パリ 自己研修旅 part6 (お料理教室編)

さて、次の話。
サンフランシスコでホテル住まいをしていたときに、 Airbnbのダイレクトメールが良く届くようになりました。(Airbnbは民泊システム。ここを通してサンジェルマンデプレのアパルトマンを予約したため)
パリでの滞在を面白くするために、
といった日本だとtabicaのような一日、または半日の体験ツアーがいくつも紹介されているのです。

今日もいい天気。待ち合わせ近く。

八百屋さんを見ながら。

いくつか面白そうだなと思った中に、フードジャーナリストが案内するマルシェ、自宅でのお料理教室。そしてランチ。というものがありました。
アメリカ人(外国人)向けに、どんなレッスンをするのか興味があり、申し込んで。
ホステスのエレノアさんは、イタリア人。(おばあ様がフランス人で、フランスに住んで20年以上)
今日のメンバーは、アメリカ人(カルフォルニア、サンディエゴから。ケンタッキーから)ブラジルのサンパウロから。イギリスから。スイスから。そして私です。

まずはカフェで各自自己紹介。

ice breaking time
エレノアさんから、ではまずフランス語でこのバゲットを1つください。を全員で練習して、参加者の一人が買うところです。

フランス語でパンを買ったことがありますか?の質問にいいえ、と口々に。
ではみんなで練習してみましょう。とゆっくりと繰り返し、選ばれた人が買いに行きます。ちゃんと横で見守っているエレノアさん。

八百屋での買い物も。ここで私が平たい桃の質問をしました。桃にこだわる私。
限られた季節しか出ない。そして美味しい桃とのこと。普通のももはここまで甘くなく、当たり外れが少ない桃という、由美先生から説明を受けた通りのお話でした。
野菜などを選ぶコツ。一人一品買い物をして、歩きながらアパルトマンへ。そのときも歴史的説明や、お店などのレクチャーが入ります。

日本人と違って、ストレートに感情を表現するみなさん。食に関しては、それぞれのお国柄もあり、野菜は選べば外側だけむいたら洗わなくても。という説明に、日本では?と問われる場面もありました。

エレノアさんのアパルトマン。螺旋階段の一番上ですが、私の宿泊先の螺旋階段はこの1/3・・・
美しいアールデコ期のアパルトマンです
ドライのアジサイなど、さり気なく。

室内はとても見ごたえのある調度品。
手を洗ってから、キッチンで説明を受けながら、各自仕事を振られていきます。
玉ねぎのみじん切りの涙が出ないコツ >日本人主婦はお手の物。なのでわたしはパスということに。
ベルペッパー(パプリカ)の中身の白いところは必ず取る。
卵黄と卵白を分ける。・・・これは私、みんなできないかと思っていました。が、全員出来たので内心驚いています。

これはデザート。卵黄に砂糖を。
サラダ ブランシュを盛り付けるところ
付け合わせ。と買ってきたbaguette

手伝っているうちに、わいわいと垣根が取れていき、楽しい時間になりました。
エレノアさんの手順はとてもシンプル。
そして、昔ながらのフォークやスプーンで作れるようになっています。
それは、どこでお料理をしても、いつでもどこでも、フォークやスプーンならあるから。計量も楽でしょう?と。
それはとても腑に落ちる説明でした。

メイン。骨付き鶏のグリル。
サラダを取り分けています。が、このサラダは家ですぐ作ってみました。(鶏もです)フェンネルの使い方。アニスシードと花椒の組合せが実にエキゾチック

 

サンフランシスコに戻って、まず習ったサラダと鶏肉のグリルは作ってみました。サラダに関しては、食材のなかにいくつか「ほぉー」となる蘊蓄の素材が入っており、普通の白カビチーズにしないところが、盛り上がるようになっています。ほかにも、ここでこう使うのか、と参考になるところがたくさんありました。
決して難しくはない。でも、失敗はないレシピ。
どんな人でもお料理が好きならば作りたくなる。そんな構成になっています。

デザートはいたってシンプル。でもこれをアンティークカップで出すところがすてきな演出です。

生卵を安心して食べられないアメリカでは、このデザートに少し工夫をしてみないといけませんが、シンプルでとてもおいしいデザートです。

食事をしながら、パリで何をした?などお互いのことを話しているうちに、「寿司は握れるのか?」とみんな興味津々で私に尋ねます。(エレノアさんは笑っていました)
寿司といっても巻きずしなら。でも握り寿司というのは、職人の仕事。と答えたり、エレノアさんは、今からお話しする美味しいビストロやガレットのお店、たしか東京にはあるのよね?と。名前を伺ってみたら、
あります。と話しました。
すると、メンバーから「それならラーメンも寿司もフランス料理もあるなら、東京に行くといいね」って、言われてしまい。
その時はわたしもAirbnbのホステスデビューかな。と冗談も。

