パリ 自己研修旅 part7 ( Jardin du I’llony Paris )

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結(むす)ビスト、大石明美です。

だいじな方へ。お任せのブーケをアメリカから注文。南青山店からの発送でした。

アイロニー南青山店を利用することも多く、オーナーの谷口さんがパリ店をオープンしてから、一度はパリ店にも寄ってみたいと思い、おじゃましました。

SFに来てカメラの講座を申し込もうとしたところ、「望遠」「風景」「メーカー指定」のことが多く、また専門的な用語を早口で英語で言われても急には対応できないかな・・・と弱気に。
F値、露出、シャッタースピードなど、風景と花ではまた違ってきます。写真についてもレクチャーしてもらえたらとお願いしました。

パリ店は、2号線のビクトル・ユーゴー駅からすぐ近く。

ガーデンローズとエレムルスがお出迎え。
アイロニーらしい。グロリオサ。

谷口さんとお会いするのはちょっと久しぶりでした。
サンフランシスコから行きますというのは、前もって連絡しておきましたが。
まさかわたしもサンフランシスコに住むことになるとは、前にお会いした時には思ってもいなかった訳で。
ぎりぎりまで(3月)仕事をしていたうえでのアメリカ暮らし。
まずは、今の近況を話しつつ、レッスンを。

イブピアジェ、クレマチス、ビバーナム、フランボワジエ 小判草

このブーケのあとに、組みなおすので、ネトワイエは控えめに。
組みなおしたブーケは、その日の夜お会いする知人の奥様へのプレゼントに。とするつもりで。

カメラをむけるといつもの谷口さんスマイル。これは作り変えたあとです。
タイツリソウ。かわいいです。そういえばサンフランシスコの市場だと、私の行く時間は売ってないかも。

プチスタージュ(短期研修生)コースの方もお店にいらして、水揚げや装花をされていました。
日本の芦屋、青山と共通する香りがするパリ店。
パリのお客様を見ていると、己の好みがしっかりしている。と思わずにはいられません。
こういう花器だから、この花が。ときっちりリクエスト。
わたしならなんとなくしゃくやく♪にしようかな。と思うところで、きっぱりと咲き加減。色、フォルムまで納得してからお求めに。

刺激的な毎日だろうと思います。

初夏のエレムルス。そしてわたしのブーケ

ビクトル・ユーゴー駅付近は、治安もとても良く、ちょっとしたスーパー(モノプリのコンビニ版)もあります。ショコラティエやレストランも。
ゆっくり探索してみたいエリアです。

あまりにエレムルスがツボで。影をいかしてみたり。
中庭をお借りしてドアの色と、マッチングしたり。

季節は確実に進んでいることを感じながら。
谷口さん、お忙しいなか、いろいろとお心遣いありがとうございました。
2ショット忘れましたね☆

ガーデンローズ越しの。この椅子は使える椅子でした。

次は、由美先生にお願いした追加レッスン。そして、反響のあった帽子のセミオーダー。

滞在先を変えた私。
地下鉄の始発駅なので、座って乗り換えできるのは、ストレスが減ります。(ひったくり、スリなどのリスクが立っているよりは軽減)
わたしもあまり知らないエリアだったのですが、割とディープなところでした。
駅から降りるとすぐのホテルはとても快適で、冷蔵庫が部屋にあれば完璧です。
レストランに力を入れているので、お食事はそこで。というのも。
ショッピングセンターのローカル感。なんとなーく暗いスーパー。
観察していると飽きませんでした。

なんでも楽しむことが旅の秘訣。
いろんな経験をするのが今回の研修の目的。

 

 

 

Raffine les fleurs での春の花を楽しむ集中レッスン

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結(むす)ビスト、大石明美です。

別名千駄ヶ谷のParis。ラフィネ・レ・フレール。ブラッシュアップ、もっともっと上手になりたい。
金山幸恵先生の集中レッスンを、久しぶりに受けて参りました。

私の大好きな新宿御苑は、梅の花が咲いていました

新宿御苑 白梅

3つのブーケロン(丸いブーケ)を作ります。

今日は好きなように束ねてみてね。と。
最初のブーケはアネモネ、スカビオサ、ユーカリ、雪柳。
手元廻りを気にするあまり、とてもつまらないブーケができ上りました。
わたしの弱点である「スパイラル」
それを意識しすぎて、スパイラルはほぼ完ぺき。でもこのブーケって表情がない。
そう思い始めたら、先生にチェックしていただくとき挙動不審になってしまったのであります。

二つ目は、大好きなバイモユリ、スイートピー、コデマリ、ビバーナム。
コデマリの動き、バイモユリとスイートピーのバランス。
ビバーナムのぐらぐらするところをどうするか。
途中までは良かったのですが、だんだん手元にしか集中できず、全体を見ることができませんでした。

1枚目が家で束ねなおしたもの。2枚目は持ち帰ったばかりのものです。

家で束ねなおしました。バイモユリも目立たせたい。でも、コデマリの動きも魅せる。
スイートピーの向き、細かいところがいけません。あと、空気が抜ける感じが、風が通るイメージが、まだまだ表せていません

3つ目は、ミモザの日を前にして、ふわふわミモザ、豆の花、ヒヤシンス、ムシカリ(枝)
ヒヤシンス・・・わたしは球根花が大好きですが、この組み合わせは難易度が高いと覚悟して臨みました。
でも本当にかわいい。

ミモザと豆の花の今の時期を楽しむブーケロン

先生に最後にもう一度束ねていただいて、家で束ねなおしました。
高低差、あまり強く握るとヒヤシンスが折れてしまう。ムシカリはシャンペトルとは違って長く出さない。(思い切って低く。スパイスを)

最後にもう一度アネモネを束ねなおしました。
なんでできたのか、あとのブーケになって苦戦するのはなぜだったのか。

高低差、花の向き、スパイラル、表情。それらを考えながら束ねたのがこちらです。

コデマリが躍るアネモネのブーケ

向きを変えて

横から。大好きなアネモネ。曲がる子も上手に使って。

幸恵先生の愛のあるレッスン。
そしてさりげない心遣いが温かい百合香先生。
私はこれからもずっとずっと通い続けるでしょう。
歩くのが遅い亀でも、まだまだ歩いて。

部分です。バイモユリのくるくるとスイートピーのひらひらと、コデマリの流れ。

できないことを数えるよりも、できたことを数える。

YSPD3期生のレッスンも始まりました。
先輩方、同期生の活躍も嬉しく、励みになります。