SFから北の町サウサリートへドライブ

SF市内からゴールデンゲートブリッジを渡ってすぐの、サウサリート。
フェリービルディングからも一時間に2本通勤フェリーが出ている郊外の市です。
SFの中心地からなら車で20分から30分の港がある好立地もあり、こじゃれたレストランや高級住宅街が立ち並ぶ場所。

ボートハウスが連なる港。この日は霧雨まじりのアンニュイな雰囲気。自家用のヨットや船で通勤のお宅や週末だけの家としても。

ここにSF発祥のHEATH CERAMICSのファクトリーショップがあるのです。
ヒースといえばぬくもりのあるシンプルな器。
日本でも人気のブランドです。

ファクトリーの入り口。この水色がヒースらしい
ドアの手前はこんな感じ。
オレンジ色のこちらのドアを開けるとショップです。

 

SF市内のヒースのショップに寄っては、どれがいいかなーと悩んでいました。トートバッグを買っちゃおうかな、と思っていた矢先のファクトリー訪問となりました。(急に朝決めて→ドライブ)

ヒースの器と、セレクトされた小物がおしゃれ。
バーズアイメイプルのウッドボードも欲しいなぁ。

この裏にB級品ですが、定価の20パーセント引きでアウトレット商品がおいてあります。
この日は週末でたくさんの人が買い求めていました。

色のバリエーションやシリーズもいくつかあります。このシリーズのボウルを色違いで何枚か、と。

 

この水色のピッチャーを購入しました。80ドル→64ドル

食器棚を整理して(持ち物を増やさないようにはしているのですが・・・)、また美味しいレストランとこちらにおじゃまするのは決定です。

ドライブでちょっと郊外へ。

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結(むす)ビスト、大石明美です。

こんにちは。あっという間に7月になってしまいました。

我が家に入ってくるスーパーのチラシにはJuly 4thの特売(BBQ,やソフトドリンク、アウトドアグッズなどなど)情報がずらり。

さて、こちらの生活も3か月がたちました。
今日はサンフランシスコ、ペニンシュラ地区などから車で気軽にいける場所を2つご紹介しますね。

☆ Half moon bay
おかずに魚が食べたい私。もちろん海が近いので魚はスーパーでも手に入りますが、青魚などなじみのお魚が恋しいこの頃。
11月1日には蟹(ダンジネスクラブ)の解禁。それまで待てないので、同じカウンティ(郡)の海側にあるハーフムーンベイに行きました。

Half Moon Bay に行く途中は、湖があるとても美しいエリアを通っていきます。道ばたにはフェンネルの花やチーゼル(あざみの一種)などが見頃でした。今度は採集のドライブに!
シルバーブッシュ(銀色の大きな羽のような草)と葦の群生が美しい場所です。茶色く見えるのが葦。

ハーフムーンベイには漁港があり、水揚げをした新鮮なお魚が手に入るとのこと。
運が良ければ生ウニも購入できるそうです。
ちょうど独立記念日前の週末でもあり、普段なら40分かからないぐらいで到着できるところでしたが、1時間ちょっとかかりました。
でも、道ばたの植物を楽しんだり、お店を見つけることができたので、楽しいドライブ。

blue point (6つで12ドル)
この小さい牡蛎はおなじみブルーポイント。
Red Snipper 一応鯛と出てきますが、アカムツに近いと思います。小さいものを一匹買ってきました。2ポンドぐらい。大きいものは4ポンドはあると思います。
キングサーモン。切り身もありました。

気になるお魚やさんのその日のラインラップ。
イカ(ヒイカ)、キングサーモン、レッドスニッパー、キャットフィッシュ、トラウト(鱒)。ムール貝、チェリークラム。
タコは残念ながら冷凍だよ。と。
そしてホタテ。予約はできませんが、とても新鮮で大きな甘いホタテ。
あとは冷凍と生け簀のダンジネスクラブ、ロブスター、エビ。
だいたいどこのマーケットもそれほど値段は変わらないだろうと思います。
新鮮で安いと思いました。