楽しくて、これぞ滞在型体験の面白い経験ができました。

この次はアイロニーパリ店、訪問です。(まだ続くのか、と思わずにおつきあいくださいね)

パリ 自己研修旅 part5 (閑話休題・weekend)

週末になりました。
私はいったい何をして過ごしたのでしょうか?

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結(むす)ビスト、大石明美です。

パリ滞在も折り返し。
とてもフォトジェニックな屋根裏のアパルトマン。
今になってみると、どうやってスーツケースを運んだのか、我ながらあっぱれと思います。(軽くしていきましたが)

夕暮れ。雷雨が来るであろう少し前。サンジェルマンデプレ。

若いときならば、ドミトリーじゃない贅沢な部屋。
場所も最高。そして便利。
本当ならば、ずっと、と思っていましたが、思い切って郊外でもいいので宿泊先を変えました。

とはいえ、階段は降りるほうが怖い。となると、荷物を分散しておこうと思い、週末は次の宿泊先にスーツケースを1つ預けることにしました。

最初の計画では、一泊でどこかに行こうかな。思っていたのですが。

荷物を預けるにあたって、使ってみたのはパリでもUber。
便利です。ただし、パリでは一方通行も多く、自分が立っている場所に予定された車が到着するのは、ちょっとしたこつがあることに気が付きました。
まず、バスレーンとタクシーレーンが手前にある場合。
一般車両はもちろん入れません。
その場合は、道路の逆側(一方通行でも)で呼ぶと、車は停車しやすいです。

さて、荷物を預けた私は、次にどこに行こうか全く決めておらず、ホテルの近くの地下鉄駅からREPUBLICへ向かうことに。(3号線でした)
リパブリック広場。スケートボードが出来る公園にもなっていて、大変な賑わいです。
そしてふらふらっと歩き出し、テンプル塔が近いよね?とグーグルマップも見ずに。

インスタグラムのストーリーにも載せてしまった。昨夜のスターダスト!
日差しが出てきて暑くなり、近くのマルシェで休憩した後、また歩いて、こちらで飲み物と甘いものを。@MAISON PLISSON

スターダストのあるエリアには気になっていたマルシェがあり、週末の昼間なので大賑わい。
ひやかしながら中に入って、何か食べたいなぁ・・・。
ありました!ホワイトアスパラガス。ですが、一人では多すぎる。
モロッコ料理にも心をひかれながら、ちょっと果物を買いつつ、ブロカントを見ながらそぞろ歩き。
のどが渇き、コールドプレスジュースのお店でビタミン補給。

そのあとMaison Plissonを見つけて、パブロバを注文。
卵白のメレンゲのデザートになりますが、どういう風に出てくるのか。いちごも気になって。と言い訳。
自分でも地図を見ずに、気になった(呼ばれた?)エリアをもう一度見て回ることができて大満足。

翌日は日曜日。
カトリックの国のフランスでは日曜はほとんどのお店が休みになります。
左岸のアパルトマンをきれいに掃除して、新しく購入したバックパックにもなる機内持ち込み用のカバンを持ち、

今日はどうしようかな。
こういうときは、鉄道に乗る。と決めています。
帰りは郊外のホテルに近いほうが楽だろうと思い、駅をいくつかセレクト。
乗ったメトロでGare…の表示があるところで降りる。(私は今回北駅か東駅が帰りのことを考えると近かったのでその2つから)
4号線は北駅の工事のため使えないのを表示で見て、東へ。

そして自販機で、週末往復切符を選び、TGVで適当な時間に戻ってこれそうな列車を、これまた適当に選びます。
そして購入。
この時点で、どこに行くのか自分でもわからず。
もたもたしていたので、ねらっていたアルザス方面とナンシーはあきらめて。ナンシーは帰りが夜10時過ぎになるチケットしか取れないので、また次回。

