Napa Valleyへドライブ

サンフランシスコ・ベイエリア、地中海性気候なので過ごしやすいと言われています。でも、サンフランシスコ市内は夏でも18℃ぐらいですになることが多いので、羽織るものは暖かいものを持っていらっしゃることを推奨します。

Napa Yountville の庭のバラ
Napa valley ビオラもかわいい

 

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結(むす)ビスト、大石明美です。

夫と会社の同僚のご夫妻とナパバレーへドライブ。
私たちは個人旅行で訪れて以来2度めになります。
事前に何ヶ所か予約を入れようにもなぜか入らず。
それもそのはず、メンバーイベント(ワイナリーのメンバーに登録した人だけが試飲できる)を行っているワイナリーが多かったことが、突撃訪問してわかった次第。
それでもいくつか回ることが出来ました。

ブションベーカリーのレモンタルト

まず、早めのお昼ご飯に、YountvilleのBouchon Bakeryへ。
ブションのビストロも予約はなかなか取れず、前回もなんとかディナーを予約できた人気店。
そちらのパンとケーキのお店。
行列必至なのですが、ブションのレモンタルト、何回食べても美味しいです。
上の部分はメレンゲでかるく炙ってあり、しっかり甘酸っぱいレモンクリームとタルト生地と。しあわせ。

Yountvilleはここ数年でホテルも増えたので、フレンチランドリー(ブションと同系列。こちらが本家)やビストロで飲んでも、歩いて帰れるところに泊まれそう。(前回は、セントヘレナに泊まってタクシーを使ったのです)
uberでもいいかもしれません。

opus one 予約は一週間前で。
一面に広がるぶどう畑

天気は少し肌寒く、そして日が出てくると上着を脱いでもいいぐらい。歩くのにはちょうど良い気候で、ピクニックができるワイナリーは大繁盛でした。

ナパの外れ。この前の山火事が飛び火して、ところどころ焦げています。ソノマからだと距離はあるのに、乾燥しているので火の粉が風にあおられて飛んできたそうです。

今回はメンバーイベントにもかかわらず、マダムがどうぞ、と言ってくれたPejuという家族経営のワイナリーでロゼ。それから赤を。
早速メンバーに登録してきました。

それから、大規模なところと、日本企業のオーナーが持っているという山間にあるワイナリー。中をのぞかせていただきました。
こちらは要予約で試飲はできなかったのですが、100ドルのコースでブションのサンドイッチがつくちょっとしたランチコースになっています。
次回以降のお楽しみです。
今回はmukuというデザートワインを購入しました。わざわざ収穫を遅らせて、糖度を上げて作ったワインだそうです。(アイスワインの手法とは違うと説明の方の話でした。寒暖の差が激しくなる晩秋だからこそのワインだそうです)

ほとんど流通していない。お得意様と直営のお店でしか飲めないというワインたち。ワイナリーで求めることも出来ます。
静謐なワイナリーでした。完全予約。人数限定・山を登っていったところにあります。

人を魅了してやまないナパ・バレー。ワイナリーや道端の花やぶどうの畑を楽しみながら、美味しい空気をたくさん吸い込んで。

家も本契約が終わって、ようやくホテル住まいからも解放される・・・と同時に、航空便と船便の箱の山と戦う英気を養わねば、です。

青い空、白い雲。ナパバレー
ローズマリーも見事でしたが、山間の谷に広がるぶどう畑。標高も高いので、寒暖の差が良いワインの葡萄の収穫につながるそう。

明日香村 さららでのワークショップ ふたたび

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結(むす)ビスト、大石明美です。

3月の中旬なら時間ができますと。
奥明日香さららのオーナー坂本さんにさららへの来訪を約束していました。
坂本さんから、せっかくだから何かお花を。とのありがたいご提案を受けて、急きょワークショップを行うことにいたしました。

ご参加の皆様、昨年のワークショップでお会いした皆様です。
本当は前日ゆっくり明日香入りしたかったのですが、いろいろ立て込んでしまい、橿原神宮近くのビジネスホテルに到着したのが夜10時。
届けておいたお花を確認して、翌日ワークショップになりました。

