そうだ、ターキー焼こう。(ローストターキー)1 解凍&ブライン

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結(むす)ビスト、大石明美です。

ブライン brineってなに?(ちょっと待ってね)

turkey 2018  oven bag利用。

アメリカに駐在で住むのは2度目。
毎回思うんです。サンクスギビングの時はターキー(七面鳥)を焼こうかな?って。

ローストチキンは独身の頃から焼いているので、同じ一羽を焼くだけなんだけど。
ターキーは低脂肪。
ボストンでチャレンジしたとき、同じ手間ならチキンのほうが美味しいかもって思ってしまって。ぱさぱさしちゃうのと、3人家族には大きすぎで。

日本に帰ると、ターキーを焼けるサイズのオーブンではないし。コストコで売っていてもいつも素通り。

今年2018年のサンクスギビング。
日本から遊びにきてくれた大切な2人のために。食べたことがないっていうから(失敗したらターキーってこんなもの?って思われるかと思いドキドキしましたが)、焼いてみました。2018年の感謝祭は11/22(木曜日)。実際に焼いたのはホームパーティをした2日前の11/20になります。

備忘録、それからターキーを焼いてみたいかたのご参考に。
ブライン編です。

ブライン液。
最近、鶏むね肉などをジューシーにするコツ。でテレビで紹介されてたりしますが。
お肉を調理する前に、塩水にドボン!とつけておく方法です。
ターキーの場合、ブライン液に漬けるのはマスト!!(と言い切るわたし。当社比)

https://www.finecooking.com/article/why-brining-keeps-turkey-and-other-meat-so-moist

このリンクを見てもらうと、3パーセントから5パーセントの塩水となっています。
そして、2cups salt and 1 gallon water・・・(塩2カップ。アメリカサイズ。これ普通サイズのターキーかなと)まずここで驚き、リットルとグラムに直してみて、本当に間違いがないのか昔懐かしい計算をしてみた私。

さて、買ってきたターキーは凍っています。今年買ってきたお店で一番小さいベビーターキーも10ポンド弱。4.5キロ)
解凍は、冷蔵庫でゆっくりと。
ということは、解凍する時間と、ブライン液に漬けておく(18時間から24時間)日にちを計算しておかないといけないです。

わたしは2日かけて解凍し、24時間ブライン液につけました。
ブライン液に漬けておく時間がない場合、塩分濃度を倍にして時間を半分にする方法もあります。24時間以上はいけません。かえってお肉が固くなります。

スーパーなどではブライン液セットも売っていますが、いくつかチェックしてみたら、ローリエ、黒コショウ、クローブ、ローズマリーなどのハーブと塩&砂糖。お砂糖は焼くときに焼き色がつきやすくなるそうです。
一応初めて試す方法なので、シンプルで。

塩とお砂糖を大鍋で沸かし、冷ましておきます。
塩の量でびびっても仕方ないのですが、お肉がしょっぱくなることはなかったです。

パスタ鍋に、水重量の5パーセントの塩水。漬かるようにってことで。計量カップの単位はガロンをつかったので、計算必須。今回は2839ccの水に塩。150グラム弱。そしてブラウンシュガー

大き目のしっかりしたビニール袋を2枚重ねて(アメリカの袋は弱いので・・・破けないように)、

必ず中に入っている、袋に入っているレバーと首は、私は使いません。
しっかり漬かるようにブライン液を注ぎ、またギュッとしばってから冷蔵庫へ。ジブレッドグレイビーに使う場合はもちろん取っておきます。
こんな大きいターキーを焼くアルミパンがあります。焼くときは使います。今年のWilliams &Sonomaのホリデーカタログに銅のターキーのパンが掲載してありまして500ドルでした。日本のオーブンで使えないと思うと、我が家はアルミでいいことにします( ;∀;)

しっかり全体が漬かるようにして空気を抜いて。
また冷蔵庫へ。翌日まで。時々必ず漬かっているか方向をかえたりして、チェックしていました。

ターキーの焼き方、スタッフィング(詰め物)、味付けなどは本当に千差万別。その家のやり方があります。
ブライン液も、レモンやオレンジ、リンゴのスライス、ワイン、バーボンなどのアルコールもいれるレシピもありました。

続く。(たまたまこちらのテレビで、ブラインして焼く派とそうでない派。若い人たちはブラインする人多いって言ってました。)