SNCF TGV.何年ぶりかなあ。ついたのは??
シャンパーニュの入り口。歴代フランス国王の戴冠式でも有名なランス。

TGVに乗って45分ちょっと。田園風景が広がり、最初の停車地がわたしの目的地です。
駅の表示と、チケットを見るとREIMSと。
レンヌ?いや方向が・・・、スペルも違う(はず)
でもこうなったら調べないでみようと。そうして到着したのがランス。
あ、ランス。
で、思いついたのが、戴冠式、シャルル7世、ノートルダム大聖堂、凱旋門、ローマ帝国時代からの古い街、そしてシャンパーニュ!
(世界史を選択していない私ですが、ここまでは出てきます)

REIMS 快晴の日差しのもと、ぼーっとベンチに座って。
この木の葉は、白とグリーンと二色。まるで花のようでもあり、ところどこで見かけます。

ランスでは、タクシーで少しだけ廻ってもらい、ローマ時代の遺構と大聖堂を。
お昼をどうしようかな、と思いながらお店をチェック。
たぶんここなら間違いないだろうと、メニューを見ると。
ホワイトアスパラガスかパテ(スペシャリテ)、季節のスープ、メインはフォアグラと鴨。または、仔牛と白トリュフ。
よし!と入ろうかと思いながら、やっぱり食べきれないような気もして。(普段ならこんなことはまずありません)

それなら、行きかう列車を見ているのもいいかな、と思い、静かなカフェで列車を見ながら飲み物と軽食を。

ガイドブックは、引っ越しの荷物に紛れて今回は全く持ってきておらず、パリ市内、郊外ともにただメトロの路線図だけ。
でもそんな旅だから、ランスにいるんだなぁ、と面白く。

芝生に寝っ転がって。
ただ、空と木のにおいを。

こんな一日もいいかも。と思いつつ、ホワイトアスパラガスに後ろ髪をひかれながら、TGVに乗って戻ってきたのでした。

わたしがここなら外れないだろうと思ったお店は、あとで調べてみたら、やはりミシュランの一つ星。
こんどはお腹の調子を万全に。リベンジしなくては。
泡にまみれたかった・・・。(シャンパン、利き酒もいいな)

まだ続きます。
次回は、外国人向けの料理教室、そしてアイロニーパリ店でのお話。

 

パリ 自己研修旅 part3 (visit)

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結(むす)ビスト、大石明美です。

記憶が鮮明なうちに。
お伝えしたいことがたくさんありますので、今回は右岸エリアのビジットと翌朝のランジス市場について。

ローズバッドでのヴァンソンレッスンを終え、そのあとは右岸コースへ。
案内してくださるのは、斎藤由美先生。
そしてアトリエYフルリールの大江由美先生と一緒に参加です。

効率よく、おしゃれなお店を廻って行けるので、とてもぎゅっと詰まった濃い時間をすごすことができますよ。

わたしが知っている北マレは、あまり治安が良い場所ではありませんでした。
マレ地区、バスチーユ地区へは、何度か行ったことがあります。そのころは、おしゃれな街というよりも、生活雑貨のアンティークや、ビンテージのお店。そして隠れた美味しいレストランがあるようなところでした。
今はパリでもおしゃれな、流行のお店が集まるエリアになっています。

バスに乗っていざ!
まずは人気のBorgo delle tovaglieへ。東京でお世話になっているmaison lou paris、守屋百合香先生のオープンアトリエで購入している製品たち。
(買い物に専念したため、写真がありません)
イタリアのお店ですが、こだわりのリネン類、それも色の展開がたくさんあります。タオル類も買い占めたい。
食器も含めて、置いてある商品のラインナップは購買欲をくすぐります。

こちらでは、テーブルクロス。サーヴィエットと呼ばれているナプキンなどを購入しました。
お支払いの時に、私が選んだグレーががったピンクとオレンジは新色よ!とのお褒めの言葉をスタッフから。

こちら、Maison Plisson
美味しい食材と、セレクトショップのお店です。生き生きとした野菜に目が釘付け。
王妃の館といわれているホテル。中庭からの眺め。ここは本当に予約の取りづらい(取れない)ホテルです。

散策にはちょうどいい季節です。
ご紹介くださった、チョコレートの美味しいお店。(日本にはまだ出店していない名店。こちらでは、チョコレートとヘーゼルナッツ入りのクリームを。)
高級で新鮮な食材や、食品のshop。Maison Plisson.
生ハムとサラミ、チーズに目が釘付け。特にサラミとトリュフ入りのチーズ。コンディションもばっちりでした。

雑貨や衣料品で有名なメルシー。ラッキーなことにリネン類がプレセールで。(もちろんメールアドレスなどを書くことが条件でしたが)
こちらでもテーブルクロスを。
ヴォージュ広場などを廻っていきます。
途中手芸やさんでセンスの良い色使いのリボンを購入。
刺繍やカルトナージュをされる方なら垂涎の品ぞろえのお店。

