レースフラワー、小花ワールド

パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさんむけにわかりやすく丁寧にお教えする、花と暮らしの結ビスト、大石明美です。

ホワイトムーンを使ったブーケ。私はなんとなくバラを外向きに配置してみて束ねてみました。
その次の日、レースフラワーをもっと目立つように、かつバラを内向きに組みなおしてみて、思ったこと。

やっぱり春の花は勢いがある。
チューリップなどと一緒で少し低めぐらいに組んでおいたほうが、翌日以降ぐぐっと伸びてくる。
もちろん柔らかい部分はそっとかけてあげて、グリーンで押さえてあげるというのは、mustです。

こんな気分だった☆
そしてこんな気分に☆

ルピナス、そしてもうすぐ初夏へ

パリスタイルのブーケを生活に取り入れたいお花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする、花と暮らしの結ビスト、大石明美です。

関東の(といっても、東京&千葉)の桜はもう少しで終わりそうです。
そうなると、山桜や遅れて咲く枝垂桜などを探しに出かけていまいたくなるのです。

なぜ桜に心を動かされるのか、また来年ね、と思えないくらい桜前線を追いかけてみたくなります。

お花屋さんにはそろそろ初夏の花が並び始めました。早いお店ではなんとひまわり!
そしてあじさい、ダリア、シャクヤク、主役級のお花になります。

あじさいは一番好きな花です。
ドライフラワーにしてまで(それをリースに使ったりしますが)楽しみます。
そしてシャクヤクの圧倒的な存在と、毎年品種が増えていくダリア。

3月ぐらいから5月末ぐらいまで、(時々6月中旬までみかけます)ルピナスというマメ科のお花が大活躍。

色は薄いグラデーションの紫&ピンク、白と少しグリーンがかった白だったりしますが、
個性の強い組み合わせにもうまくマッチする花です。

昨日は珍しい「青」のルピナスと、小豆色より薄いぐらいのラナンキュラス、
それから小花で「おうち花」です。
カップ咲きのふんわりしたバラがかくれています。色が鮮やかなので、ルピナスは少し高めに出してみました。ほかのお花は高低差を付けながら丸い形のブーケロンです。

室温が高くなってきて半日室内に置いておいたら、ラナンキュラスが思いのほか開いてしまい、急いで束ねました。

ラナンキュラス(藤てまり)宿根スイートピー ビバーナム ルピナス ギリア バラ

 

アレンジメントのご注文 

春らしく、紫色をメインにしたアレンジメントのご注文をいただきました。

この時期は使いたいお花がたくさんあり、グリーンも動きを出すのに、何を使おうか楽しんで作りました。

purple and green (リシアンサス ラナンキュラス アリウム スイートピー クレマチス ウバプルプス ユーカリ ゼラニウム ハゴロモジャスミン コロニラヴァリエガータ 陽光桜 キイチゴの枝

バスケットのComposition  ( arrangement)

H様、ありがとうございます。

確度を変えて。

ディプロマレッスン

今わたしが受けている、Yumi Saito Diploma Paris のレッスンで、来日中のパリ在住フローリスト斎藤由美先生の直接レッスンがありました。

普段とは違う緊張感。(いつもディプロマレッスンは緊張しますが)午前中は穏やかに過ごして ・・・というわけにはいかずに、仕事を切り上げての参加となりました。

美味しすぎるお食事会のあと、レッスンが始まりました。

今回はいつもとは違い、ネトワイエ(下処理)してから、由美先生の説明を聞き、一本ずつ手渡されて組んでいきます。贅沢すぎる花材を惜しみなく使った、ブーケドマリエ、シャンペトルブーケ、そしてコンポジション。

あっという間のレッスンでした。「La vie est belle!」(人生は美しい)その通りの一瞬を、これから永遠に続けられるようにしたいと思います。

サポートしてくださった金山幸恵先生守屋百合香先生ありがとうございました。

あの日、アイロニーで由美先生の著書と出会ってから、少しずつ歩み始めたパリスタイル。そうして数年。直々に指導を受ける幸せを感じながら、日々たくさんのものに目を向けて、忘れずに精進したいと思います。

スイートピー 啓翁桜 豆の花 ラナンキュラス

春の花 あなたはどの花が好き?

という問いかけに、どう答えたらよいやら難しくて、うれしい悩みです。

基本、キンポウゲ科萌えのわたしは、

クリスマスローズ、ラナンキュラス、アネモネ(秋だとシュウメイギクJapanese Anemone) なのですが、
ここ最近は、ふりふりのパンジー、肉厚のスカビオサ、
八重や変わり咲きのチューリップも捨てがたい魅力です。

というわけで、ただいまの我が家の玄関や部屋のおうちお花はこんな感じ

アンティークの缶に白のアネモネ、ムスカリ、スプレーバラ 奥は朽ちているチューリップ
ラナンキュラス スイートピー 器はアンティークの薬瓶
贅沢な白のアネモネ 器アンティークの蓋と手つきの缶

春の花を集めたブーケ

 

春の花を集めたブーケです。組み合わせによってこのようにかわいらしくもなり、また大人っぽくもなります。季節感のある花たち。かわいらしさと、スイートピーの香りが伝わりますか?

