冬の大雪金沢旅行 お花編

カニ食べに行こう!♪

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結(むす)ビスト、大石明美です。

毎年晩秋から冬に、お魚を目的に日本海側に旅行に行くのが恒例です。

今回は「香箱がに(ズワイガニのメス)」の時期を外してしまったのが悔やまれますが、加能がにとお寿司をいただきに金沢へ。

大雪の情報から、完全防寒。靴も滑らないゴムのスノーブーツで。

なんと一晩で40cmの積雪。ついたこの日もあられやぼた雪、などで深々としている夜。

早朝の羽田-小松便。出発前に「天候次第で引き返す」という条件付きでありましたが、羽田空港へ。すると小松便が欠航!
ひとまず朝粥定食を食べて、次の便がどうなるのか確かめることに。

もうすでに13時までの便が欠航ということで、急きょ東京駅から「北陸新幹線」の「かがやき」で金沢入り。

こういうときにモバイルsuicaが役に立ちました。
羽田で空席チェック。そしてシート予約です、

さてはじめての北陸新幹線。、
揺れません、
静かです。
ところが糸魚川をすぎたあたりで、車内がざわざわとしはじめ、目が覚めて車窓から外を見ると
なんと一面銀世界。それも雪が降り続いて、1メートル以上は積もっていたように見えました。

金沢では、アトリエコジーの野崎三四子先生のところで、ボワットレッスンを。
というのは、昨秋ヴァンソンレサール氏のレッスンで、ボワット(ボックス)も行ったとディプロマ同期生のみなさんに伺い、ぜひ習ってみたいと想っていました。
そうしたら、金沢の三四子先生がローズバッドの箱もお求めになったと伺って、レッスンを快く引き受けてくださいました。

先生の生徒さんで富山から新幹線でいらした@largo20123さん(instagramのアカウント)ともご一緒できました。

ヴァンソンレサール氏のボワットレッスン アトリエコジーにて
雪のベランダで。

ボワット、茎を斜めにさしていくのがポイント。
そしてなによりもお花を優しく扱うこと。
ボックスフラワーを作ったことがある方は、「こんなに入るのですね!」と驚かれますが、
小さなボックスに、ラディッシュ(スプレーバラ)と多肉ちゃんとエアプランツ、そしてスイートピーの物語が出来上がりました。

ボワットレッスン 雪の金沢で。

フローラルナイフの使い方と、アクアフォームの切り方のこつも教わりました。

早速復習しています。
ナイフは花用に限らずなんでもそうなのですが、左右どちらの手を使ってよいのかいまだに悩みますので、解決できてよかったです。

そのあと、野崎三四子先生のご自宅から霰や粉雪が舞う中、アイロニーの認定校レッスンに参加してきました。
先生の生徒さんもその認定校レッスンが「習い初め」ということで、多くのみなさんが参加されていました。

またYSPDの同期生で金沢でアイロニーの認定校にもなったAllure de fleursの山下真代さんとも感動の再会。
一緒にお写真を撮りたかったのですが、人数が多くて探しきれなくて残念です。

金沢はアイロニーの谷口さん出張レッスンが、いち早く埋まって、なんと2日間の予定で行われました。
谷口さん、福田さん(芦屋店から)は、四駆のハイエースであのものすごい雪の中鯖江経由で、時間までに到着!
翌日の新聞で福井は積雪70cm。
運転お疲れさまでした。

 

パンジーとスイートピー(ラベンダー)、シレネ(グリーンベル)、ペパーミント、コロニラヴァリエガータ、の春爛漫ブーケ

会場のKUMU(新しいホテルです)は熱気につつまれていました。
谷口先生のデモンストレーションを見てからネトワイエ(下処理)をされている素材ごとの束から選び、並べて束ね始めました。

パンジーはこの時期大好きな花材です。年々好き指数があがっています。

でも、葉っぱをネトワイエするときに折れてしまわないように、丁寧に。
でもこれだけ丈が長いパンジーをそろえるのは、今年は特に大変だったことと思います。
日本全国ツアーで、4500本パンジーを仕入れたということです。

