明けましておめでとうございます。

SFでのお正月アレンジ

2019年。アメリカ、サンフランシスコでのお正月。
SFで、お正月花。
年末の花市場は、クリスマス前にあれほどあった松がなくなっていて、大きな菊の花も状態が良くなかったので、イメージを変えようか考えたのですが、(アネモネやチューリップ、ラナンキュラスでもっとパリっぽく)
普段は使わない花材を使ってみました。
そして松の代わりに杉を。(この杉が12月のParisで受けたレッスンで使ったクリプトメリアに似ていて、ホリデーアレンジやお正月に活躍しました)

低い器にこんな感じも。赤い実はウメモドキの種類です。(よく見かけますが、南天や千両のように使うなら実はかなりはずします)

お正月のおせちも作りました。
テリーヌ、チーズの味噌漬け、チャーシューは家族からのリクエスト。いかにんじん、黒豆、卵料理など、日本にいるときよりも品数は少ないですけれど、食べたいものを作っています。お煮しめも作ればよかった。
ローストビーフ、我が家では夫が焼きます。今年はANOVA。真空低温調理で。とても柔らかく手がかからず出来ます。ANOVA、おすすめです。

ロせのスパークリング(ナパバレーのワイナリー、メンバーになっているPEJUの)で乾杯。

 

今年もよろしくお願いいたします。
彩りと笑顔の一年になりますように。
パリでのレッスンの写真やホリデーの写真もアップしますね。

Holiday Season 

水仙、スイートピー、ユーカリ、クレマチスシード、ベランダに飛んできたカエデの葉

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結(むす)ビスト、大石明美です。

Thanksgiving Dayが終わった翌日は、Black Friday.
最近は日本でもセールをするようになったので知られていますが、アメリカではホリデーのための買い物が始まるセールになります。

MA州でもとても寒いのに夜中からレンサムのアウトレットは大賑わいでした。
ベイエリア、ニュースを見ていましたら、サンクスギビングの夕方から並び始め(前倒しで営業するお店もあります)、夜中はお祭りのよう。

SF Flower Mart、コニファー(針葉樹)やツリーはいつから売り出されるのでしょう。11月中旬は秋の紅葉した枝やユーカリなどしか見かけず、大田市場(東京)の花卉部門で買い物をしていると、お。遅いよ・・・。と不安に。

スーパーでベーシックなもみの木のリースを見かけだしたのが、先週ぐらい。
23日に市場に出かけてみたら、ありました!モミの木。
モミの枝、ヒバ、ヒノキ。ネズは確認済み。
日本でよく使う、ヒムロスギ、ブルーアイス、くじゃくヒバは見かけなかったです。

SF FLOWER MART リース山盛り。
床においてあったリース生のザクロとオレンジ!

もこもこ感を出す素材があるとリースは作るのが楽になります。
シルバーがかった緑の枝がほしいと思いますが、来週に期待しましょう。
Half moon Bayに行く途中の花農家さんにあるといいのですが、どこかに採集に行こうかなぁ・・・。

リースの試作。12月リースのレッスンをします。
勝手が違う素材で(平面的な枝が多い)立体感を出すにはどうしたらいいかな。
手に入りやすいモミ枝メイン。


リースの土台が12インチ。そして気持ち大き目で高さを出してみたら、見事なリースができました(直径60cm)
今回は初めてリースにチャレンジされる方がいらっしゃるので、台を使ってワイヤーで巻き巻きタイプにします。

森の香りのするリースになりました。
試作品の飾りは小鳥のクリップ。森の中の鳥の巣。
リボンと木の実を選んでつけてもらおうと思っています。ユーカリの実もたくさんあるので楽しみ。
直径45cmぐらいのリースを作ります。

 

そうだ、ターキー焼こう (ローストターキー)3 Let’s Party

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結(むす)ビスト、大石明美です。

焼きあがったターキーは

焼けました。
実はお皿に盛り付けるとき、(キッチンがわたしにはちょっと高さがあるのと、リハビリ中で踏ん張れず)足が取れてしまったんです。で形が悪くなってしまいました。

ブラインして、オーブンバッグで焼いているので、しっとりジューシーに焼けています。日本の鶏肉に慣れている我が家だとこのくらいでもちょうどよいのですが、そこはご家庭の焼き加減でどうぞ。

今回のローストターキー。
はじめてターキーを食べるという福島からのゲストを招いての(サンフランシスコに来てくれてありがとう!楽しかったよ!)ホームパーティメニューでした。
初めて食べるのに、美味しくなかったらどうしようと焦りましたが、
美味しかったです。
左足を怪我してからキッチンに立って本格的にお料理したのは初めてでした。ですので、あんまり無理しないメニュー。そして、おしゃべりしたかったので、ここで紹介するのも恥ずかしい手抜きメニューです・