スカビオサ スイートピー パンジー(カルメン) レースフラワー 豆の花 コロニラバリエガータ

パリスタイルブーケの出会い

私は、お花は好きでしたが、自分でやるということには全く興味がなく、
最初のスタートはクリスマスリースを自分で作りたいな、と思ったのが初めての経験です。
小さなころから花や盆栽好きな家族と暮らしていて、(花はいつも身近にありました。
祖母もお花の先生で・・・、となるとなんとなくやりたくない気持ちも半分出てきてしまい、
好きでもお花屋さんに買いに行くぐらいだったのです。

夫の仕事の関係でアメリカに住んでいた時は、
お花はブーケでも安く、もっと身近になり、
スーパーの買い物のついでに、しゃれたお花を買い求めることが当たり前に。

お花の先生って、生け花のお免状を持っていて、きちんと習って、という方がほとんどです。
バブル時代(後期)、わたしもフラワーアレンジの教室に参加したことがあったのですが、今より気軽ではなくきれいに出来ずに、めげてしまって(お花がかわいそう・・・)、
ほんの数回だけで終わってしまいました。

そんな私が、クリスマスリースを作り(それまでは毎年オーダーで枝ものなどを指定して頼んでいた)、
英国式のアレンジをqueens flowerの須藤千恵先生の教室で習いはじめて、

・・・ええ、最初は下手でへこみましたとも。
でも、へこたれずに通い続け、今ではお花友達もできました。
また、リース作りなども自分で材料を持ち込んで作ったりしています。

若いときからしゃれたおはなやさんめぐり(は、趣味で)をしていて、
ある日南青山のアイロニーに出会ってしまい、オーナーの谷口さんの束ねる花に一目ぼれ。
その時、お店に置いてあった斎藤由美先生の本を買い求め、
こんな花束を組んでみたいと思ったのです。

ブーケを組むというのは、スパイラルテクニックという(茎が傷まないように)テクニックが必要になりますが、
そういうことも全く出来なかったので、ラフィネ・レ・フレールの金山幸恵先生をボストン時代からの親友に紹介してもらって、ベーシックからこつこつと習うことにしました。

でも、出来なくって、努力した(と自分でも思います)、家でもお花を買い求め、自分でブーケを飾ってお花の写真を撮影することも増えました。

現在、YSPD(Yumi Saito Paris Diploma)の二期生です。

このコースを受けるにあたって、昨年のヴァンソン・レサール氏(パリでローズバッドを経営し、フルーリストとしても枝ものの魔術師と言われる)のレッスンを大阪まで受けに行ったことが決め手となりました。

本当は、まだ早いのではないか、そんな気持ちがありました。

でも習おうと思った時でないと、次にそういうチャンスはめぐってこない、そう感じ、ディプロマを受けることに決めました。

同期生のみなさま、一期生の先輩方はお花の先生やアトリエをすでに持たれているかたばかり。その中で研鑽しています。

私は「できなくってもよい」、でもやっぱり「好き」になるようなレッスンをしたいと思っています。だって、私ができなくてもお花が好きだったからです。

大阪から家に持ち帰って、ヘンリーディーンの花瓶に入れました。 シャンペトルブーケ
すばらしい色のアジサイ そして枝もの(姫水木など)。楽しく笑って束ねましょうと。(鼻歌交じりに♪)
ヴァンソンのデモンストレーション @インターコンチネンタル大阪

ブーケやアレンジメント、季節感のある暮らし、一緒にしてみませんか?写真のこつ(スマートフォン、一眼レフなど)などもお伝えしたいと思います。

明けましておめでとうございます。

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あけましておめでとうございます。バンダを二種類加え、リメイクした帯のテーブルセンターでお正月です。家に戻ってきて、のんびりとしたじかんを過ごしています。OLYMPUS DIGITAL CAMERA
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元旦夜に帰宅して、家の和バラ(昨年4月に、和バラレッスンを受け、國枝さんの花見小路を大事に挿し芽して育てているのです)、一輪咲いていました。これが、あっという間に姿を変え楽しめます。幸先の良い新年になりそうです。OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

新春の支度 part1

お正月花の支度をはじめました。 やはりここは伝統的に?いや、洋風に?ううん、パリっぽく? モダンに? などなど考えつつ、結論は自分の好きな花を好きなように飾るのがいちばんかなと思います。

色合わせや、花材によって洋風のお花でもお正月らしくなります。あじさいを手に取り、同じ色合いのリシアンサス(みやび)ではなくあじさいを選んでしまったり、松をプラスしたりと。 ブーケを組んでみました。

器は今は長めの琺瑯のJARに入れていますが、あとから水引をかけようかと思案中。バランスからいうと、もう少し短めの花器のほうがよいのかもしれませんね。

黄緑に近い、マム(アナスタシア)とアネモネ、それからアジサイメインですが、光の加減もあいまって、少しアンニュイなイメージ。宿根スイートピーが明るさをプラスしています。

どれも好きな花材ばかり。気分を上げて新年を迎えましょう!

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アネモネ 宿根スイートピー 根松 空き色アジサイ マム(アナスタシア) 雪ヤナギOLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

 

練習用のグランブーケ(大きいブーケ)

某オークションでスプレーバラも含む50本3000円なるバラをためしに購入してみました。

産地直送、水あげは最低限とのことで、とどいてから下葉処理&深水でカット。50本すべて一輪バラで驚く私。

ばらだけで50本束ねようかなと思いながらも、色のバランスの勉強にと思い、ちょっと加えています。

そして一度仮止めして(持ちきれず)、1つは34本に枝やグリーン、もう一つはバラメインで16本の2つのブーケを作りました。

何事もチャレンジ。薄いピンクのバラを購入することは少ないのですが、色が変わってきたゼラニウムや、濃色ピンクのスイートピーにも主張せず、そして上品なブーケになりました。

 

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