ホテルから近鉄の向こうに畝傍山など。
届けておいた資材などなど

今回は、身近なお花を使って、ブーケ。器はまわりを装飾するタンバルブーケです。
クリスマスローズ、宿根スイートピー、リシアンサス(トルコキキョウ)、チューリップ、ハゴロモジャスミン。
それから、さらら近くで採集してきたヘデラベリーや猫柳(の大きいもの)です。

花材の一部 奥に採集してきたヤナギが。あまりに立派で、ふわふわですが、虫がついているのではと内心かなりおっかなびっくりでした。(きちんとチェックしてお渡ししています)
当日欠席されてしまったK様用の見本を玄関に。
漆器のお弁当箱、とてもいい撮影ポイントです

さらら御膳をみなさんでいただきながら。歓談を。

手作りのもの。
明日香のもの。じんわり滋養のある御膳です。
大好きなさららの味 ダイコン餅、手作り豆腐、こんにゃくや高野豆腐のそぼろなどなど
作成風景 ユーカリやヘデラベリー、白樺の枝などで。
みんな違ってみんないい。そんなアレンジが完成しています

今回のワークショップでわたしが伝えたいことは、お花の楽しみ方。そして難しいテクニックはいらないよ。ということでした。
今の時期なら、野生化している水仙や、庭に咲いているお花、切っても良い枝などを使って、お好きなように花器に加えて。
身近に楽しんでもらえたらと思いました。

水仙はさすがに採集できませんでしたが、家の庭にあるエニシダや梅、桜などでも素敵だろうと思います。アイビー(ヘデラベリー)、バラ、なんでもかまわないのです。

作品例です。リボンは麻ひものピンクを長く垂らして。
作品例 リボンは白で金の模様のもの。結び方が凝っています。
作品例 チューリップの八重咲きがかわいらしく。また下の板目のテーブルにもマッチしています
並べてみました。

リボンはコードリボン、幅広のワイヤー入り(何色か)、麻ひも、水引などをいろいろ持っていきました。
結び方や、重ねたり、人それぞれ。
どんどんオリジナリティある作品が出来上がっていきます。

横から。勢ぞろい。
お客様の対応を終えてから参加された博子さん。作品を置いています。

さららのオーナー、坂本さんとの出会いは偶然の出会いでした。
また帰りたくなる、そんな明日香村。

角度をかえて

送迎もありがとうございました。
また伺いますね。

ご参加くださった皆様ありがとうございました。
なんとも私らしい(笑いあり、焦りあり、豆知識あり)ワークショップ。

自分が一番楽しんだのではないかと思います。
どうぞいろいろな花材でお楽しみください。

 

福島へ 温泉とお花の旅 part2

わたしが大好きな福島の温泉。

磐梯熱海温泉は、郡山市にあります。

最寄りの駅は郡山になります。
福島市からは、30分ぐらいで到着。
おばちゃんのおすすめの宿、オーベルジュ鈴鐘

全室離れの作り。

入り口。青磁というお部屋です。
玄関を入るとスタイリッシュなドアを開けて
暖炉のある広いリビングへ

内湯も温泉ですし、アメニティグッズもフェラガモのもの。
ウエルカムドリンクは挽きたてのコーヒーとお菓子はマカロンとチョコレート。

窓から眺める雪景色
メインベッドルーム
中庭からの空。冬の空です。

このほかに和室にはおふとんが準備され、贅沢な空間でスターチャンネルの映画を見ながらよもやま話。
ボディガードとハドソン川の奇跡と未知との遭遇を見ていました。

お食事は本当にすべて美味しかったです。
旬のもの、土地のもの、新しいチャレンジに満ちたもの、温かいものは温かく、冷たいものは冷たく。
お酒もいろいろとそろっています。
会津坂下町の飛露喜があったので、すかさず頼む私。
飛露喜はまぼろしのお酒とも言われたこともあるとてもおいしい日本酒です。