どの子もかわいらしく、谷口先生からOKをもらって結束とラッピングを。

会場の外は雪が降りやまず大変なことになってきました。
集合写真を撮影して、ご挨拶もそこそこにホテルまで歩いて向かいます。

宿泊したホテルから、夜に撮影したものです。とにかく融水の水と、シャーベット状になった雪と、アイスバーンになったところと、新雪が積もったところで、カオス状態の歩道。会場のホテルもこの通り沿いにありましたが、帰り道は傘を杖代わりに。

会場のホテルまで迎えに来てくれた夫と合流して、歩いてホテルへ向かいました。
ふだんならたいしたことない距離なのに、雪が降り続くなか、転ばないように歩くのは(特に夫)大変だったろうと思います。

雪の夜 ただ一人美しい風景を眺めていました。

夜はみなさん虜になるSTAR CLASSのさゆりさんの極上マッサージを受けてきました。
終わってすぐ、ああタイムスリップして最初からもう一度お願いしたいと感想をもらして。
大雪の、しかも夜に本当に心のこもった施術をありがとうございました。

さて、食べ物編に続きたいと思います。

 

『秋を感じるパリスタイルアレンジメント ワークショップ』のご報告2

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結ビスト、大石明美です。

今回のワークショップを開催するにあたり、師であるQueens Flowerの須藤千恵先生にたくさんのご助力をいただきました。
イブピアジェの本数を確保してくださったり、会場のアドバイスや、心構えを。
Mallow の輿石智子先生からは「楽しんで!」「がんばって!」「明美さんらしく」とたくさんのエールと花材についてのアドバイス。

「始まるまでは気合、本番はやんわりと何が起きても笑顔です。そして最後は最高の笑顔ですべてにありがとうですね。」という言葉をフェイスブックで書き込んでくださった金沢のアトリエコジーの野崎三四子先生。

YSPDの一期生の先輩方からの応援メッセージ。
同期生からの力強い支えの言葉。
斎藤由美先生のブログにて、一期生の先輩方、二期生の同期のみなさまの紹介がされていますので、ご覧ください。

家族の手助け。(今回、持ち込むものが多かったために、夫に運んでもらいました)

友人たちからの応援や、励まし。

最高の笑顔で皆様にありがとうをいえたつもりですが、
失礼がなかったか、今になって心配になってきました。

でも、心からの感謝をこめて。
ありがとうございました。おかげさまで、無事終了することができました。

わざわざ高速を使って参加してくれた遠方の同級生
数年ぶりに来てくれた同じ課で机を並べて働いた友。
ネットで検索して、参加したかったといってくださった方。
花が好きだけど、勇気が出なくて。と、一歩を踏み出してくださった方。
私を信頼して申し込んでくださった方。

参加してくださったみなさまに心からの感謝を申し上げます。

シックなシルバーグレーのリボンを使ったI様の作品
最後まで位置を確認したり、バランスを見たり。S様の作品
出来上がった作品を並べてみました。

そして、装飾した器に、ブーケを(今回はミニブーケ2つ)入れて作るタンバルブーケのレッスンを自宅にて。
昨日の話や、装飾の仕方などを確認しながら、作られたのが下の作品です。

こちらは上の部分がブーケになっています。バラはアプリコット色を希望されたK様の作品

今回のワークショップを終えてみて、花仕事の魔力と魅力。
そして、もっと満足してお帰りいただきたいと思う気持ちがわいてきました。

写真は、Studio PhotogeniqueのChika先生のレッスンを受けてから、意識的に単焦点レンズを使って撮影しています。
同じアングルからでも、数値を変えながら何枚も撮影しますが、カメラをもっと使いこなせるようになりたい、それも課題です。

次回は11月。
ボックスフラワーのワークショップを開催予定です。

長文お読みいただきまして、ありがとうございました。