おしゃれカフェ。ローズバッドが装花。確かにかっこいいカップルが多かったです。
メルシーの中庭のクレマチス。すっかりメルシーはバカンスモードです。

探索の終わりには由美先生がいくつも食べ比べをしたというファラフェル屋さんへ。(ユダヤ人の食べ物で、あげたてのひよこ豆のコロッケと、フムスというお豆のペースト、たっぷりのサラダをピタパンにはさんだものを。
わたしはアメリカで何度もファラフェルを食べています。
フムスは家でも作ったりしますが、やっぱり美味しい。
まず野菜の味が濃いことと、豆。豆が違う。(使っているのは同じ豆なのに・・)
由美先生とお別れした後、紹介してもらった洋服屋さんに、大江由美先生と一緒に行ってお買い物。

翌朝はあこがれのランジス市場です。

ランジス市場は、東京で言うところの築地、大田(生花、野菜、肉類)などが工大な敷地に集まっている市場になります。
買い出し人登録をしないともちろん入れません。

おなじみ花材のふさすぐり。食用ですが、すっぱい!つやつや。
この平たい桃。おすすめです。桃産地育ちのわたしもお勧め。これはアメリカにはないのです・・・

 

青果棟をわくわくしながら見て回り、そのあとは生花棟へ。

フォイヤージュという枝、葉物の専門のところでみつけたもの。かっこいい色。
ドライでもいけそうなかわいい花。
ガーデンローズ。

市場は次の日曜がフランスの母の日でしたので、芍薬祭り。
どこもかしこも芍薬。そしてバラ。
圧倒的な広さと、商品の山。

そのあとは、資材屋さんを見て回りました。
由美先生とご一緒だと、割引価格で資材も買うことができます。夏用のリボンや缶。
それからこまごまとしたものを。
本当は大物も欲しかったのですが、SFのアパートメントの荷物のことを思うと、かさばらなくて軽いもの。必要なものだけに、と心に決めて。

右岸コースのときも感じましたが、由美先生は必ず「見逃さない」ポイントを。
フランス語だと絶対聞き逃す(いえ、わかりません( ;∀;))ところを日本語で伝えてくださるので、忘れません。
私は、旅行するとき、ほとんどツアーに参加せずに廻るのですが、専門的な場所や、精通している方に案内してもらうと、中身の濃い、そして買い忘れ、見忘れることのないギュッとつまった時間が楽しめます。

特に日本からだと日程も限られますし、おすすめします。
アメリカからでもちろん。一年に数回いらっしゃる方にもおすすめ。

ランジスへの往復では路線バスの窓から、アールデコのころの窓枠、手すり、アールヌーヴォーのころの建物。そして石積みやレンガなど。
オタク心に火がつくような萌えポイントをたくさんみつけて楽しみました。

この日の夜はYumi Saito Paris Diplomeの同期生で、一緒の曜日で受けていた小野寺さちえちゃんとの晩御飯。6月末に日本に帰国。一年って早いです。
さちえちゃんは、パリ花留学したいと金山幸恵先生のところに初めて来たときからのお付き合い。
どんどん実行し、どんどんうまくなり、パリに。

大変なこともあったと思うのに、変わらないこの笑顔。

美人すぎるさちえちゃん。かっこよく登場。
ondnesia @ odeonのインドネシア料理。エビ。辛くておいしい。

さちえちゃんと、今横浜で花屋カフェをやっている綾子さん。SLOW FARMで検索してください。手作りのかっこいお店です。相鉄線沿いにあります。
わたしの3人は一緒の曜日、一緒の時間をすごした仲間です。
ここに綾子さんがいたら、と思いました。
また横浜の綾子さんのお店での再会を祈って。

次は由美先生のコンポジションレッスン、夜のお出かけ、そして思い立ったらサイコロ旅へ。の予定です。

 

 

イタリアンレッスン@Il Legame

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結(むす)ビスト、大石明美です。

2月、手作りスイーツも気になります。
そして3,4月は別れと出会いのシーズン。
お料理のレパートリーを増やすのにもってこいな時期なのです。
今回もイルレガーメ主宰の美香先生にきっちりイタリア料理をご指導していただきました。