根セロリのポタージュ(写真撮り忘れました)、サンタバーバラの生うに。ローストターキー。中華風くりおこわ。温野菜サラダ。そしてアップルパイ。

サンタバーバラの丸秀さんの生うに。(クール便がないアメリカですが、氷でくるまれて翌日配送。これが泣けるほどおいしい。おおきいし。
5月にパリで習ったフェンネルとパプリカ、ブリーの温野菜サラダ
apple, almond tart

野菜のポタージュは、根セロリ(セロリアック)とじゃがいもで。あまり日本でみない野菜を食べてもらおうと思って買ってきました。でんぷん質も多く含まれているのでじゃがいもを加えなくてもいいのですが、飲みやすいかと思いまして、じゃがいもも。

生うに。
カリフォルニアはうにの名産。サンタバーバラの丸秀さんに事前にお願いしておき、もし水揚げが間に合ったらおみやげの瓶詰と一緒に送ってくださいと。
氷でしっかり保冷された状態(発泡スチロールの箱のなかに)で届きます。
アメリカバフンウニは日本のものよりもサイズが大きく、甘い!!
我が家はうに丼を食べてみたいので、サンタバーバラに行きたいと思っています。(LAの人がうらやましい・・・けど、サンフランシスコでも食べられます。フェデックスありがとう!)

中華風栗おこわ
私のローストチキンの詰め物でおなじみ。ターキーにぎゅうぎゅうに詰めると、どのくらい炊いたらいいのか見当もつかないのでご飯は別にしました。
福島の新米、美味しかった。

サラダは5月にパリで習ったフェンネルのサラダ。
それに新鮮なオーガニックの生野菜とブリー。

デザート。パンプキンパイを焼くつもりでいましたが、買ってきました。
甘くないサクサクで甘酸っぱいアップルタルト。

レモンと塩の風味で、グレイビーをかけなくても美味しかったです。
グレイビーは簡単にお醤油とオーブンバッグにたまったターキーの肉汁をさっと煮詰めただけ。

そうだ、ターキー焼こう。(ローストターキー)2 スタッフィング、ロースト編。

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結(むす)ビスト、大石明美です。

ブラインをしたターキー。
さて次は焼きます。

クリスマスの恒例の鶏肉も我が家はこれで。(日本でも購入可能だったの)のオーブンバッグ。
今回は、香味野菜。セロリアック(根セロリの葉)フェンネル、レモンなど

私が焼いたサイズのbaby turkey(10ポンド弱)ぐらいなら、スタッフィングしても焼き時間を増やさなくてもよいと思います。

が、大きいターキーの場合スタッフィングをするなら1時間は多めに時間をみたほうが良いとのこと。

七面鳥がパサつくのは、油分と水分(お肌と一緒)
肉汁とバターやオリーブオイルをかけながら焼く方法と、わたしがいつも使うオーブンバッグに入れてしまい、蒸し焼きにする方法。揚げ焼きするレシピもあります。(一羽揚げちゃうの!)

こちらでは、七面鳥に油を注射する小物も売ってます。

焼く時間や方法はそれぞれなのですが、
まずは焼く前に
常温に戻す。(ブラインしたターキーを冷蔵庫から出して、常温で)
それから、油分を補給してあげます。(我が家はバター。今回はにんにく風味。そして塩)

手羽のところも丁寧に。全体をマッサージしつつ、しっかりと塗ります。
カットレモンでもマッサージをしてとにかく油分を補給。お腹の中や首にもわすれずに。

手羽のところは織り込んでも織り込まなくも。
モモの部分は縛ります。
溶かしバター とニンニク。(ここにハーブを刻んでいれてもオッケー)

スタッフィング、今年はシンプルです。
レモンを切っておなかと首のところに入れました。2個。
そしてちょっと余ったのでフェンネルの葉っぱと根セロリの葉っぱも入れてみただけ。
これは、わたしが常々美味しいと思っているシェフが、先週インスタグラムで「こつ」を紹介していて、とにかくシンプルに。
二次活用しやすい(余ったターキーをサンドイッチにしたりするときにも。スープにいれたりするのにも)し、ゲストの好みがわからない場合にも。と。
塩とレモン。というのが目からうろこ。

それなら、いつもおなかに詰めている炊いたおこわ(中華風)は別に炊いて食べようと。

小麦粉を大匙1,
オーブンバッグにいれてから、シャカシャカ。
それから七面鳥を入れて、香味野菜で覆います。

アルミパンにマッサージしたレモンと香味野菜入りターキーをバッグに入れ、覆います。
香味野菜は玉ねぎやニンジン、セロリでもなんでも。根セロリ(セロリアック)は香りがセロリよりきつくないので、わたしは好きなのです。。(今回別の使い道のために買ってきたので余った葉っぱをターキーに)

温度。ターキーの大きさもあるのですが
最初高温で焼き色つくまで。 450℉ 20分。
そのあと390℉に下げて2時間20分。

まずは焼き色をつけてから低温に。
オーブンバッグの場合蒸し焼きになるので、入れっぱなしでいいのが楽です。

そして焼きあがったらすぐあけたりせずに、30分ほどオーブンのなかで休ませます。(これはローストビーフやチキンもそうですが大事!)

続く(番外編)