下の写真は朝ごはんのものです。晩御飯のときは、集中したかったので、カメラで撮影しませんでした。

朝ごはん
湯豆腐とお味噌汁も。

炊き立てのご飯。
暖かい湯豆腐。
滋養のある力のあるお野菜。

お風呂は、露天風呂と内風呂の2つ。
どちらも深く、しっかり肩までつかることができます。
露天風呂は、かけ湯をして雪を見ながらの雪見風呂。
こちらの源泉は熱かったはず!と思っていましたが、外気の寒さで長々と楽しんで。
内風呂は、贅沢に朝湯を。小原庄助さんの気持ちを味わいます。(民謡の会津磐梯山を歌ったりして)

幼いときからずっと大事な人。
温かい気持ちと、わたしはわたしでいいと教えてくれた人。

娘気分を味わいました。

福島には3月もクラス会で参ります。
もしレッスンできたらお花もっていきますね☆

 

 

 

 

福島へ。温泉とパンジーのブーケの旅。part1

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結(むす)ビスト、大石明美です。

大寒波、関東地方も雪が降りました。
といっても、なぜ数センチでこんな大騒ぎに毎年なるのか・・・と、思ってしまう私は福島育ちです。
温泉は選び放題の福島県。
磐梯熱海温泉にとても久しぶりに行ってきました。
家族同然のおばちゃんと幼馴染といっしょに。
ちょっと前まではお互いの子どもたちも連れての大旅行。ここ数年は水入らずの旅になりました。

まずは到着してから、お昼ご飯を。イカニンジン、根菜の煮もの、大好きなかぼちゃの煮物を準備してくれて待っていてくれました
パンジーの切り花をおみやげに。束ねてみたいとのことで。

まずはいかにんじん。福島市民のソウルフードです。
語ると長くなるのですが、いわゆる松前漬けの数の子が入っていないものと思ってください。
各家庭でそれぞれ人参の切る太さや味付けが違いますが、お正月が近づくとするめを切る手伝いをさせられて、指が痛くなりました。

それから小さいときから欠かさず作ってくれるかぼちゃの煮物。(私だけが大好きなんですが、作って待っていてくれます)

今回、ブーケを束ねてみたいとの希望があったので、パンジーとコデマリ、それからユーカリを持っていきました。

Eちゃんがはじめて束ねたふりふりパンジーのブーケ

組み始める前にネトワイエ(下処理)といって、いらない部分を思い切り落としてしまうのですが、コデマリかわいそう、ユーカリかわいそう、という声を聴かないふりをして、半分以上落としてね。と。

パンジーは二色持っていきましたので、濃い色のほうは、おばちゃんへのおみやげに。

シクラメンの鉢にいれたら、タンバルアレンジのように。

パンジーでも色が違うとイメージが変わりますね。

窓辺にて。ずっと変わらない丹精を込めたお庭の窓辺です。

さて、磐梯熱海温泉へ出発です。

 

冬の大雪金沢旅行 お花編

カニ食べに行こう!♪

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結(むす)ビスト、大石明美です。

毎年晩秋から冬に、お魚を目的に日本海側に旅行に行くのが恒例です。

今回は「香箱がに(ズワイガニのメス)」の時期を外してしまったのが悔やまれますが、加能がにとお寿司をいただきに金沢へ。

大雪の情報から、完全防寒。靴も滑らないゴムのスノーブーツで。

なんと一晩で40cmの積雪。ついたこの日もあられやぼた雪、などで深々としている夜。

早朝の羽田-小松便。出発前に「天候次第で引き返す」という条件付きでありましたが、羽田空港へ。すると小松便が欠航!
ひとまず朝粥定食を食べて、次の便がどうなるのか確かめることに。

もうすでに13時までの便が欠航ということで、急きょ東京駅から「北陸新幹線」の「かがやき」で金沢入り。

こういうときにモバイルsuicaが役に立ちました。
羽田で空席チェック。そしてシート予約です、

さてはじめての北陸新幹線。、
揺れません、
静かです。
ところが糸魚川をすぎたあたりで、車内がざわざわとしはじめ、目が覚めて車窓から外を見ると
なんと一面銀世界。それも雪が降り続いて、1メートル以上は積もっていたように見えました。