とにかく基本を丁寧に。
そして仕上がりは美しく。
そんな春のメニューの数々。

春らしい花のテーブルアレンジ。とガラス、メインプレーとの組合せ
ミモザのプチスワッグをおみやげに。
少し寄ってみました。八重のチューリップがかわいすぎ。

2月のメニューは、

三浦野菜(三浦半島の地野菜)をふんだんにつかったホタテとトマトのルージュサラダ。
ラザーニェ(複数形)トラディショナーレ
アマダイの鱗焼き 春の香りをまとったソースと。
ケークショコラ&オレンジ風味のショコラショー

彩り美しい春のルージュサラダ。紅芯ダイコン買いに走りました。
おみやげ用に持ち帰った分。家族が美味しい!の絶賛を。

サラダは彩りが美しく、そして甘酸っぱいドレッシングが春を感じさせます。

ラザーニェは手打ちで。 そしてソースは定番のラグー。しつこくなく軽い仕上がりにびっくり。べシャメルソースも入っていて、贅沢に。

アマダイの鱗の立ち上げ方法。レストランではお馴染みでしたが、家でも簡単にできることがわかりました。
甘鯛かイトヨリをみかけたら、鱗をひいてもらわずに家でもチャレンジしてみます。
デザートはケークショコラ。それにバニラクリームと、濃厚なショコラショーを。

鱗パリパリ。エディブルフラワーとバターの軽いソースで。
いっしょに参加したあゆみちゃんのバースデー仕様。
あゆみちゃんおめでとう。心遣いがうれしい☆

ケークショコラの上のオレンジは少し水分を飛ばしています。そのほうがオレンジの風味とチョコレートの香りが絡み合い美味しく。

ケークショコラ、全体。こちらにショコラショーをかけても、飲んでも。

お腹いっぱい。
そしてオリンピックの男子の演技もわいわいしながら見ることができました。
日本勢の活躍に、会話も弾みます。

やっぱりひと手間かけるだけで、いつものお料理に華やぎと、美味しさが加わることを実感して。
忙しいことを言い訳に手抜きが続くのをやめなくては。

さて、習ったラザーニェトラディショナーレのソース。
復習してみました。
3層のドリアに。
ラグーソースを作って置き、その場でベシャメルソースをざっと作って、ご飯と重ね、チーズはパルメジャーノレジャーノ。

はぁ・・・美味しかった。鹿肉を使う予定でしたが、良い状態のサルシッシャが冷凍庫に潜んでいたので、そちらを。
そして、パスタマシンの出番がひかえておりまする。

ソースをドリアにして。時短メニューに。

美香先生、ご一緒してくださったみなさま、ありがとうございました。
美香先生のブログでもミモザのスワッグを紹介していただいています。

花もお料理も、春ですね。
今年はまだまだ寒い日が続いています。でも一歩一歩春が近づいている、そんな気がするレッスンでした。

Happy Valentine’s day Bons Moments! へ

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結(むす)ビスト、大石明美です。

Bons Moments!を主宰されている渡辺千尋先生のタルト・オ・ショコラのレッスンに。
もう本当にラッキーで、千尋先生のメールを見たとたんすぐお返事を。

お花のチョイスもさすが。そして参考になります。
テーブルセッティング。真似したい!

今回はtarte au chocolatをはじめとしたバレンタインデーにふさわしいスイーツの数々。
千尋先生のレシピは、完璧。そして美しく美味しく。

クレームダマンドを。このスッキリとした美しい形で作ると、おしゃれです。
横顔も完璧

おやつタイムでは最新の情報を教えていただき、今年のサロンドショコラの話題にも。

女子にはたまりません。プチフールの数々

カカオの配合や組合せによっても、いろいろなテイストのお菓子ができます。
お砂糖もたくさんの種類があります。
お菓子作りは大好きなのです。
やっぱりこだわりたい。そういうときに千尋先生のレシピが登場。

メインのタルトオショコラ、横に添えてあるのはアイスです。美しいです。

千尋先生、ご一緒してくださった皆様ありがとうございました。
そして、昨年jardin du i’llonyと写真のコラボレッスンで教えてくださったChika 先生にもご挨拶ができました。

家で早速習ったピーカンナッツブラウニーをピーナッツに変えて、家族にちょっと遅れたチョコレートケーキのプレゼントを。

そして、高橋一生さんにささげるヴァレンタインのブーケ

高橋一生さんにささげるシリーズ。
クリスマスローズ、宿根スイートピー、八重咲のアネモネ。遊びをきかせたゼンマイと、鈴蘭水仙(スノーフレーク)、コデマリが揺れています。
枝はムシカリを。