帰り道には、花卉農家さんの直売所や、小さな農場の直売所がいくつかあるので、お花を買うこともできます。この時期はベリーとコーンも。

☆ Alameda antique fair
毎月第一日曜日に開かれるアラメダのアンティーク市。
やっと行くことができました。

アラメダの海軍基地の跡地を利用した広大なマーケット。
マサチューセッツのブリムフィールドのアンティーク市を思い出します。
なにしろ駐車スペースが広いので、会場に入ることを思うと早めに到着したほうがいいと思います。
(ちょうど対岸なので、サンフランシスコ市内からベイブリッジを渡ることを考えて、朝早めに出発)
私たちにしては早いかと思いましたが、朝7時前からオープンしているので、すでに買い物を終えている業者さんと思われるお客さんも!

ヴィンテージのミルクグラスやガラスで作った照明屋さん
お金を忘れても大丈夫。移動式ATMマシンがここそこに。(でも大きな買い物ができるお店は、カード決済もできる場合もあります)
古い木材を使って、リメイクして売るお店も。ショップの個性が出ていて、おもしろいです。

サンフランシスコは芸術家も多く住んでいますので、ヴィンテージものを上手にリメイクして販売しているお店も出店している印象を受けました。
木材や皮、ガラス、金属板など。
流行のシャビーシックに塗り替えて、棚板も美しくなった家具。
廃材を組み木細工にして作った椅子やテーブルも。
もちろん、古道具、ビンテージ小物、キッチン用品など、ぐるっと見るだけで半日以上かかると思います。

元滑走路に咲いていた名前がわからない花。
ひび割れたコンクリートのすき間から咲いています。

サッカーワールドカップ、ロシア大会でのサムライブルーの活躍がうれしい。
海外生活では、母国の素晴らしいニュースは元気になります。

 

パリ 自己研修旅 part5 (閑話休題・weekend)

週末になりました。
私はいったい何をして過ごしたのでしょうか?

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結(むす)ビスト、大石明美です。

パリ滞在も折り返し。
とてもフォトジェニックな屋根裏のアパルトマン。
今になってみると、どうやってスーツケースを運んだのか、我ながらあっぱれと思います。(軽くしていきましたが)

夕暮れ。雷雨が来るであろう少し前。サンジェルマンデプレ。

若いときならば、ドミトリーじゃない贅沢な部屋。
場所も最高。そして便利。
本当ならば、ずっと、と思っていましたが、思い切って郊外でもいいので宿泊先を変えました。

とはいえ、階段は降りるほうが怖い。となると、荷物を分散しておこうと思い、週末は次の宿泊先にスーツケースを1つ預けることにしました。

最初の計画では、一泊でどこかに行こうかな。思っていたのですが。

荷物を預けるにあたって、使ってみたのはパリでもUber。
便利です。ただし、パリでは一方通行も多く、自分が立っている場所に予定された車が到着するのは、ちょっとしたこつがあることに気が付きました。
まず、バスレーンとタクシーレーンが手前にある場合。
一般車両はもちろん入れません。
その場合は、道路の逆側(一方通行でも)で呼ぶと、車は停車しやすいです。

さて、荷物を預けた私は、次にどこに行こうか全く決めておらず、ホテルの近くの地下鉄駅からREPUBLICへ向かうことに。(3号線でした)
リパブリック広場。スケートボードが出来る公園にもなっていて、大変な賑わいです。
そしてふらふらっと歩き出し、テンプル塔が近いよね?とグーグルマップも見ずに。

インスタグラムのストーリーにも載せてしまった。昨夜のスターダスト!
日差しが出てきて暑くなり、近くのマルシェで休憩した後、また歩いて、こちらで飲み物と甘いものを。@MAISON PLISSON