金沢では、アトリエコジーの野崎三四子先生のところで、ボワットレッスンを。
というのは、昨秋ヴァンソンレサール氏のレッスンで、ボワット(ボックス)も行ったとディプロマ同期生のみなさんに伺い、ぜひ習ってみたいと想っていました。
そうしたら、金沢の三四子先生がローズバッドの箱もお求めになったと伺って、レッスンを快く引き受けてくださいました。

先生の生徒さんで富山から新幹線でいらした@largo20123さん(instagramのアカウント)ともご一緒できました。

ヴァンソンレサール氏のボワットレッスン アトリエコジーにて
雪のベランダで。

ボワット、茎を斜めにさしていくのがポイント。
そしてなによりもお花を優しく扱うこと。
ボックスフラワーを作ったことがある方は、「こんなに入るのですね!」と驚かれますが、
小さなボックスに、ラディッシュ(スプレーバラ)と多肉ちゃんとエアプランツ、そしてスイートピーの物語が出来上がりました。

ボワットレッスン 雪の金沢で。

フローラルナイフの使い方と、アクアフォームの切り方のこつも教わりました。

早速復習しています。
ナイフは花用に限らずなんでもそうなのですが、左右どちらの手を使ってよいのかいまだに悩みますので、解決できてよかったです。

そのあと、野崎三四子先生のご自宅から霰や粉雪が舞う中、アイロニーの認定校レッスンに参加してきました。
先生の生徒さんもその認定校レッスンが「習い初め」ということで、多くのみなさんが参加されていました。

またYSPDの同期生で金沢でアイロニーの認定校にもなったAllure de fleursの山下真代さんとも感動の再会。
一緒にお写真を撮りたかったのですが、人数が多くて探しきれなくて残念です。

金沢はアイロニーの谷口さん出張レッスンが、いち早く埋まって、なんと2日間の予定で行われました。
谷口さん、福田さん(芦屋店から)は、四駆のハイエースであのものすごい雪の中鯖江経由で、時間までに到着!
翌日の新聞で福井は積雪70cm。
運転お疲れさまでした。

 

パンジーとスイートピー(ラベンダー)、シレネ(グリーンベル)、ペパーミント、コロニラヴァリエガータ、の春爛漫ブーケ

会場のKUMU(新しいホテルです)は熱気につつまれていました。
谷口先生のデモンストレーションを見てからネトワイエ(下処理)をされている素材ごとの束から選び、並べて束ね始めました。

パンジーはこの時期大好きな花材です。年々好き指数があがっています。

でも、葉っぱをネトワイエするときに折れてしまわないように、丁寧に。
でもこれだけ丈が長いパンジーをそろえるのは、今年は特に大変だったことと思います。
日本全国ツアーで、4500本パンジーを仕入れたということです。

どの子もかわいらしく、谷口先生からOKをもらって結束とラッピングを。

会場の外は雪が降りやまず大変なことになってきました。
集合写真を撮影して、ご挨拶もそこそこにホテルまで歩いて向かいます。

宿泊したホテルから、夜に撮影したものです。とにかく融水の水と、シャーベット状になった雪と、アイスバーンになったところと、新雪が積もったところで、カオス状態の歩道。会場のホテルもこの通り沿いにありましたが、帰り道は傘を杖代わりに。

会場のホテルまで迎えに来てくれた夫と合流して、歩いてホテルへ向かいました。
ふだんならたいしたことない距離なのに、雪が降り続くなか、転ばないように歩くのは(特に夫)大変だったろうと思います。

雪の夜 ただ一人美しい風景を眺めていました。

夜はみなさん虜になるSTAR CLASSのさゆりさんの極上マッサージを受けてきました。
終わってすぐ、ああタイムスリップして最初からもう一度お願いしたいと感想をもらして。
大雪の、しかも夜に本当に心のこもった施術をありがとうございました。

さて、食べ物編に続きたいと思います。

 

明日香村へ

今回の旅の目的は、斎藤由美先生から直接ディプロマを受け取ること。ヴァンソン・レサール氏のデモンストレーションを目に焼き付けること。

それともう一つ大事な目的がありました。

7月に明日香村の栢森(かやのもり)の奥明日香さららさんで、明日香村の花材を使ってのボックスフラワーのワークショップを開かせていただいたのですが、そのお礼に伺うということです。