今月はまだまだ習い事続きます。
次はイタリアンのご紹介。

福島へ 温泉とお花の旅 part2

わたしが大好きな福島の温泉。

磐梯熱海温泉は、郡山市にあります。

最寄りの駅は郡山になります。
福島市からは、30分ぐらいで到着。
おばちゃんのおすすめの宿、オーベルジュ鈴鐘

全室離れの作り。

入り口。青磁というお部屋です。
玄関を入るとスタイリッシュなドアを開けて
暖炉のある広いリビングへ

内湯も温泉ですし、アメニティグッズもフェラガモのもの。
ウエルカムドリンクは挽きたてのコーヒーとお菓子はマカロンとチョコレート。

窓から眺める雪景色
メインベッドルーム
中庭からの空。冬の空です。

このほかに和室にはおふとんが準備され、贅沢な空間でスターチャンネルの映画を見ながらよもやま話。
ボディガードとハドソン川の奇跡と未知との遭遇を見ていました。

お食事は本当にすべて美味しかったです。
旬のもの、土地のもの、新しいチャレンジに満ちたもの、温かいものは温かく、冷たいものは冷たく。
お酒もいろいろとそろっています。
会津坂下町の飛露喜があったので、すかさず頼む私。
飛露喜はまぼろしのお酒とも言われたこともあるとてもおいしい日本酒です。

下の写真は朝ごはんのものです。晩御飯のときは、集中したかったので、カメラで撮影しませんでした。

朝ごはん
湯豆腐とお味噌汁も。

炊き立てのご飯。
暖かい湯豆腐。
滋養のある力のあるお野菜。

お風呂は、露天風呂と内風呂の2つ。
どちらも深く、しっかり肩までつかることができます。
露天風呂は、かけ湯をして雪を見ながらの雪見風呂。
こちらの源泉は熱かったはず!と思っていましたが、外気の寒さで長々と楽しんで。
内風呂は、贅沢に朝湯を。小原庄助さんの気持ちを味わいます。(民謡の会津磐梯山を歌ったりして)

幼いときからずっと大事な人。
温かい気持ちと、わたしはわたしでいいと教えてくれた人。

娘気分を味わいました。

福島には3月もクラス会で参ります。
もしレッスンできたらお花もっていきますね☆

 

 

 

 

冬の大雪金沢旅行 風景編

もうすこし金沢旅行のお話とお写真を。

記録的な寒波に襲われた北陸地方。
金沢の方も、富山の方もみなさん一様に「数十年ぶり」だと語られていました。

雪かきをしても、どんどん積もってくる雪。
金沢では「雪すかし」というそうです。

一夜明けて、晴天の金沢市 中心部 雪の華と青い空。

昨日の荒れ模様はすっかり収まり、木の枝には雪がついて、まるで白い花のよう。
すばらしい青空です。

角度をかえて。@旧制第四高等学校記念公園にて
旧制第四高等学校 記念公園から文化交流館を。

兼六園まで歩こうと思いましたが、歩道が大変危険な状態。
まだ入ったことのない四高文化交流館に目的地を変更。
旧制高等学校好きの血が騒ぎます。そしてレンガ造りの建物も、実に萌えポイント。

雪を踏みしめ中に入ってみましょう。

anima016と当時の勉強机。照明と。

やっと登場の私のアニマ。
四高の校風は『超然』。何事も動じない、自立の精神である。
by wikipedia

建物は現在記念文化交流館として、四高の校風、生徒の思い出や、歴史の品など、じっくり見ていたい展示物ばかり。
(テレビで寮歌祭の放送があると、祖父とみていた私です。二高の寮歌は歌えます・・・蛇足)

アニマ。当時の全体図の模型と
トスカーナ生まれのアニマ。雪に埋まりつつ。
雪と木々。右側が建物です。

午後は、白山比め神社に行くことにしました。
白山信仰の大本。加賀一之宮。
大変歴史のある神社。
そして調べてみると、加賀一向一揆の影響がここにも及んでいることがわかりました。
加賀の歴史は、一向一揆と、前田藩の治世は押さえておかなくてはいけないのです。

どんと焼きの準備中。雪をブルドーザーですかしながらの作業です。
石灯籠もしっかり雪に埋まっています

狛犬のヘアスタイルは

リーゼント狛犬

リーゼント。

 

重要文化財になっている社殿。新しいしめ縄が清々しいです
石積み、苔、シダ ここにも萌えが!

