パリスタイルのブーケやアレンジメントを生活に取り入れたい、お花初めてさん向けに、わかりやすく丁寧にお教えする花と暮らしの結(むす)ビスト、大石明美です。
無事にサンフランシスコに戻ってきました。パリで続報を更新できなかったため、これからしばらくパリの花研修のことをご報告しますね。


あこがれのParis自己研修。
今回は、グルメ、買い物は封印しようと心に決め、パリの地に足を踏み入れました。
たまったマイルを交換しての旅でしたので、日程の調整がなかなか変えられず、家族の予定を優先して。のはずでしたが、まさか船便と航空便が届いて間もない出立になるとは予想外でした。
いかせてくれてありがとう。留守を守ってくれてありがとう。
若いころから一人旅に慣れていたとはいえ、全くの一人旅は久しぶり。
フランスは数えてみたら12年ぶりになります。
土地勘がにぶっているのでは、ということと、もしお花のレッスンに間に合わない事態になるとご迷惑をおかけするので、6区(Saint-Germain de Pres)に宿泊することに。民泊初体験。
斎藤由美先生に事前にリクエストしておいた、由美先生レッスンが2つ。ローズバッドフルーリストのヴァンソンレサール氏レッスンが1つ。
(そのあと、もう一つ追加レッスンをお願いして、快諾くださいました。ありがとうございます)
あこがれのOdeon広場のRosebuds


到着した翌日からレッスンが始まりました。
今回、由美先生のレッスンと、ヴァンソン、右岸、ランジスとご一緒したのは奇遇にも仙台でお教室をされている大江由美先生。
また福岡からご参加のSachiyoさんとは、ヴァンソンレッスンと、アイロニーパリ店でお会いしました。
すてきな時間を共有出来て幸せでした。縁に感謝。
(わたしは幼稚園は仙台市。そして育ったのは隣の県の福島です。仙台には友達も多く住み、必ず寄る場所でもあります)
さて、初回。
あまり私が得意ではない、ブーケドマリエから。
花材はいたってシンプル。
だからこそ、難しい。
Yumi Saito Parisスタイル。
自然な美しさは、きちんとした引き算があってこそ。

慣れ親しんだカラスむぎの繊細さをいかして。
あくまでも自然な流れを。
実は、一度下の部分をやり直しました。(結束が緩く、いつもの癖で抜けてしまったのです)
心の中で、落ち着け。大丈夫。を繰り返し。(声に出してたかもしれませんが)
由美先生のアドバイスも得ながら、自分で初めから下の部分を。
部屋に持ち帰り、何度も絵になる写真を撮影。

窓枠を入れて。角度をかえて。
写真をインスタグラムからメッセージした花友達のAちゃんからは、どこかあけみちゃんらしいんだよねー。って。それは最高の誉め言葉。
彼女が言うのには、同じ花材でもシックに作る人、美しく作る人、それぞれだけど、わたしが作るブーケは「かわいくて、放っておけない」そうです。(ありがと :))
次はシャンペトル、右岸コースへのビジットと続きます。
よろしければお付き合いくださいね。