古墳と神社、史跡もセット。(というのは、古代史好きな私の血が騒ぐのです)

明日香村の奥。靄がかかって、渓流が流れる。それはそれは優しい空気が漂う場所です。

なんと!ラッキーなことに近鉄の特急青のシンフォニーに乗りました。
高級感とノスタルジックな座席

青のシンフォニーは一日二往復、近鉄阿倍野(天王寺)と吉野まで運行されています。
ふつうの特急料金プラス210円(橿原神宮まで)で乗ることができて、お得。
3両編成で、2両目は軽食とお土産が購入できるショップです。

実質2両しかないので、春のお花見、秋の紅葉のときは座席がとても取れないという話でした。

さららのおとうさん(坂本さんのご主人)のご好意で、橿原神宮までお迎え付き。ありがとうございました。

お土産とお菓子を吟味中
さららの文化祭の写真をアーティストの栗原亜也子さんが装丁した手作りアルバム
楽しい思い出がたくさん。
アルバムに収められた明日香村の花材を使ったボックスフラワーの写真

このアルバムの表紙は、栗原亜也子さんが桜の枝で染めたストールを表紙に使い、撮影した写真を自分で装丁した美しい表紙です。
和綴じになっているのも、趣があってばっちり。

さて楽しみな「さらら御膳」。
大好きな和の食。その土地で作られたものを丁寧に。
今回ダイコン餅(中央部)おかわりしたくなりました。
我慢我慢。おいしいデザートもあるのですから。

さらら御膳。体にいいもの。優しいもの。自然の恵みたくさんのお料理
古代米のご飯(もちもち!)とゴーヤの佃煮
豆乳の葛よせ とろっとふわっと、体にじんわり。

からだにじんわり沁みる、心づくしの味です。

ヤーコンの天ぷら。サツマイモ、しいたけ。素材の味
ふわふわのジンジャーのシフォン。それから新作のほろほろ(クッキー)

私からのお礼は、もやにつつまれた栢森のブーケ。
周りを歩いて、ドライになりかかったほおずきの実や、紅葉したハゼの葉。野の花。細かい葉っぱが夏にはついていた枝。白い種がドライになっている枝や、たでの花
道路際に自生しているセダムの実も。

栢森のブーケ アニマ016と。

そして夏に買いそびれた、栗原亜也子さんの明日香の水と土を使った額入りのポストカード。

博子さんのさをり織りのストール。

お嬢さんの千恵さんが思い出の布で作ったテディベア。
きちんと写真に撮影して紹介しますね。

 

窓際のanima016 明日香に連れて行きました。

帰りは橿原神宮へ。

橿原神宮 畝傍山を背に。森の中を森林浴して歩きます。。

次回の明日香訪問は何をしようかな。
そして、気になる円墳と方墳をチェックして。

またさららへ。

あなたも行きたくなりませんか?大和路。

 

 

花尽くしの一日の終わりは、Raffine Les Fleures @Osaka で。

まだまだ11月17日は終わりません。

修了証をいただいた後に、インターコンチネンタル大阪のローズバッドにて記念にグァックスの花瓶を購入しました。

まずはホテルへ荷物を預けに。
最近「広くて」「設備が良く」「サービス満点」「清潔感がある」といったビジネスホテルが全国に広がっています。
地方のほうがそういったホテルが多いかもしれません。
そういうホテルの中には、枕が何種類か選べたり、基礎化粧品が選べたり、コインランドリーが無料のことも。

今回、大阪でのホテルは ホテル・ザ・ルーテル
なんと、ルーテル教会が経営していて、隣には立派な教会があります。(日曜礼拝もご自由に。との案内も)
部屋は広く、とても便利な場所です。

出張の夫と待ち合わせして、荷物を置いてから、ちょっとだけ一息。

初めて金山幸恵先生の大阪アトリエでのレッスンを受けるため、(後から調べたら歩けることが判明。立地条件も含めてラッキーでした)歩きながら、おおここがBK (NHK大阪放送局)、ここが・・・などと楽しんで。
大阪城の石垣もチェック。石碑ももちろんきちんとチェック。