今回の旅行は、花(花々、雪の花、食の華)を思う存分楽しむことができました。

またたくさんの発見をしに、再来したいと思っています。

お会いできた皆様にも感謝を込めて。

冬の大雪金沢旅行 食べ物編

記録的な積雪となった金沢。

雪にも負けずに、
冬の美味しいものを堪能してきました。
まず初日の晩御飯。
はす家さん(香林坊店)へ。はす家さんは以前駅前店におじゃましたことがありますが、新鮮なお刺身と加賀野菜を使ったお料理、そして伝統的な加賀料理がとてもおいしいお店です。

宿泊先からなるべく地下街を通りぬけて片町へ。
アーケードがあるところは雪の影響は感じませんが、一歩細い路地を入ると、そこはスキー場のゲレンデ状態。
ところどころはアイスバーン、新雪と油断ができません。

はす家さん お通し ナスの長崎煮って何かしら。(下の黒いものです)美味しかったです
今日のお刺身6種盛り

魚を食べさせていたら機嫌が良いと言われる私。
お刺身は、たこ、エビ、サーモン、寒ブリ、鯖(ちょっと〆)、いか。

治部煮。かかせません。生麩もとろけるおいしさ 加賀レンコンも力強い味。
加賀レンコンと山芋の揚げ出し

金沢ならではのお野菜のお料理も。
とても滋養のある、丁寧に作ってある野菜の味がたまりません。

加能カニは半身で。
カニ酢とレモンもついてきましたが、そのままで十分。

加能蟹 証明の青い輪島港タグつきです。かにみそ味噌も。思わず無言

蟹を目の前にして会話が弾まなくなる私たち。
はい、蟹はどうしても無言で楽しんでしまいます。

お隣の方が、白子の石焼きを頼んでいるのを見て、尿酸値が、コレストロールが、などということを一瞬忘れました。

天ぷらはおなじみ。なべもお馴染みですが、石焼き??

白子の石焼き どんどん火がはいってくるので、お好みで。(はふはふしながらいただきました)でもちょっと焦げたところもまた美味しい。

このあと、STAR CLASSに行きました。
降り続く雪。

雪の夜 ただ一人美しい風景を眺めていました。

翌日は打って変わった晴天。まぶしいくらいの青い空と白い雪がとても清々しい日。

二泊するなら、日航ホテルの朝食をチョイスするところです。
お麩のフレンチトーストが印象的で、とてもおいしいメニューが盛りだくさん。

しかし、お昼にお寿司を予約していたので、朝食食べすぎ注意。
毎回おじゃまする金沢市外のMさんへ。(小さいお店ですので、お名前はお知らせいただいたらお伝えいたします。要予約)
このお店は、アトリエコジーの野崎三四子先生に教えていただいたお店です。

いか
ほうぼう
あじ

丁寧な仕事ぶりと誠実なお人柄のご夫婦。
いつもほろっと口の中でほどけるすし飯と、細かい気配りがされたすしネタに、次は何かな!?のドキドキも加わります。

時期の寒ブリ
中トロ
熱々茶わん蒸し (ここで白子入りか一応悩みました)

寒ブリと中トロは、どちらも選べないぐらい。

万寿貝 (ところによっては白貝というそうです)
万寿貝のひも ひもきゅう 万寿貝は北陸の呼び方だそうです。わたしははじめていただきました。香りも強く、貝の甘みもある美味しい貝です。
エビ。ガスエビ。

貝は土地によって初対面のものもあります。
東京湾ではふつうに食べることができる青柳(バカ貝)は、足が早いためにあまり遠方では出てきません。
それと同じように万寿貝は、わたしもはじめて食べました。
二枚貝をむいているのを見て、ホッキ貝?ミル貝ではなさそうだ・・・と興味津々。

うに。甘くておいしい。のりはいりません!!
うなぎ 白焼きで。関西風ですが、少し蒸しているので、柔らかいです。白焼き好きなので大満足
鉄火巻き

いつも思うのです。
うには絶対軍艦にしないでそのままで食べたほうが美味しいと。
でも、鮮度の問題があってなかなか美味しいうにに出会えるとは、限りません。

おなかがいっぱいなのに、最後にもう一貫だけ・・・
寒ブリかうにか、中トロか。

うににしました。

またの来訪を約束して。
ご縁に感謝です。

風景編へと続きます。

 

Have a wonderful holiday!

