パリ研修中です。(速報レポート)

やっと念願の5月のパリに来ることが出来ました。
パリスタイルのお花を習い始めてからは、初めてです。
パリは季節ごとに魅力があって、私も何度か来ていますが、5月のパリは初めて。
バラ(庭咲きのバラ)と、シャクヤク、そしてベリーが出てくる頃。

今回はグルメはなるべく封印して、斎藤由美先生、ローズバッドのヴァンソン・レサール氏のレッスンを受けることと、ランジス市場。人気の北マレ、マレ地区探索。
美術館や城壁めぐりをしようと思っています。一人旅です。

ヴァンソン・レサール氏のレッスン。ローズドジャルダン、フランボワジエ、シャクヤク。

フォトジェニックな町並み。
到着翌日は、さっそく由美先生からブーケドマリエを。シャクヤク、ビバーナム、カラスムギ。

夕暮れのサンジェルマン・デ・プレ ブーケドマリエとともに。

実は久々のブーケドマリエ。
でも素敵なブーケが出来ました。

この旅でたくさん経験したことを、フレッシュなうちにアップしたいと思います。
でもまだまだ続きます!

全力で楽しんでいます。

ヴァンソン・レサール氏 デモンストレーション 追記

昨夜のアップのあと、まだまだ素敵な写真と出来事が満載なことに気が付いて、
ご報告いたします。

インターコンチネンタル大阪でのヴァンソンさん(とカジュアルにお呼びすることをお許しください)レッスンに参加してから2年数か月になりました。
食いしん坊の私はランチタイムも楽しみなのです。

前菜はサーモンのタルタル。ビーツの赤、鱒子のプチプチ。爽やかな一品です。タルタルは、この1年で、いろいろな「タルタル」が流行っているので、サーモンでも違和感無しです。

前菜はキャプションにも紹介した通り、サーモンのタルタル。
色は赤。そして、鱒の子の赤のプチプチの塩味と、ビーツ(だと思います)の酸味との組み合わせ。
タルタルといえば生肉。もちろん大好きですが、ここ何回か、サーモンや真鯛、生のエビのタルタルなどをいただくこともあり、最近のトレンドだと思います。

これはとても良いアイディアでした。簡単なスワッグを作って、箱に(ローズバッドの)いれていきます。
私たちのテーブルはイブピアッチェ。乙女の皆様の歓声があがります。

各テーブルには、ローズバッドの箱がおかれ、箱の中にスワッグを(ユーカリポポラスと銀葉アカシア)入れます。
それだけでもかわいらしいのに、ヴァンソンさんが各テーブルに違う花を入れて完成。

グロリオサ。べースが合わせやすい色なので、何色でも映えます。
満開の大輪のアネモネ。
バンダの紫。ぐっと大人っぽく

このアイディア。とてもナイスで、テーブルに連帯感が生まれると思いました。

温製のコーンポタージュ。ピスタチオをアクセントに。

次は温製のポタージュです。サーブされてくるメニューすべてが、彩りとポイントポイントに使うアクセントにこだわっています。

ブレッドも美味しい。そして遠目からも美しい花。
ポークロースト。美味しくて、食べてから撮影していない!ことに気が付いて。柔らかくジューシーでした。

お食事の間には、床に置かれたピラカンサスの大木や、プラタナス、伊賀風樹をヴァンソン様(ついに様と!!)がいけこむ様子を。写真を撮影したり、食べたり、見たり、ととても脳が活性化される時間でした。(お口に入れ忘れるぐらい見惚れています)

大輪のダリア(らららと黒蝶)でひきしめて。
白いグロリオサも効果的に。自分の背丈よりも大きい大作で、天井の高さも計算されています。

デザートはチーズケーキ。ライム風味です。
エディブルフラワーにはビオラを。各々違うビオラが載っていて、かわいらしかったです

ライムとオレンジ。散らしてあるのは食用菊。私のビオラは薄い黄色と紫のバイカラー。

食用菊、お浸し以外でいただくのは久しぶり・・・かも。でもこうやってあしらうと「お花の会」にふさわしいと思います。

お食事も美味しく、そして「華のある食卓」とおもてなしを堪能しました。

デモ2作品目の投げ入れ 
16日はノエルのレッスン。ローズバッドのボワット(箱)に森を再現。

上のボワット(ボックス)は、前日のノエルのレッスンの2つめ。
作品は同期生の香織さんのものを撮影させていただきました。
小さい箱の中に物語が生まれています。
本当にステキ。
どこから見ても美しい。
香織さん撮影させてくださってありがとう。

至福の時間でした。