そして幸恵先生にお会いしました。
この日、松葉づえが取れた報告をブログで知っていたので、ちゃんと立っている幸恵先生を拝見してほっといたしました。

この日のレッスンは、お昼のテーブルでご一緒したMiyo さんも。夏にシトロンパーティでお会いして、シザーケースを見せていただいたのでした。

昼のテーブル装飾。
別角度で。

さて、この日の私のレッスンは(毎回幸恵先生に決めてもらうのですが)、ブーケロン。
同期生の香織さんに「今日は夕方から幸恵先生のレッスンなの♪。ブーケロンにしました」と報告したら、「いいなぁ、やっぱり基本のブーケロン、やりたくなるよね」と

そうなんです。自分で教える機会があるのは、やっぱりブーケロン。そしてきちんと基本に立ち戻ることも必要だと思っていたので、花材を見て「おおっと」。

フウセントウワタ (ヴァンソン氏が一作目で使ったもの)
秋紫陽花
グリーンミストシード(グリーンミスト)
紅葉雪柳
野バラの実

まずはネトワイエ(下処理)をして、切り分けます。
この時、しばし悩みます。

野バラ、雪柳はどこで切ったら効果的なのか。
スーパーアシスタントのイグレッグフローリストの吉央先生が、このぐらいかな?と。でも基本的に自分で考えるスタイルで。
少し自分でイメトレしながら組み始めました。

幸恵先生がこんな感じで。と見本を見せてくださり、まず1回束ねてみて、もう一度ばらして作るぐらいで。と。
ヴァンソン氏のどんどんスタイル。どこに入れるかは花が教えてくれる。という言葉も思い出し。

一度組んでみて、「ええやん!その調子!」。ほめていただけるのが何よりうれしい。

で、もう一度。

紫陽花のブーケロン シャンペトルっぽく枝を出していますが、シャンペトルではありません。
角度をかえて。

最後にチェックしていただくときまでに、手元廻り、スパイラルがきれいかどうか自分で直して、「OK。きれいに出来ました」と言われてとっても安心しました。

この日の大阪のレッスンでは、投げ入れ、コンポジション、私と同じブーケロン、ブーケドマリエと秋の色満載でした。

見ていたら、私も投げ入れしたくなりました。素晴らしいです。インスタグラムでメッセージをわざわざおくってくださったRさんの作品
Miyoさんのコンポジション
もう一方のブーケロン。サクサク作られていました。お名前を伺えずごめんなさい。
秋紫陽花のブーケロン

幸恵先生、ありがとうございました。まだまだよろしくご指導くださいませ。

翌日は飛鳥路へ。まだまだ続きます。

ヴァンソン・レサール氏 デモンストレーション 追記

昨夜のアップのあと、まだまだ素敵な写真と出来事が満載なことに気が付いて、
ご報告いたします。

インターコンチネンタル大阪でのヴァンソンさん(とカジュアルにお呼びすることをお許しください)レッスンに参加してから2年数か月になりました。
食いしん坊の私はランチタイムも楽しみなのです。

前菜はサーモンのタルタル。ビーツの赤、鱒子のプチプチ。爽やかな一品です。タルタルは、この1年で、いろいろな「タルタル」が流行っているので、サーモンでも違和感無しです。

前菜はキャプションにも紹介した通り、サーモンのタルタル。
色は赤。そして、鱒の子の赤のプチプチの塩味と、ビーツ(だと思います)の酸味との組み合わせ。
タルタルといえば生肉。もちろん大好きですが、ここ何回か、サーモンや真鯛、生のエビのタルタルなどをいただくこともあり、最近のトレンドだと思います。

これはとても良いアイディアでした。簡単なスワッグを作って、箱に(ローズバッドの)いれていきます。
私たちのテーブルはイブピアッチェ。乙女の皆様の歓声があがります。

各テーブルには、ローズバッドの箱がおかれ、箱の中にスワッグを(ユーカリポポラスと銀葉アカシア)入れます。
それだけでもかわいらしいのに、ヴァンソンさんが各テーブルに違う花を入れて完成。

