜ける感じが、風が通るイメージが、まだまだ表せていません

3つ目は、ミモザの日を前にして、ふわふわミモザ、豆の花、ヒヤシンス、ムシカリ(枝)
ヒヤシンス・・・わたしは球根花が大好きですが、この組み合わせは難易度が高いと覚悟して臨みました。
でも本当にかわいい。

ミモザと豆の花の今の時期を楽しむブーケロン

先生に最後にもう一度束ねていただいて、家で束ねなおしました。
高低差、あまり強く握るとヒヤシンスが折れてしまう。ムシカリはシャンペトルとは違って長く出さない。(思い切って低く。スパイスを)

最後にもう一度アネモネを束ねなおしました。
なんでできたのか、あとのブーケになって苦戦するのはなぜだったのか。

高低差、花の向き、スパイラル、表情。それらを考えながら束ねたのがこちらです。

コデマリが躍るアネモネのブーケ

向きを変えて

横から。大好きなアネモネ。曲がる子も上手に使って。

幸恵先生の愛のあるレッスン。
そしてさりげない心遣いが温かい百合香先生。
私はこれからもずっとずっと通い続けるでしょう。
歩くのが遅い亀でも、まだまだ歩いて。

部分です。バイモユリのくるくるとスイートピーのひらひらと、コデマリの流れ。

できないことを数えるよりも、できたことを数える。

YSPD3期生のレッスンも始まりました。
先輩方、同期生の活躍も嬉しく、励みになります。

 

 

 

 

アヴァンセレッスンへ

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結(むす)ビスト、大石明美です。

YSPD-Avance  レッスンに、Raffine les Fleures 東京アトリエに。
気が付いたら外苑の銀杏もとてもきれいだったのに、落葉しはじめていて、冬の訪れを感じさせます。

今回はcomposition。(コンポジション:アレンジメントのことです。)
久しぶりの大きいパニエ、オアシスセッティング、焦る私。
やっぱり家で事前にセットだけは予習しないといけません。

シーズン初のチューリップ。西洋南天、グリーンアイス、スカビオサ、ダスティミラー
アップです。西洋南天の葉が良いのと、夜のレッスンは撮影すると影が映るのもいい感じ。

幸恵先生にお会いするだけでうれしくて、元気がもらえます。
アシスタントの百合香先生がいるだけで、ほっと落ち着く私。

今回のコンポジションは、冬の訪れも感じさせ、でも晩秋らしく。チューリップの使い方にも気を配りますが、まずは西洋南天をオアシスに。

光と影 森の中。

コンポジション、私は好きです。
でも、何度も作っていくちに、物語を感じさせて、風が通るように。そして光があれば影がある。
ということに、とても深い意味があることがわかるようになってから、かなり一本一本の意味を考えるようになりました。

由美先生のスタイルは本当に奥深く、そして哲学的でもあります。だからこそ美しく、魅力的。
大事に大事に、学び進んでいかなくてはと思います。

露出をいじって、暗めにしてみました。白が映えます。

作っていく途中でダスティミラーを加えました。
ダスティミラーはそれだけで存在感があります。幸恵先生に教えていただき、そして的確で具体的な説明を。
ディプロマレッスンのときよりも、自分でも気持ちに余裕が出てきました。
やはり遠くから全体をきっちり見ること。一本一本適材適所がある。空いている場所をみつける。

そうして出来上がるコンポジション。

お話し中の花たち。何の密談かな?
斜めから。八重の白のチューリップがかわいらしい。

今年一年、大変お世話になりました。人生を変えるような素晴らしいレッスンを毎回ありがとうございます。
来年もよろしくお願いいたします。