ガーデンブーケのブーケレッスン

ブーケレッスン。

市場で選んでいるときに、庭咲きのばらがたくさん置いてありました。
ニュアンスのあるアイボリーと悩んで。香りが強かったこちらの色を。

この色。イブピアジェを思い出します。香りもすばらしい。花瓶はLSAのホーロー。(これは色違いでいくつか持っています)

サマースイートピーはこれからシーズン。
サマースイートピーとハーブたっぷりでたばねていただきました。
フェリービルディングのファーマーズマーケットで、生き生きしたゼラニウムと今シーズン初の矢車草(Bachelor’s button)を市場に行く前日に購入。

同じ花材でも雰囲気が違います。花瓶はオールドノリタケのもの。オリエンタルな花瓶にもあいましたよ。

束ねるときのこつや、ちょっとした工夫をお伝えしました。

写真のアングルについてもお話ししました。
そしてわたし、水を盛大にこぼしてしまい、床を拭いてもらってしまうという失敗を。おっちょこちょいでごめんなさい。今度は優雅にお待ちしますね。

白のスカビオサと矢車草をしっかり見せるとこんな雰囲気に。

お花を選んで、準備をして、いろいろなお話をしながら一緒に過ごせる時間。
わたしにとってなによりの宝物です。ありがとうございました。

フェリービルディングのファーマーズマーケット (春)

サンフランシスコで一度は行ってほしいフェリービルディング。
食、お土産、海辺の解放感ととても楽しい場所です。
そして火曜日、木曜日、土曜日に開催されているファーマーズマーケット。
特に土曜日は、常設のお店以外からもたくさん出店して、普段にもまして大賑わい。

土曜日に開放されるフェリービルのガンジー像からエンバカデロのタワーと、フェリービルの時計台。
抜けるような青空。
この日はビーツが気になりました。

わたしがファーマーズマーケット(フェリービルディング以外でも)で購入するのは、卵。それから新鮮な旬のお野菜。
フェリービル、土曜日は日本の麹屋さんがお味噌や塩こうじを販売しています。(正面の時計台から右手に入ったところ)

お野菜は、ざっと見て回って気になるところで買いますが、シェフズカート(レストランのシェフの人専用の購入カート)をチェックして、今日はこのお野菜が美味しいのかも。と思うものは買うようにしています。
2月3月はマスタードフラワー。それからダイコンの花なども。もちろん食べられます。

お花は、常設の時計台広場でざっと見て、奥のsur la table近くのところの周りで枝ものや切り花もチェック。

サラダに使ってもいいよ!というルッコラの花。
葉物スペシャルのお店の、シーズンサラダミックスを。黄色い花はマスタードフラワー。パリっとさせるために氷水につけているところ
おかずに使いまわせる常備菜作りは週末か週初めに。
長茄子をさっと揚げて、揚げびたし。
冷蔵庫で保存しますが、これでおかずに転用(ざっと10品ぐらいは今思いつくけれども、冷蔵庫にあるものでバリエーション)

ふだんのおかずにする野菜で旬があまり関係ないパプリカやトマト(夏野菜は5月くらいからが旬なのでファーマーズマーケットでは3月だとみかけません)は、安くて新鮮な八百屋さんで。
長茄子もそこで買えます。Chinese Eggplantというのが長茄子。
写真の茄子は、わたしのアメリカ生活(東でも西でも)で最も品質が良い茄子。

日本のお野菜は日系スーパー。長ネギやダイコンもありますし水菜や春菊も。ちょっと硬いかな、えぐみがあるかな、って思っても手に入るのはありがたいです。シソやミョウガは今一つなのですが、庭があれば栽培したくなります。

買いすぎたとおもった茸は山盛りシンプルにオイル炒めで。このまま保存ができますが、オムレツに入れたり、トマトソースとあわせたりつけあわせにしたり。気分でお醤油味、オイスターソース、など変えて。しいたけはどこでも手に入りますが、そのほかにしめじやえのきだけ、マッシュルームでも。

美味しい食材が手に入ると、シンプルな味付けが引き立ちます。
そしてしみじみ美味しい・・・。もちろん調味料もこだわっていますが、こちらでもいいお醤油やお味噌、みりんなども使います。おだしも取ってます。そこはやっぱり大事。

 

 

Farmers Market めぐり (初夏) 後編

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結(むす)ビスト、大石明美です。

後編です。
季節ごとにお伝えしたいと思っています。

ファーマーズマーケットのお花のこと。
新鮮です。季節の花、それも農園にざっくり植えてあるものを切っていることもありますし、花卉農家さんが出店していることもあります。