グロリオサ。べースが合わせやすい色なので、何色でも映えます。
満開の大輪のアネモネ。
バンダの紫。ぐっと大人っぽく

このアイディア。とてもナイスで、テーブルに連帯感が生まれると思いました。

温製のコーンポタージュ。ピスタチオをアクセントに。

次は温製のポタージュです。サーブされてくるメニューすべてが、彩りとポイントポイントに使うアクセントにこだわっています。

ブレッドも美味しい。そして遠目からも美しい花。
ポークロースト。美味しくて、食べてから撮影していない!ことに気が付いて。柔らかくジューシーでした。

お食事の間には、床に置かれたピラカンサスの大木や、プラタナス、伊賀風樹をヴァンソン様(ついに様と!!)がいけこむ様子を。写真を撮影したり、食べたり、見たり、ととても脳が活性化される時間でした。(お口に入れ忘れるぐらい見惚れています)

大輪のダリア(らららと黒蝶)でひきしめて。
白いグロリオサも効果的に。自分の背丈よりも大きい大作で、天井の高さも計算されています。

デザートはチーズケーキ。ライム風味です。
エディブルフラワーにはビオラを。各々違うビオラが載っていて、かわいらしかったです

ライムとオレンジ。散らしてあるのは食用菊。私のビオラは薄い黄色と紫のバイカラー。

食用菊、お浸し以外でいただくのは久しぶり・・・かも。でもこうやってあしらうと「お花の会」にふさわしいと思います。

お食事も美味しく、そして「華のある食卓」とおもてなしを堪能しました。

デモ2作品目の投げ入れ 
16日はノエルのレッスン。ローズバッドのボワット(箱)に森を再現。

上のボワット(ボックス)は、前日のノエルのレッスンの2つめ。
作品は同期生の香織さんのものを撮影させていただきました。
小さい箱の中に物語が生まれています。
本当にステキ。
どこから見ても美しい。
香織さん撮影させてくださってありがとう。

至福の時間でした。

 

ヴァンソン・レサール氏のデモンストレーションに参加して。

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結(むす)ビスト、大石明美です。

11月16日、17日とパリのトップフローリストであるヴァンソン・レサール氏のレッスンとデモンストレーションが大阪のインターコンチネンタルでありました。

私は17日のデモンストレーションに参加しました。
久しぶりにお目にかかるヴァンソン氏。何時も素敵な方ですが、
やはりお会いするとぽーっとなってしまいます。

こちらに参加者一人ずつ渡されたオーナメントをかざっていきます。
ヴァンソン氏と由美先生。これからデモの始まりです。

前の位置に座ることができたので、もうしっかり目に焼き付けねば。ヴァンソン氏のお気に入りのBGMが流れる中、由美先生のたおやかな美しい日本語での通訳に、エレガントな気分が高まります。

出番を待つ花材たち。
デモ一作目。白のラナンキュラス。ビバーナム、フウセントウワタ、それに効果的に配置されたパフィオ

扱いが難しいフウセントウワタの使い方。
ビバーナムを配しつつ、たくさんの(30本近く)大輪のラナンキュラスを束ねていきます。
思わず参加者から声があがった、「パフィオ」の使い方も。

洗練されたブーケラフィネ。使っている色は2色。花材もシンプルです。

二作目は、大きな投げ入れ。
紅葉ヒペリカムとダリア、もちろん裏側も、側面も隙がない美しさ。ローズバッド大阪店の伊賀店長が提案した「白のグロリオサ」を効果的に使っています。(あまり白いグロリオサはランジスでは見ないそうです)
色の組み合わせと、おおらかでありながらエスプリを感じさせる圧倒させられる投げ入れでした。

投げ入れ。グアックスの器もマッチしています。
白いグロリオサ(シロリオサ、蝶のようです。
完成した投げ入れ。角度によって表情が違います。

三作目は、ヴァンソン氏が得意とするブーケ・フォイヤージュ
葉物をふんだんに使い、葉と枝が主役です。
見ていて、ああ、この組み合わせで私も束ねてみたい!!と思わずにはいられませんでした。