スターダストのあるエリアには気になっていたマルシェがあり、週末の昼間なので大賑わい。
ひやかしながら中に入って、何か食べたいなぁ・・・。
ありました!ホワイトアスパラガス。ですが、一人では多すぎる。
モロッコ料理にも心をひかれながら、ちょっと果物を買いつつ、ブロカントを見ながらそぞろ歩き。
のどが渇き、コールドプレスジュースのお店でビタミン補給。

そのあとMaison Plissonを見つけて、パブロバを注文。
卵白のメレンゲのデザートになりますが、どういう風に出てくるのか。いちごも気になって。と言い訳。
自分でも地図を見ずに、気になった(呼ばれた?)エリアをもう一度見て回ることができて大満足。

翌日は日曜日。
カトリックの国のフランスでは日曜はほとんどのお店が休みになります。
左岸のアパルトマンをきれいに掃除して、新しく購入したバックパックにもなる機内持ち込み用のカバンを持ち、

今日はどうしようかな。
こういうときは、鉄道に乗る。と決めています。
帰りは郊外のホテルに近いほうが楽だろうと思い、駅をいくつかセレクト。
乗ったメトロでGare…の表示があるところで降りる。(私は今回北駅か東駅が帰りのことを考えると近かったのでその2つから)
4号線は北駅の工事のため使えないのを表示で見て、東へ。

そして自販機で、週末往復切符を選び、TGVで適当な時間に戻ってこれそうな列車を、これまた適当に選びます。
そして購入。
この時点で、どこに行くのか自分でもわからず。
もたもたしていたので、ねらっていたアルザス方面とナンシーはあきらめて。ナンシーは帰りが夜10時過ぎになるチケットしか取れないので、また次回。

SNCF TGV.何年ぶりかなあ。ついたのは??
シャンパーニュの入り口。歴代フランス国王の戴冠式でも有名なランス。

TGVに乗って45分ちょっと。田園風景が広がり、最初の停車地がわたしの目的地です。
駅の表示と、チケットを見るとREIMSと。
レンヌ?いや方向が・・・、スペルも違う(はず)
でもこうなったら調べないでみようと。そうして到着したのがランス。
あ、ランス。
で、思いついたのが、戴冠式、シャルル7世、ノートルダム大聖堂、凱旋門、ローマ帝国時代からの古い街、そしてシャンパーニュ!
(世界史を選択していない私ですが、ここまでは出てきます)

REIMS 快晴の日差しのもと、ぼーっとベンチに座って。
この木の葉は、白とグリーンと二色。まるで花のようでもあり、ところどこで見かけます。

ランスでは、タクシーで少しだけ廻ってもらい、ローマ時代の遺構と大聖堂を。
お昼をどうしようかな、と思いながらお店をチェック。
たぶんここなら間違いないだろうと、メニューを見ると。
ホワイトアスパラガスかパテ(スペシャリテ)、季節のスープ、メインはフォアグラと鴨。または、仔牛と白トリュフ。
よし!と入ろうかと思いながら、やっぱり食べきれないような気もして。(普段ならこんなことはまずありません)

それなら、行きかう列車を見ているのもいいかな、と思い、静かなカフェで列車を見ながら飲み物と軽食を。

ガイドブックは、引っ越しの荷物に紛れて今回は全く持ってきておらず、パリ市内、郊外ともにただメトロの路線図だけ。
でもそんな旅だから、ランスにいるんだなぁ、と面白く。

芝生に寝っ転がって。
ただ、空と木のにおいを。

こんな一日もいいかも。と思いつつ、ホワイトアスパラガスに後ろ髪をひかれながら、TGVに乗って戻ってきたのでした。

わたしがここなら外れないだろうと思ったお店は、あとで調べてみたら、やはりミシュランの一つ星。
こんどはお腹の調子を万全に。リベンジしなくては。
泡にまみれたかった・・・。(シャンパン、利き酒もいいな)

まだ続きます。
次回は、外国人向けの料理教室、そしてアイロニーパリ店でのお話。