サンセット地区のマーケット。この日は切り花はガーデンローズとバンクシャー。ふだんは鉢植えと多肉植物がメインのお店です。
ダリアとひまわり。短く切り戻しながら2週間近く元気でした。この枝は道路で剪定している方からもらってきたユーカリの一種。

枝ものや葉っぱがあればもっと助かるのですが、グリーンはマーケットの八百屋さんのハーブ(ミント、ローズマリー、オレガノなど)で丈が長いのがあれば、買うようにしています。
人気のお店は早く店じまいしてしまうので、出会ったら逃さずに。
ハーブ類は農家さんも力をいれていますが、なかなか長さがいいのがないのです。
これからの時期、向日葵とダリアはふんだんにあります。
そしてもうコスモスとジニアが出回り始めました。コスモスはこちらでは初夏から出荷されるので、楽しみです。

これはフェリービルのファーマーズマーケット。
あじさいが置いてあったのはここのお店だけでした。農家さんで、庭のアジサイ。一番先に購入し、頭が重くてぐらぐらするので、大きなショッピングバッグを買いました。この外側の皮の手つきのバッグは、内袋にひもがついていて、大きなものでもしっかりホールド。
この日はピンクのデルフィニウム(あじさいと一緒に売っていたので)とラベンダーも。
ラベンダーも一束がたくさん。ラベンダーだけで結んでドライにしています。

ファーマーズマーケットで買い物するときは、エコバッグを多めに持っていきます。袋はもらえませんし、アメリカの袋(paper or plastic? のplastic bag)
は破けます。間違いなく。(笑)

アジサイとデルフィニウム、ラベンダーを早々に買ったときは、普段使いの袋では持ち切れず、大きくてしっかりしていて、上が紐で縛れるバスケットバッグを買いました。
日常の買い物でもエコバッグは必携です。(紙袋代が取られますので)
日本でも人気のあるTrader Joe’s のエコバッグは1ドルしないものもありますし、色々なスーパーではご当地柄もありますので、お土産にもおすすめです。

今現在わたしのおすすめは、Mollie Stone’s(オーガニックスーパー)のご当地エコバッグ。Bi-Rite Market のエコバッグ。
それからお高いのですが、フェリービルディングの中央にあるグローサリーのバスケット。上の3枚の写真の中のアジサイをいれてあるバッグです。軽くて内袋付き。取っては革になります。
ナパバレーのOakville Grocery のジュード素材のマチつきバッグ。(小さめです)トレードマークのうさぎの絵柄がかわいらしいのです。

あじさい。デルフィニウム、ラベンダーのブーケ 借景ではありますが、エントランスの赤紅葉がちょうど見える位置。

このブーケは、大人カワイイピンクのブーケに。
捧げるとしたら・・・希望をこめての高橋一生さんに。彼からこういうブーケもらったらキュンとするような(こじつけなんですけど)気がします。ブシュロンのイメージキャラクターを務めた高橋一生さんに、小箱とともに。

フェリービルディング。マーケットが開催されていなくても、ビル内でのお買い物もばっちり。チーズケーキのお店や、チョコレートの専門店。パン屋さん。それから茸の専門店。(マイタケやエリンギもありますが、トランペット茸なども)お肉屋さん。食料品店。お土産物屋さんもたくさん。

  • サウサリート生まれのヒースセラミックス
  • ブルーボトルコーヒー
  • Sur la Table (キッチン用品専門店)
  • The Gardner(雑貨)
    が有名ですが、見て回るだけでとっても楽しく元気になります。

この中にはいくつか有名なレストランやダイナーもあります。
オイスターを食べたいなら、立食になりますが何種類かそこで選んで生だったり焼いたりしてくれるお店も。
座って、食べたいなら
Hog island Oyster Company。開店とともに大行列。ピークの時間を外してもそれでも並んでいます。

この日の生牡蠣は、6種類から。おすすめのものを2種類。なんとなく気分でCA産の牡蛎を選びましたが、WA州、OR州、MA州、NY州など各地から。なじみのblue pointもありました。でもせっかくなのでまずは近いものから。
窓側やテラスからならこんな風景が広がります。

どうでしょうか?行きたくなってきませんか?

今日はルバーブとブラックプラムのコンポートを作ってみました。
オーガニックのストロベリーを使ったケーキも習ってきました。

ルバーブ、プラムのコンポート。色がきれいで、透かしてみてはうっとりしています。(笑)
サンマテオのBaking Arts。オーガニックのイチゴをふんだんに使った日本のショートケーキに近いものを。