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結(むす)ビスト、大石明美です。

Merry Christmas!
当たり前の毎日を、大事に。大切に過ごそう。
クリスマスを家族で過ごせることに、感謝を。
皆様もすばらしい時間をおすごしください。

table arrangement : green and white / @Jardin du I’llony Tokyo
テリーヌ Il Legame のレシピで。
塩豚を熟成させておいて、白ワインと果物で。

数日前から少しずつ準備をしておくと、焦らずにすみます。我が家で毎年作るもの、その年によって加わるもの、いろいろありますが、

里芋とフォンティーナ・ヴァッレ・ダオスタのグラタン
テリーヌをスガハラガラスのプレートに。人参のピュレと。
恒例のローストチキン。詰め物は我が家の場合中華おこわに、レバーや砂肝などをワインでフランベしたものなど。

ローストチキンは、毎年焼くのに使っている「オーブンバッグ」(七面鳥を焼くための袋なのですが、これがとても便利でしっとり焼けるのです)。
今年はうっかり買い求め忘れたので、オーブンとにらめっこしながら焼きました。

父には半分のボリュームで、鶏肉をつなぎあわせて詰めたものをテリーヌとケーキとともにお届け。

ナパバレーに旅行に出かけたときに、ワイナリーで買い求めた赤のスパークリング
Satsukiのスーパーショート。 毎年恒例。

ワインは、珍しく赤のスパークリング。
Beringerというナパでは大きいワイナリー。こちらのツアーに参加して、面白そう♪と購入した一本です。
香りが良く、バランスもとても取れた華のあるスパークリングでした。

Candle arrangement 2017

Jardin du I’llonyの恒例のアレンジレッスン。
今年は白とグリーンでした。
このアレンジを、少しずつお正月バージョンに変えていくのが、楽しいのです。

明日はクリスマス。
楽しく、笑顔でいられますように。

 

師走、花とともに。 

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結(むす)ビスト、大石明美です。

12月も気が付けば半ば。
師走の名の通り、気ぜわしい毎日を送っております。

ナンタケットバスケットと木工の展覧会のお祝いに。

上の作品はわたしのナンタケットバスケットの師でもある縄田珠代先生の〜「出会い」二人展のお知らせ〜 へのお祝いに贈ったものです。
木工とナンタケットバスケット。
あまりお花ばかり目立ってしまっては、と思い、この時期の良い香りのグリーンアイスとヒムロスギ。
それからファレノプシス、幸福が訪れますように、とヤドリギを。

伺う約束をした日に、父親の通院の付き添いと重なってしまって、時間がとれなかったのが残念でなりません。

staubのテリーヌ型 クリスマスのディナーで活躍させます。
お花のプレゼント 差し入れのお礼に。(花言葉は純潔)

テリーヌの型を新たに購入しました。
これで、今年のクリスマスとお正月のオードブルは決まりです。

お花の依頼とキャンドルを受け取りに、jardin du I’llonyの南青山店へ。
繁忙期のお花屋さん。寒い中のお仕事と思い、差し入れを持って伺いました。
お礼に純白のラナンキュラスをいただきいました。
アイロニーの皆様、ありがとうございます。
お花のプレゼント、本当に幸せになります。わたしも、そういったお手伝いが出来るように心がけていきたいと思います。

毎月欠かさずレッスンにいらしてくださるT様。
ブーケをきっちり束ねたいとのご希望でした。
ブーケロンは久しぶり。なるべく茎が固く、形を作りやすいお花を。

ご用意したのは大輪のアプリコット色の大輪のバラ。
それから複色咲きのスイートピー。
グラミネとユーカリ。それからギンコウバイです。

ネトワイエから迷わずに、スムーズにはじめられたので、わたしは見守るのみ。
何度か受け取って、茎の位置を直し、花の高さを変えたぐらいです。

スパイラルも美しく。ガラスのシンプルな花瓶に入れて撮影タイム。

今日は天気も良く、自然光で写真が撮影出来ました。
スズメウリと一緒に。軽やかな、気分の浮き立つブーケです。

バラの色とスイートピーをつなぐ、ユーカリの葉の色。
ユーカリでなければ、銀葉のダスティミラーでも似合うと思います。

デザートにこの間イルレガーメの岡嶋美香先生に習ったサヴァラン(ババ)を。

ババ (サバラン) シロップwたっぷりしみこませてl。金柑のシロップ煮と一緒に。
露出を変えて。暗めで。

T様ありがとうございました。
またいらしてくださいね。春の花を束ねましょう。

大好きな洋椿。何本も楽しませてくれます。マンションのこの時期の一押しです。