桜色のシャンペトルブーケ

先週末は、ブラッシュアップも兼ねてラフィネレフレールの金山幸恵先生のグループレッスンでした。毎回素晴らしい花材と組み合わせを用意して、笑顔でむかえてくれる幸恵先生のアトリエは「千駄ヶ谷のParis」と言われています。

クリスマスローズ、陽光桜、ビバーナムスノーボール、コデマリ

最初に芦屋から参加されたS様に説明されているのを、じっくり見て、聞いて、自分で組み始めました。そのあと幸恵先生がわたしに説明をしながら、全体を見ることと俯瞰して、冷静に。落ち着いて束ねることに集中しながらのレッスンでした。

2つのシャンペトル&コンポジション、ブーケロン、出来上がった作品はどれも素敵で。シャンペトルは私とS様のではまた違った感じで、比べてみると新鮮です。

ラフィネレフレールの金山幸恵先生のブログはこちらから

Lesson後のほっと一息。どの作品も美しく素敵でした

 

シャンペトルブーケ
家で撮影
シャンペトル 家での撮影ですが、こちらは白(シャビーシック)

上2枚は撮影用に便利かなと作ってもらったものです。(DIY)背景がいつでも同じではつまらないですものね。また見つけてきます。

カルテット (ドラマ)をイメージして作ったブーケ(part2)

カルテット、最終回を見終えたらもう一度イメージしてブーケを作ってみようと思っていました。
最終回を見る前にこれだけは使いたいなと思ったラナンキュラス 茜てまり。

これは香川県ブランドのラナンキュラスで、深い赤というよりは「これぞ赤」です。
ドラマで松たか子さん演じる真紀がよく赤いドレスを着て演奏していたので、こちらをチョイス。

ほかに、ボルドーの大輪スカビオサ、かわいらしいマメ科のルピナス、変わり咲きのボルドーのアルストロメリア。
そしてグリーンは良い香りのローズゼラニウムを。
下向きのお花が好きな私は、バイモユリも加えています。

 

茜てまり(ラナンキュラス)スカビオサ、ルピナス、アルストロメリア バイモユリ

夜に紫の八重のチューリップと、小さなアネモネ(紫、濃いピンク)そして、4人を表すように4輪のグロリオサを加えて作ったのが下の写真になります。

グロリオサ、八重チューリップ、小花アネモネ 追加
別角度

見終わってもまだセリフを思い出し、パセリをみたらセンキューパセリ、と言おうと思います。

チューリップの美しさに気づく

最近、お花屋さんでもチューリップが気になってしかたありません。以前は1月に入れば「キンポウゲ科萌え」炸裂していましたが、それと同じくらい変わり咲きのチューリップや、大人色のチューリップを探してしまいます。

チューリップを束ねるのは、茎が折れやすく注意深く、そしてクッションになるようなグリーンをうまく使って束ねると、色は暖色系でもシックに収まります。わたしは紫やオレンジのチューリップ、それからパロット咲きの白や黄色、黄緑も好きです。すんなりとした百合咲きや、原種系も。

この写真は、そんなチューリップの小さなブーケを堪能したあと崩して、触れなば落ちん といった風情で撮影しました。だんだん花びらが透明になっていき、落ちた花びらでさえも美しい。

ころんとしたオレンジのチューリップとビバーナム

レッスンについてのお知らせ

4月からレッスン内容を新しくいたします。

お花を束ねる時間、お花って楽しい!ともっと思えるような内容にしたいと思っています。新しい内容の準備が整いましたら、アップします。

よろしくお願いいたします。

YSPDのレッスンで

ディプロマレッスン

今わたしが受けている、Yumi Saito Diploma Paris のレッスンで、来日中のパリ在住フローリスト斎藤由美先生の直接レッスンがありました。

普段とは違う緊張感。(いつもディプロマレッスンは緊張しますが)午前中は穏やかに過ごして ・・・というわけにはいかずに、仕事を切り上げての参加となりました。

美味しすぎるお食事会のあと、レッスンが始まりました。

今回はいつもとは違い、ネトワイエ(下処理)してから、由美先生の説明を聞き、一本ずつ手渡されて組んでいきます。贅沢すぎる花材を惜しみなく使った、ブーケドマリエ、シャンペトルブーケ、そしてコンポジション。

あっという間のレッスンでした。「La vie est belle!」(人生は美しい)その通りの一瞬を、これから永遠に続けられるようにしたいと思います。

サポートしてくださった金山幸恵先生守屋百合香先生ありがとうございました。

あの日、アイロニーで由美先生の著書と出会ってから、少しずつ歩み始めたパリスタイル。そうして数年。直々に指導を受ける幸せを感じながら、日々たくさんのものに目を向けて、忘れずに精進したいと思います。

スイートピー 啓翁桜 豆の花 ラナンキュラス

ドラマ カルテットをイメージしたブーケ

今季のドラマで楽しみにしていたカルテット。

終盤に入りますます見逃せません。
大人っぽい主題歌も「らしく」て、そんなイメージでブーケを束ねてみました。
4つの花はすべて主役級。アネモネ、クリスマスローズ、ラナンキュラス、チューリップ(白に紫の線が入っています)

 

誰がどの花?考えてみるのも楽しい。小花は脇役ですが、アストランチア、勿忘草を加えています。

作っていて感じました。
自分で物語を再現する、そういったドラマ性のある作品は魅力があると。

カルテットブーケ