明日香村 さららでのワークショップ ふたたび

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結(むす)ビスト、大石明美です。

3月の中旬なら時間ができますと。
奥明日香さららのオーナー坂本さんにさららへの来訪を約束していました。
坂本さんから、せっかくだから何かお花を。とのありがたいご提案を受けて、急きょワークショップを行うことにいたしました。

ご参加の皆様、昨年のワークショップでお会いした皆様です。
本当は前日ゆっくり明日香入りしたかったのですが、いろいろ立て込んでしまい、橿原神宮近くのビジネスホテルに到着したのが夜10時。
届けておいたお花を確認して、翌日ワークショップになりました。

ホテルから近鉄の向こうに畝傍山など。
届けておいた資材などなど

今回は、身近なお花を使って、ブーケ。器はまわりを装飾するタンバルブーケです。
クリスマスローズ、宿根スイートピー、リシアンサス(トルコキキョウ)、チューリップ、ハゴロモジャスミン。
それから、さらら近くで採集してきたヘデラベリーや猫柳(の大きいもの)です。

花材の一部 奥に採集してきたヤナギが。あまりに立派で、ふわふわですが、虫がついているのではと内心かなりおっかなびっくりでした。(きちんとチェックしてお渡ししています)
当日欠席されてしまったK様用の見本を玄関に。
漆器のお弁当箱、とてもいい撮影ポイントです

さらら御膳をみなさんでいただきながら。歓談を。

手作りのもの。
明日香のもの。じんわり滋養のある御膳です。
大好きなさららの味 ダイコン餅、手作り豆腐、こんにゃくや高野豆腐のそぼろなどなど
作成風景 ユーカリやヘデラベリー、白樺の枝などで。
みんな違ってみんないい。そんなアレンジが完成しています

今回のワークショップでわたしが伝えたいことは、お花の楽しみ方。そして難しいテクニックはいらないよ。ということでした。
今の時期なら、野生化している水仙や、庭に咲いているお花、切っても良い枝などを使って、お好きなように花器に加えて。
身近に楽しんでもらえたらと思いました。

水仙はさすがに採集できませんでしたが、家の庭にあるエニシダや梅、桜などでも素敵だろうと思います。アイビー(ヘデラベリー)、バラ、なんでもかまわないのです。

作品例です。リボンは麻ひものピンクを長く垂らして。
作品例 リボンは白で金の模様のもの。結び方が凝っています。
作品例 チューリップの八重咲きがかわいらしく。また下の板目のテーブルにもマッチしています
並べてみました。

リボンはコードリボン、幅広のワイヤー入り(何色か)、麻ひも、水引などをいろいろ持っていきました。
結び方や、重ねたり、人それぞれ。
どんどんオリジナリティある作品が出来上がっていきます。

横から。勢ぞろい。
お客様の対応を終えてから参加された博子さん。作品を置いています。

さららのオーナー、坂本さんとの出会いは偶然の出会いでした。
また帰りたくなる、そんな明日香村。

角度をかえて

送迎もありがとうございました。
また伺いますね。

ご参加くださった皆様ありがとうございました。
なんとも私らしい(笑いあり、焦りあり、豆知識あり)ワークショップ。

自分が一番楽しんだのではないかと思います。
どうぞいろいろな花材でお楽しみください。

 

わざわざの働きかた

斎藤由美先生に勧められた「わざわざの働きかた」

パンと日用品の店「わざわざ」長野県の東御市にあります。
どの駅からでも、車を利用しないといけない場所にあるこのお店。
パンは角食とカンパーニュのみ。
日用品は気に入って、使う価値のもの。
調味料もこだわりのあるものだけ。

読み進めていくにつれ、何度もぐっと心に刺さる。
わたしは? わたしならどうするのか?

わざわざの働きかた そして気になったリネンの靴下と、白のオーバルの食器

今Claude Achille のレッスンは、アラベスク(基本のブーケロン)となれた人向けのレント(花材が増え、ブーケロンではありますが、少し大き目のブーケ)。

今はシーズンレッスンで、クリスマスレッスンもしています。

アレンジメントが、というご希望の方には、コンポジションも。

「わざわざ」いらしてくださる方に、わたしが対応できる人数はいまのまま多くて2名までで。

今シーズン初。スイートピーとニゲラ。銀葉アカシアで束ねました。このところ、わたしの気分はあまり色を増やさず、花材も選んで、の作品です。

なるべくあたふたしたくない。
丁寧に教えたい。
そのためのプライベートかセミプライベート(お友達同士で、というご希望には対応します)レッスンです。

わざわざ行きたくなる奥明日香さららさん。坂本さんのさをり織りとお嬢さんの千恵さんのテディベア
明日香の水と土を使った作品。©Ayako Kurihara

わざわざ。
とても深い言葉です。

新作のリース。
ワイヤーを使いすぎず、いいかんじ☆に仕上がりました。

自分でいろいろ試作品を作ってみて、わたしらしいリースを提案できるように。
わざわざ選んでくださる方のために。

新作のリース
ギョリュウバイとブラジリアンペッパーの組み合わせにとても萌えています。