制作途中のブーケフォイヤージュ。 爽やかで、かつ品があります。大きさがわかるでしょうか。
出来上がりです。大ぶりで、でも葉の先端まで美しいです。

ときおり、冗談も飛び出すおちゃめなヴァンソン氏。
また、ローズバッド大阪店のみなさまのナイスなアシストが光ります。

お食事をいただきながら、「枝物の魔術師」ともいわれるヴァンソン氏の作品を。
伊賀風樹
プラタナス
ピラカンサス
とても大きな枝をどんどん(どんどんスタイルとご自身でもおっしゃいますが)大きな花瓶に。

朱色、真っ赤な見事なピラカンサス
伊賀風樹。かわいらしい実もついています。
実がかわいらしいプラタナス

こちらがどうなったかというと・・・

何メートル?と思うような大きな秋の森が。

参加して感じたこと。
ヴァンソン氏も由美先生もとても有名な方なのに、決して偉ぶらない。そしてお二人とも、動作がエレガントです。

花材を愛し、美しく魅せるということ。

スタッフをきちんと育てるということ。

強行軍だと思いますが、(広州、東京、そして大阪の旅です)お疲れを感じさせず、終始温かい空気が流れていました。

どこから撮影しても。一部分でもこれだけの美しさ

ディプロマ二期生の方や、先輩方。同じテーブルでご一緒したお花を愛する新たな縁にも。

本当に感動でドキドキ、こころが満たされる時間でした。

そしてこの日はこれだけではなかったのです。

由美先生のお部屋でのディプロマ修了証を。
このお話は続きます。

『パン×花…シトロンパーティー♪』2

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさんむけに、わかりやすく丁寧にお教えする
花と暮らしの結ビスト、大石明美です。

まだまだ続きます
Y-igrek-Fleuriste の松田吉央先生。
Coquelicot  の日合陽子先生 のコラボイベント。

パンとケーキを焼いている間に、吉央先生のひまわりのコンポジション。
お花:レモンエクレア(ひまわり)、レモネード(ひまわり)
ういきょう・フェンネル、ローズゼラニウム、
無農薬のブラックベリーとミント(食用)アイビー
ルドベキア シトロンヴェール(ワイヤーかけて)

器はお花を楽しんだらキャンドルスタンドになるタイプ。
ちょっとした小物を入れておくのにも素敵です。

奥のborgoのフリルのタオルといい、かわいらしくて上品なシトロン柄」のナプキンと言い、さすがです。

ナプキンとカトラリーを入れている器が、花器になります

ひまわりは、レモネード(八重)が大きいのと、やはり表情をどう見せるかによっても、印象がまったく違います。

わたしはひまわりのうなじ側(がく)の美しさもとても好きなので、できるだけ立体的に、そして高さを変えながら作っていきました。

ミントの香りと、フェンネル、ローズゼラニウムの香りが、清涼感を増してくれます。

鶏ハム (わたしもよく作ります)しっとりしていておいしい!!

コンポジションを作成している間に、お料理とパンやケーキが並べられ、楽しいパーティの始まりです。

ここからは写真をお楽しみください☆

 

たくさんの「美味しい」と「楽しい」が詰まった幸せな時間でした。

後ろのクグロフ型のケーキが気になってついつい写真に加えています
バゲットにのせて。
美味しい・・・持って帰りたい(でも食べちゃった)。とうなったベーグル
幸せの時間 参加者のみなさんとともに。
早速、家で作って大絶賛。早くも売り切れ。また作ります
日合先生のバースデー サプライズでブーケのプレゼント。 かっこいいブーケです
テーブルは作ったお花を並べて。美しく、明るくなるテーブル装花
just bake it! cake au citron.

 

 

 

盛夏のなか、たくさんの準備をして、おもてなしをしてくださったお二方の先生とアシスタントの先生方に感謝申し上げます。

吉央先生、花の組み合わせ、参考にさせてくださいね。
また弾丸で伺います。

日合先生、近ければパンを習いに行きたいです。また参加したいと思いますので、よろしくお願いいたします。

さっそく、ケークシトロンとトマトのマリネを作りました。

爽やかな甘みが、たまりません。

このイベントの後、ボストン時代の友人とお茶をして、おしゃべりすることができて、楽しさ倍増でした。